自動車のなかに、外付けタイプのテーブルを設置してみたら・・・
猫背になりにくくて、疲れにくく、何時間でもぶっ通しでパソコン作業系の仕事ができる、
最強の環境ができあがりました。
設置したのは、冒頭の画像のようなもので、
ハンドルに引っ掛けて運転席に設置したり、
ヘッドレストに引っ掛けて後部座席に設置したりできるものです。
たとえば運転席ですと、上のようにハンドルに引っ掛けて、設置することができます。
そして、私が購入したものは、高さもかなりの範囲で、自由に変えることができます。
一番上だと、このくらいで・・・
一番下だとこのくらい、といった感じですね。
モノとしては、自分の車に合うものであれば、なんでもいいと思います。
たとえばAmazonで「自動車 テーブル」とでも検索すれば、候補が見つかるでしょう。
(おそらくは同じ製品が、いろいろと名前を変えて売られているようです)
私が購入したものは1,500円くらいでした。
自動車で、スマートフォンやノートパソコンで作業をするときには、どうしても無理な姿勢になってしまうと思います。
狭い車内で、無理に画面をのぞきこんだり、無理にデバイスを操作したりしなければいけないので、当然かもしれません。
デバイスをのぞきこむために下を見続けて、猫背姿勢になってしまうことが特に多いと思います。
猫背姿勢で長時間、作業をしていると、
肩こり、腰痛、頭痛などなどさまざまな不調が起きやすいです。
イライラ感などの精神的な不調につながる場合もあり、
そうなってくると、作業効率さえも落ちてしまいます。
肩こりやイライラ感じがまったく無く、頭の中がクリアな状態で作業するのと、
強い肩こりやストレスがあり、イライラしながら作業するのとでは違ってくるのは、
言うまでもないことですよね。
ふつうに机と椅子で作業をするときには、姿勢をキープするための基本的な原則にさえ気をつけていれば、そう極端な猫背になることはないのですが・・・
自動車内はもともと、そういった作業をするための場所ではありませんので、特に工夫をしない場合、極端に姿勢が崩れやすいのです。。
私も、自動車内での疲れにくい、効率のいい作業を実現するため、いろいろ試行錯誤をしたのですが・・・
最終的には、「テーブルを設置する」ことでほぼ完全に、目的を達成することができました。
たとえば、テーブルの上にノートパソコンを置いてみます。
こうすると、ディスプレイがだいたい目線の高さにきますので、
下を覗き込むことによる「首猫背」になることがありません。
かんたんな作業ですと、このままタイピングしたり、タッチパッドを操作したりして進めることもできます。
しかしこれだけだと、タイピングするためにはちょっと位置が高すぎますし、
テーブルにもさすがに、しっかりと手を置いてもまったくたわまないほどの強度はないので、
快適で効率がいいタイピング・・というのは、なかなか難しいです。
そのため、がっつりと作業がしたいときは外付けキーボードを使います。
こんな感じで、ふとももの上に載せると、
手を挙げすぎずにタイピングができるので、姿勢が崩れにくく肩がこりにくいです。
注意点として、ふとももの上にキーボードを載せると、テーブルに置く場合と違って、手首を置く場所がないため、
リストレストが必須になってくるのですが・・・
普通の、スポンジ製などのやわらかいリストレストを使うと、
ふとももの上だと変形してしまい、使い物になりません。
(机の上で使うなら、変形しないので問題ないのですが)
そのため私は、木製の、変形しない強度を持つリストレストを使ったところ、
うまくいきました。
加えて、マウスも設置してあげるとさらに作業がしやすくなります。
さすがに、ふつうのマウスを動かせるスペースはありませんので、
私はトラックボールマウスを設置して使っています。
トラックボールマウスは操作に若干、慣れが必要なのですが、
慣れてくるとふつうのマウスと変わらないくらいスムーズに操作できるようになります。
ここは外付けのタッチパッドとかでも、いいかもしれません。
キーボードやマウスは、私は接続の安定性を考え、有線で接続していますが、
Bluetoothでもよいと思います。
また、ここではノートパソコンを使っていますが、
場合によってはiPadなどのタブレットや、スマートフォンでも良いと思います。
こうして、自動車内に作業環境を整えてあげると、
自動車内で、何時間でも快適に作業ができる環境が整います。
たとえば車での出張先で、たとえば車での観光のあいまに、たとえばドライブの途中で・・・
ちょっと作業をしたい、と思うことはけっこうあるのではないかと思います。
また、いつもは家の中でパソコン作業をしている場合であっても、
たまには環境を変えると仕事が捗る・・ということがあるかもしれません。
そういった場合には、テーブルを設置して「自動車の中に作業環境を整える」方法は、かなり有効です。
さらに加えて、自動車にテーブルを設置しますと、
飲食や読書さえも、快適にできるようになります。
こんな感じで、膝の上などに置くしかなかった食べ物などを、
快適に置くことができるようになります。
私は最初から、ここまで便利だろうと予想してテーブルを買ったわけではなく、
安いし、何かの役に立つかも?くらいに思って、Amazonでポチっただけなのですが・・・
予想に反して、自動車内に、オフィスと同レベルの快適な環境を実現することができましたので、
こうして記事にしてみました。
もし、クルマで作業をしているとやたらと疲れる!とか、やたらと肩がこる!とかがある場合は、
ぜひ、参考にしていただければ、と思います。