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圧倒的に仕事ができる人って・・なぜそんなに出来るの?
社会に出ると圧倒的に仕事ができる人を、1人は見ることになるはずです。
そういう人は周りとはちょっとかけ離れた、すさまじい能力を発揮していて・・
能力だけでなく「雰囲気」も常人とは違い、並々ならぬオーラをまとっていたりします。
自分の会社だけではなく、「世の中」にもそういう人は居るものです。
テレビやネットを通じて、有名になっていることも多いですね。
何をどうやったら、そんな結果を出せるの?と思わせるスーパーマンたちです。
そして圧倒的に仕事ができる人は、憧れの対象にもなりやすいものです。
なので圧倒的に仕事ができる秘密は?何をどう鍛えればそうなれるの?
そうやって興味を持つ人は多いでしょう。
この記事を書いている私自身は決して、圧倒的に仕事ができる人ではないです。
しかしこれまでに社会人として働きながら、圧倒的に仕事ができる人たちを見上げ・・
一体どうしたらそんなに出来るようになるのか?と考えたことはよくあります。
なのでこの記事では、圧倒的に仕事ができる人はなぜそんなにできるの?
どんな能力や条件をクリアすれば、そうなることができるの?
ここを考察していきます。
目次
「すべての条件」が揃っている
圧倒的に仕事ができる人の条件は?
ここをまず、ひとことでまとめて言ってしまうと・・
「必要なすべての条件」が揃っている、ということです。
仕事ができる人になるための条件は、いろいろあります。
たとえば仕事スピードが速いとか、頭がよく回るとかですね。
そしてそういった要素があれば確かに、仕事レベルは高くなってきます。
しかし「圧倒的に」出来るようになるためには、ひとつふたつでは足りません。
圧倒的にできる!と思われるレベルの人は、多くの条件をすべて兼ね備えていて・・
そのすべてが掛け算的に、相乗効果を発揮しているものなのです。
なので圧倒的に仕事ができる人は、そう滅多には見られないはずです。
すべてを兼ね備えるというのは、簡単なことではないからですね。
そしてもし圧倒的に仕事ができる人になりたい!と、目指して努力しようとするなら・・
ひとつひとつの要素を鍛え、すべてが結実するレベルにならないとそこまでの結果は出ないはずです。
なので圧倒的にに仕事ができる人に「なろう」とするのは、とてつもなく難しいことになるのです。
じゃあ、圧倒的に仕事ができる人になるための「必要な条件」って、具体的にどんな要素があるの?
以下、解説していきます。
処理速度が速い
圧倒的に仕事ができる人になるための条件たち・・
そのひとつめは「処理速度が速い」、ということです。
これはもう、真っ先に思いつく要素かもしれません。
仕事をサクサク処理できるスピード無くして、圧倒的に仕事ができる!なんて無理ですよね。
処理速度はそのくらい、仕事の基本になっているはずです。
仕事が速ければ速いほど、成果も大きくなるのが普通です。
たとえば書類仕事を普通の速さで終わらせる人と、通常の3倍の速度で終わらせる人・・
どちらが仕事でより高い戦果を上げやすいか?は、言うまでもないでしょう。
処理速度が速い理由も、いろいろ考えられますが・・例えば、
- もともと地頭が良い
- 仕事をたくさん経験し、経験値を積んだ
- 効率化が上手く、仕事を最小限の力で終わらせる
こういった要素があるでしょう。
そして圧倒的に処理が速い人はおそらく、このすべてに長けているはずです。
という感じで・・処理速度が速く、それが高い成果をどっしりと支えている!
これが圧倒的に仕事ができる人の、第一の特徴です。
視野が広い
視野が広いので、仕事の全体像がよく見えている!
これも圧倒的に仕事ができる人の、必須要素になってきます。
仕事で、広い視野を持つことができていれば・・
例えばこの仕事は自分がやるより、この向いている部下に任せるほうがずっと効率がいい!
