階段を登るとすぐ疲れるのは、「後傾」した登り方が原因かも


長い階段

階段を上るのは、ある程度、疲れるものです。

自分の体重を、高いところまで運ぶわけなので、当然ではあります。

 

しかし、たとえば2階までとか、3階までとか、ちょっと階段を登っただけなのに、なぜか・・・

◇妙に、疲れてしまう

◇太もも負担がかかり、パンパンになってしまう

◇息切れしてしまう・・・

もし、どれかに当てはまる場合・・・
もしかすると、「後傾」した登り方が、原因かもしれません。

 

そして・・・階段を上るときの、後傾を防ぐことができれば、今よりは、
「疲れない上り方」といったものが、実現できるかもしれません。

 

現代は、階段が多い時代です。

駅とかデパートとかを見渡せば、いくらでも階段がありますし、
普通に日常生活を送っていても、いくつもの階段を、登ったり降りたりするはずです。

 

現代は、昔に比べると、高層の建物も多いですし、
エスカレーターとかエレベーターとかがあるとはいえ、移動のため、階段を使う機会が多くなるのは、
仕方がないことでしょう。

 

私も駅とかは、毎日のように利用しますし、階段を上ることは多いのですが・・・

もちろん、他の人たちと一緒に、階段を使うわけですが、
「後傾」してしまうことによって、身体に無駄なダメージを与えている人が多いな・・と、
思うことが、よくあります。

 

後傾とは、なんでしょうか?

 

突然ですが・・・あなたは、地面に立つとき、
どんな感じで立ちますか?

後傾して立つ人のイラスト

上の画像くらいにまで、後ろに、傾いたまま生活する・・・という方は、
おそらく、いないと思います。

 

こんなにも、のけぞったような、後ろに傾きまくった状態で生活すれば・・・
からだに、無駄な負担がかかり続けて、どんどんキツくなっていきますよね。

場合によっては、肩こりがきたり、キツすぎて息切れがきてしまったり・・ということも、あるでしょう。

 

重心の位置も、これでもかというくらい、踵にきてしまうはずです。

いろいろと理由はありますが・・かかと荷重になると、太ももに負担がかかりますので、
この状態で生活するとする、太もももパンパンになっていくはずです。

 

・・・と、人間は「後傾」した状態で生活すると、
全身のいろいろな場所に、ダメージを受け続けてしまうものなのです。

姿勢よく立つ人のイラスト

「立つ」というと、普通は、まあこんな感じですよね。

現実に、上の「後傾」した立ち方で生活している人は、
まあ、居ないでしょう。

 

しかし・・・

 

「階段を上るとき」だと、意外と、後傾してしまうことが多いのです。

本人も気づいていないあいだに、いつのまにか、後ろに傾いたまま上ってしまうわけです。

後傾して階段をのぼる人のイラスト

イメージとしては、上の画像のような感じですね。

こんな感じで階段を上っている人・・けっこう、いませんか?

 

この画像、上半身の角度てきには、上でお示しした「後傾して立っている人」と同じくらいです。

しかし、階段を上るときだと、こういう姿勢はけっこう、なってしまいやすいですので、
見てもそんなには違和感がないのではないか、と思います。

 

しかし・・・

正しい重心で階段をのぼる人のイラスト

正しいからだの角度で、階段を上る・・というと、
だいたい、上の画像のような感じになります。

 

・・・上の、後傾した画像と比べてみると、
違いは一目瞭然ですよね。

 

そう、「階段を上るとき」というのは、
知らず知らずのうちに身体が、ふつうに立っているときではあり得ないほどに、
後ろに傾いてしまっている・・ということが、とても多いのです。

 

そして、からだが後ろに傾いたままの状態だと、
まっすぐに立てていないわけですので・・

肩とか、首とか、腰とか、膝とか・・いろいろな場所に、ダメージがたまりやすいです。

全身の疲れやすさにも、つながります。

 

これはもう、その場でちょっと、後ろに傾いてみてもらえれば、
すぐにわかると思います。

後ろに傾いた瞬間、ぐっと、いろいろな場所に無駄な力が入りますよね。

その状態をしばらく続けてください・・と言われたら、
普通は、きつい、と思うでしょう。

 

なぜ、階段を上るときは、後傾することが多いのでしょう?

 

いろいろとありますが・・階段を上るときは、脚を、上に向かって出しますので、
それにつられて後傾してしまう・・ということが多いです。

 

単純に、物理的な傾きやすさもあるでしょう。

クルマなどでも坂を上るとき、平地と比べてうしろに傾くのはあたりまえです。

しかし階段を上る場合は、姿勢をまっすぐに補正してあげないと、
斜めの場所を上るわけですのでいつの間にか、からだ全体が後ろに傾いてしまいます。

 

もしくは、階段を上るときは、どうしても姿勢が崩れがちですので、
「姿勢を維持する力」が弱いと、重心の位置をキープできずに、後傾していってしまいます。

 

・・・とまあ、そういった理由で、
「階段を上るとき」というのはすごく、身体の後傾によるダメージが起きやすいですので、
注意しなければいけないのです。

 

もちろん、心疾患(心臓の病気)とか、呼吸器疾患(肺や気管支などの病気)でも、
階段を少し上るだけで息切れする・・といった症状は、出ます。

なので、そういった症状があまりにひどい場合には、
いちど、病院で検査などしてもらったほうがいいのですが・・・

しかし、階段ですぐに疲れてしまう原因は意外にも、
すぐに「後傾」してしまう身体の使い方だったり、するかもしれません。

 

からだの後傾以外ですと、例えば、
横隔膜が固くて猫背になっているとか・・

もしくは腰の姿勢が崩れている・・とかが、原因としてよくあると思います。

 

私は以前、現在に比べるとずっと、疲れやすい体質だったのですが・・・

以前は、こういうことをぜんぜん知らずに生活していましたので、
もしかすると、階段を上るたびに、
知らず知らずのうちに、身体にダメージを溜めていたのかもしれません。

 

なぜか、階段でやたらと疲れてしまう・・というとき、
思い出していただければ、と思います。


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