横隔膜に違和感があるのは、うまく動かせていないからかも


緑あふれる公園

横隔膜を動かすのには、コツがあります。

 

横隔膜に違和感がある・・と思われる場合は、
もしかしたら、横隔膜をうまく動かせていないかもしれません。

 

違和感というのは、かなり大雑把な言葉なので、
どういう感覚なのかは人によって、大きく違ってくるとは思うのですが・・・

人間の身体には、さまざまな部分があり、
その部分がうまく使えていない場合に、使えていない場所に違和感などの症状がでることがあります。

 

たとえば、スポーツなどで腕を動かすときに、手先だけで動作をしてしまうと、
腕の土台である肩甲骨が動いていないので、肩甲骨まわりの筋肉もちゃんと動くことはできず、
固まってしまいます。

そして固まってしまった肩甲骨まわりの筋肉が、痛みや不快感、違和感・・といった感覚を起こすことがあるのです。

 

同じようなことが、横隔膜でも起こります。

横隔膜をちゃんと動かすことができていないと、固まってしまうので、
同じように痛みや不快感、違和感・・といった症状が出ることがあるのですね。

 

それでは、横隔膜をちゃんと動かしてあげるためには、どうすればいいのでしょうか。

 

横隔膜は、呼吸をするための筋肉で、
特に、息を吸い込むための「吸気筋」ですので、
しっかりと呼吸をすることで、しっかりと使ってあげるのが重要です。

 

呼吸をするための筋肉は、「首」「胸」「おなか」にあります。

このうち横隔膜は、「おなか」の筋肉になるのですが・・

呼吸が浅いと、おなかが全然使えず、
首や胸だけの呼吸になってしまうことが多いのです。

 

それでは、この文章を読んでいる現在の、あなた自身の呼吸を意識してみてください。

もし、首や胸・・つまり浅い部分だけを使った呼吸になっているとすれば、
横隔膜が使えない呼吸になってしまっている可能性があります。

 

首や胸だけの呼吸になれば、おなかは使えていないので、
横隔膜は働かず、固まっていってしまいます。

そして、違和感などの症状につながってしまう・・というわけです。

 

横隔膜をちゃんと働かせるためのコツなのですが・・・

鼻の奥で、5秒間吸う」習慣をつけることで、
おなかを使った深い呼吸ができるようになりましょう。

 

基本的に、口で呼吸をすると、全身の呼吸筋が働きにくく、
鼻でゆっくりと呼吸をすると、首・胸・おなかの筋肉を総動員した深い呼吸をしやすい・・と言われています。

鼻でゆっくりと呼吸をするのが、呼吸のしかたの基本なのです。

 

このとき、息を吸うときにしっかりおなかをふくらませ、
息を吐くときにおなかをへこませる、という動作が重要です。

いわゆる「腹式呼吸」の動作ですね。

 

このように、いろいろと工夫して「深い呼吸」ができるように心がけていくと、
横隔膜が固まってしまうのを防ぎ、やわらかくて動きやすい状態に保つことができ、
違和感などの症状を、取り除けるかもしれません。

 

違和感だけではなく、
横隔膜が固まると、痛みを引き起こす場合もありますので、
そういった場合にも深い呼吸により横隔膜をやわらかくする方法は、有効なはずです。

 

横隔膜が固まった状態は、猫背も引き起こしてしまうので、
「深い呼吸」というのは、身体づかいの中でもかなりの重要ポイントになります。

 

ぜひ、日頃から深い呼吸を心がけて、
横隔膜が固くなりにくい、横隔膜の不調が起きにくい身体づくりを心がけてみては・・と思います。


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