今はこの仕事をいったん止めて、こっちの仕事をやるべき時だ!・・といったことが分かってきます。
そしてこういった全体を見る能力は、圧倒的な仕事をするためには必須でしょう。
逆に視野が狭く、まわりがぜんぜん見えていないと・・
ラクに走れる道路がすぐそばにあるのに、苦労しながら岩場を進む感じになります。
たとえ足が速かったとしても、それでは大したスピードは出ませんよね。
スポーツ・・例えばサッカーでも、視野の広さは大事だと言われています。
たとえ走る速さやボールキープ能力といった、その人自身のスキルそのものが高くても・・
視野が狭くてフィールド全体が見えていないなら、出せるパフォーマンスは半減するでしょう。
視野が狭くても他の能力、たとえば処理速度が速ければ、それなりの仕事力は出せるでしょうが・・
うまく全体が見えないならやはり、「圧倒的に」出来る!というレベルにはならないでしょう。
なのでここも、圧倒的に仕事ができる人に必要なことです。
学習能力が高い
「学習能力」が高く、あらゆるところから貪欲に吸収できる!
これが圧倒的に仕事ができる人の、次の特徴となります。
たとえもともと、天才的に頭が良かったからといって・・
仕事はそれだけで、高いレベルでこなせるものではありません。
高いレベルでこなすためには、いろいろなことを「学ぶ」必要もあるからですね。
あなたの仕事を見返しても、学ぶことは山ほどあったのではと思います。
そして時間をかけてひとつずつ、必要なことを習得していくことで・・
最初はできなかった仕事が、少しずつ出来るようになっていくものです。
そして圧倒的に仕事ができる人は、この「学び」においても優れていて・・
必要なことをスポンジのように、すごいスピードで吸収します。
そして実際に仕事で使える形で、身につけることもできます。
これができると、「その仕事ならではの難しい作業」といったものを・・
学んだスキルを活かして、サクサクこなせるようになります。
そしてあらゆる仕事でこれが出来ることは、圧倒的な仕事力のためには必須です。
学習能力の中には、たとえば「失敗から学ぶ」能力とか・・
もしくは自分の主観を入れすぎず、教えられたことをちゃんと吸収する「素直さ」とか・・
ちゃんと学ぶべき人から学ぶ「師匠選び」の能力といったものも含まれます。
そして圧倒的に仕事ができる人はおそらく、これらすべてに優れているでしょう。
という感じで・・学習能力が高く、仕事のために学ぶべきことをちゃんと学べる!
これも圧倒的に仕事ができる人に、必須の条件です。
その仕事に向いている
天職と言えるくらいに、その仕事に向いている・・
これも、圧倒的に仕事ができる人はかならず持つ要素でしょう。
仕事には人それぞれ、向き不向きがあります。
そしていま現在、ぜんぜん向いてない仕事をすることになっている人も・・
もしくは、自分にとってはこれが最高だ!と言えるくらい、向いてる仕事を獲得できている人も居るでしょう。
そして圧倒的な仕事力のためには、その仕事に向いていることは必須です。
なぜなら向いていない仕事では、仕事力は激減するのが普通だからです。
これはもう、あえて詳しく解説するまでもないかもしれません。
好きな仕事をワクワクしながら、楽しみながらやっている場合と・・
きらいな仕事を陰鬱な気持ちで、イヤイヤながらやっている場合・・
どちらがより高いパフォーマンスが出るか?は、言うまでもないですよね。
もちろん向いていない仕事であっても、それなりの仕事力を発揮することはできます。
嫌いでやりたくない仕事だけど、根性でめちゃくちゃ頑張っているような場合ですね。
そしてそこに処理速度といった実力が加われば、かなりのレベルの仕事にはなるでしょう。
しかし向いていない仕事では「圧倒的に仕事ができる」まではいかないはずです。
もとの仕事能力が、いくら高かったとしても・・
向いていなくてパフォーマンスが半減してしまえば、最高レベルからは離れてしまうからですね。
どんな仕事に向くか?はもちろん個人差があって、探し出すのもなかなか大変なものですが・・
自分に向く仕事を獲得し、楽しく仕事を続けられている!
これも圧倒的に仕事ができる人の条件になってきます。
人間関係に強い
「人間関係」にも強みがあり、会社の誰とでも仲良くできる!
これも圧倒的に仕事ができる人の、外せない特徴です。
会社で大きな成果を出すには、チームプレイが必要です。
会社というものは、多くの社員が協力していく前提のもので・・
高いレベルの協力関係が成り立ったとき、個人ではとても届かないような大きな成果が出るものです。
そして会社におけるチームプレイは、優れた個人プレーの成果を凌駕します。
なのでいかに能力が高い、実力のある人であっても・・
個人プレーしか出来ないのなら普通は、「圧倒的」と言えるほどの成果は出せないものです。
なので圧倒的に仕事ができる人はもれなく、チームプレイにも優れています。
個人としての力が高いだけでなく、他の人と協力することも得意なので・・
チームプレイじゃないと出来ないような圧倒的な成果を、ちゃんと出せるわけですね。
そしてチームプレイが上手い人には、いろいろな特徴があります。
- 性格が良く、他の社員から好かれる
- 場の空気を読む力が高い
- 部下をうまく使いこなすことができる
こんな感じですね。
これらすべてに長けていればもちろん、問題なくチームプレイができるでしょう。
という感じで、個人としての能力が高いのはもちろんのこと・・
加えて人間関係の組み方もハイレベルで、理想的なチームプレイまで出来る!
これも圧倒的なレベルの仕事のためには、必要な要素になってくるでしょう。
耐久力が高い
「耐久力」が高いので、そう簡単にはへこたれない!
これも圧倒的に仕事ができる人に、必要なことのひとつです。
社会で働くというのは、ラクなことではありません。
これはもう実際に働いている人であれば、あえて説明はいらないですよね。
キツいことも、もう辞めたくなるようなことも、たくさん経験するのが普通のはずです。
具体的には、
- パワハラ上司の暴言に、メンタルを削られる
- 多すぎる仕事に頭を使いすぎて、疲れ切ってしまう
- 眠れないほどの激務に、体調を崩してしまう
職場や職種によっても違ってきますが、こういうのは定番だと思います。
そしてこのキツさにダメージを受け、押し潰されてしまうと・・
当然ながらもはや、高い成果どころではなくなります。
元がどんなに優秀な人であったとしても、そうなりますよね。
もちろん人間ですので、キツさを感じたり休んだりするのは普通です。
私自身もハードな職場では、それなりに病んでいました。笑
しかし・・圧倒的に仕事ができる人はここも、常人とはちょっと違ったりします。
そう・・圧倒的に仕事ができる人は、キツいことに対する「耐性」も超人的なのです。
なので普通なら倒れてしまうくらいの、ひどい激務だったとしても・・
顔色ひとつ変えずにサクサクこなし、止まることなく最後まで終わらせます。
もともと様々な能力が高く、すごい効率で仕事を進める人が・・
さまざまなキツさへの耐性もあり、へこたれずにその力を発揮し続ける!
それはもう、もちろん、「圧倒的に仕事ができる人だ!」という評価になるでしょう。
逆に、もともとの能力がどれだけ高かったとしても・・
メンタルに負担を受けるたび落ち込み、休むことになる・・
これが悪いこととは言いませんが、この場合はやっぱり「圧倒的に仕事ができる」からは遠ざかることでしょう。
という感じで、まるで重戦車のように耐久力が高く、キツいことをすべて跳ね返す!
これも圧倒的に仕事ができる人の、見逃してはいけない特徴となります。
目的意識がある
自分はこれを達成したくて、この会社で働いているんだ!
この「目的意識」がバッチリ決まっていて、ブレずにまっすぐ進んでいる・・
これも圧倒的に仕事ができる人に、必要な条件のひとつです。
「目的」が決まっている人は、強いものです。
そういった人は迷うことなく、がむしゃらに力をつぎ込むことができますので・・
もちろん仕事能力もそのぶん、高いレベルになりやすいです。
逆になぜ働くか?という目的意識が無いまま、日々なんとなく働いているなら・・
それが悪いとは言わないのですが、やはり、目的がある人より成果が小さくなります。
どうしてもだらだらした、集中力の弱い働き方になるからですね。
なので圧倒的に仕事ができる人は、何のためにこの仕事をしているか?
ここが、きっちり定まっていることが多いです。
逆にここが定まっていないと、その仕事力は「圧倒的」からは離れてしまうわけですね。
もちろん目的というのは、人それぞれです。
家族を養うため、趣味のお金を稼ぐため、レベルアップを楽しむため、出世のため・・
人によってぜんぜん違ってきますし、それでいいと思います。
しかし圧倒的に仕事ができる人は、「自分なりの目的」がちゃんと定まっている!
なのでブレずに、へこたれずに、仕事のために進み続けることができる・・
これも圧倒的に仕事ができる人に、必要な条件のひとつと言えるでしょう。
圧倒的に仕事ができる人になるためには
圧倒的に仕事ができる人に、憧れる・・
自分も、圧倒的に仕事ができる人になりたい!
圧倒的なに仕事ができる人を身近で見ていると、そういう感情が湧くかもしれません。
しかしそうなるためには、この記事で書いてきたように数々の「条件」があり・・
ひとつふたつをクリアするだけではなく、そのすべてを「あわせ持つ」必要がある!
そう考えると、それはとてつもなく難しいことになってしまうとは思います。
圧倒的に仕事ができる人は確かにいますし、私のまわりでも知っていたりしますが・・
そういったレベルになるためには、単に「たくさん努力する」くらいでは不十分でしょう。
もともと天才とか、頑張っている人の5倍くらい努力できるとか、そういった特別な要素が必要になるはずです。
やりこみの程度としても、仕事から帰ってからちょっと勉強するくらいではなく・・
人生のすべてが仕事に向かっている、くらいの力の掛け方が要りそうです。
どの分野でもトップクラスの成果を出す人は、そのくらいやっていますよね。
とはいえこの記事で挙げてきた要素のひとつふたつを、十分なレベルまで高めるだけでも・・
圧倒的とまではいかないまでも、普通に「デキる人」くらいの仕事力にはなるはずです。
そしてたいていの場合で、そのくらいが得られれば十分なのではと思います。
ちなみに私自身は、自分が「圧倒的に仕事ができる人」になるなんて無理だと考えているので・・
そのためのえげつない努力といったものは、やっていません。笑
むしろ仕事だけではなくプライベートともバランスをとって、楽しく生きられればいいかな・・くらいに考えています。
圧倒的に仕事ができる人の扱い方
圧倒的に仕事ができる人が、職場に居る場合・・
そういうレベルで仕事ができる人の、扱い方がわからない!
こういう悩みもありそうです。
圧倒的に仕事ができる人が居てくれると、もちろん職場としてはありがたいですが・・
圧倒的レベルな人は雰囲気からして、明らかに「特別」だったりします。
なので他の人と同じように仕事をさせていいものか?待遇ってどうすればいいの?と悩まれるかもしれません。
そしてここは正解が無い、なかなか難しいところなのですが・・
少なくとも、圧倒的に仕事ができる人を「潰す」ような扱いはNG!
ここだけは確かだと思います。
圧倒的にできる人を潰す?何で?と思われるかもしれませんが・・
上の記事で解説しているように、「優秀な人を潰す職場」というのは意外と多いものです。
どんな職場が、優秀な人を潰すのか?
要点を抜粋してみると、
- より多くを押し付ける
- 働きへの見返りを用意しない
- 仕事レベルの「同調」を求める
こういった扱いをして、優れた人を押し潰してしまうことが多いと思います。
圧倒的に仕事ができる人といっても、考えを持つひとりの人間ですので・・
その仕事力に甘えてぶらさがる感じで、他の人よりたくさんの仕事を押し付ける!
その上、お金・出世・待遇といった形で、その圧倒的な仕事に報いようとしない!
そんな扱いを受ければもちろん、不満を持つことは多いでしょう。
さらには年功序列系の職場だと、「仕事力が高すぎる、まわりに合わせろ」みたいな圧力が掛かることもあります。
たとえば実力は無いけど、年齢だけが高いタイプの重役が・・
自分よりあきらかに力のある若造を脅威に思い、潰さねば!と思ってしまうようなケースですね。
こういった職場だともちろん、圧倒的に仕事ができる人が離れる可能性が高いです。
あきらかに居づらいですので、当然ですよね。
そして圧倒的に仕事ができる人は、引く手あまたです。
その圧倒的なレベルの仕事に、正当な対価を払う会社はいくらでもありますので・・
なので圧倒的に仕事ができる人が本当の意味で「潰される」ことは無く、ただ次に行くだけだったりします。
そして圧倒的に仕事ができる人を失うのは、会社にとって大きな損失です。
なのでそういった人を職場に抱えているときは、「潰す」ことになってしまわないよう気をつける!
ここが、いちばんの注意のしどころになるのではと思います。
今回は圧倒的に仕事ができる人はなぜできる?をテーマにお話ししました。