あっさり辞める人の思考とは?

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退職届を出す人

Aさん、もう何年もうちの会社で働いていたのに・・

顔色ひとつ変えず、退職届ぽんと出して、あっさり辞めた!

・・あっさり辞める人の思考って、どうなってるの?

 

職場を辞めるときの振る舞いは、人それぞれです。

そして一般的には、泣いて別れを惜しんで辞めていく人や・・

さんざん迷ったけど、仕方なく辞めていく・・みたいな人が多いものです。

 

しかし最近は感情を動かさずに、あっさり辞める人も多いです。

「やーめた」みたいに、まるで要らなくなったものを捨てるように辞めていくわけですね。

 

そして、そんなふうにあっさり辞めていくのを見ると・・

「どうして、そんなに心を動かさずに辞めていけるの?」

「人情とか、職場へのこだわりとか、そういうのは無いの?」

「頭の中、どーなってんの??」

こんな感じで、理解できないことがあるようです。

 

私自身もこの記事を書いている3年ほど前に、職場を辞めたのですが・・

私も辞めるときは、かなりあっさりと辞めてしまった記憶があります。

思い返すと、ちょっとドライすぎたかもしれないと思うくらいですね・・笑

 

なのでこの記事では、職場をあっさり辞めてしまうのはなぜ?

あっさり辞める人特有の、考え方とかあるの?

ここを解説していきます。

職場への愛着が湧かなかったから

職場に対する「愛着」が、まったく無い!

これがあっさり辞める人の、よくある性質となってきます。

 

職場にどのくらい愛着があるか?は、人によって違います。

そしてまあ普通は、辞めるとき名残惜しいなぁと思うくらいの愛着は湧くものですし・・

会社は家族だ!ここに骨を埋めるんだ!くらいの愛着を持つことも、あり得るでしょう。

 

そして職場にまったく愛着を持たないケースも、もちろんあり得ます。

その職場がどーなろうが、知ったこっちゃないよ!

その職場の人と仲良くする必要なんて、別に無いよね?・・みたいな感じですね。

 

そしてもし、このくらいのレベルで愛着が無いのなら・・

辞めるときあっさり辞めてしまうのも、それは当然のことですよね。

愛着ゼロの場所から離れることになったって、心動かされはしないはずです。

 

それって、ただの薄情者なんじゃないの?

と、もしかしたら思われるかもしれません。

 

しかし本人の性格によらず、愛着が無くなってしまうケースはあります。

定番なのは「パワハラを受けるうちに愛着が消えた」、とかですね。

立場に勝る上司に、一方的に暴言といった攻撃を受けてしまえば・・

こんな場所どーでもいい!となるのも、それは仕方がないことでしょう。

 

もしくは、そういった特別な事情は無かったとしても・・

職場への愛着というものは一般的に見て、徐々に減ってきているものです。

そして「終身雇用」が一般的だったような時代と比べると、それは仕方がないのではと思います。

 

という感じで・・会社に愛着が無いので、辞めるときにも感情が動かない!

これがあっさり職場を辞める人の、いちばん多い理由だと思います。

「遊牧民タイプ」の性格だから

遊牧民のイメージ

性格が「遊牧民タイプ」だから、あっさり移動してしまう!

これも人があっさり辞めるときの、よくある理由です。

 

遊牧民というのは、モンゴルの騎馬民族みたいなイメージですね。

ひとつの土地に定住せず、広い草原を馬で走り回り・・

その土地その土地の動物を狩って、生きていくようなタイプです。

 

そして現代でも、この遊牧民のような生活を好む人は多いです。

ひとつの会社に定住せず、広い社会を自由に動きまわり・・

給料を得る会社をたびたび変えながら、生きていくタイプということです。

 

こういったタイプだと当然、会社をあっさり辞めることになります。

そもそも、ひとつの会社でずっとやっていく!という性格ではありませんので・・

ここでは十分稼いだな、よし次!みたいな思考で、さくっと離れていくわけです。

 

逆に「農耕タイプ」の性格だと、そうあっさりとは辞めないことになります。

農耕してる人のイメージ

農耕タイプというのはまさに、昔の日本の農民みたいなイメージで・・

ひとつの土地に種をまき、田んぼを作り、ずーっとそこで食べていくようなタイプです。

 

そして農耕タイプの性格だと、そう簡単に会社を移ったりはせず・・

ひとつの会社ですこしずつ作物を育てるように、たっぷり時間をかけて糧を得ようとします。

なのでこっちは、あっさり辞める!とは対極のタイプと言えるでしょう。

 

性格というのはもちろん、人それぞれ違ってきます。

そして、社員があっさり辞めた!なんで?と思ったときは・・

もしかして遊牧民タイプの性格だから?と考えてみると、理解するきっかけになるかもしれません。

「会社外の目的」が強いから

会社の外の目的」を、強く持っている!

これもあっさり辞める人の、よくある事情となってきます。

 

サラリーマンは誰でも、目的を持って働いています。

何が目的か?はもちろん、人それぞれですが・・

家族のためお金を得る!仕事力を高める!など、何かのために働いているわけですね。

 

そしてこの目的には、「会社内の目的」と「会社外の目的」の2種類があります。

まず「会社内の目的」というのは、例えば・・

会社内の目的
  • 給料アップ
  • 役職につく
  • 社内での高評価

こういった「会社の中」だけで実現するタイプの目的です。

それぞれ会社の中だけで有効な、会社を出たら無くなってしまうタイプの成果ですよね。

 

対して「会社外の目的」というのは・・

会社外の目的
  • 資産を増やす
  • 資格取得
  • 職歴を得る

こういった「会社外」で得られるタイプの目的のことです。

 

ここで例にあげた「資産」「資格」「職歴」はそれぞれ、会社の外に属する成果です。

資産は会社ではなく、銀行や証券会社にためるものですし・・

資格は政府に属するような、公的機関といったところが認定しますし・・

職歴は、その人個人に属するものとなりますよね。

 

そして会社外の目的は、会社で頑張ることによって実現に近づきはしますが・・

会社を離れても無くならない、という性質があります。

資産も資格も職歴も、会社を辞めたってなくなりませんよね。

 

なのでもしその人が得たいものが、会社外の目的だった場合は・・

目的を果たしてしまえば、あっさり辞めることになります。

 

会社外の目的を得ようとしている場合、その会社に勤めるというのは「手段のひとつ」に過ぎませんので・・

得るものを得てしまえば、それでその人にとっての会社の役目は終わるわけですね。

なので、よし目的達成!とばかりにさっさと辞めてしまうわけです。

 

対して、その人の目的が会社「内」にある場合・・

会社を辞めれば成果はなくなってしまいますので、そう簡単には辞めません。

そしてたとえ辞める場合であっても、後ろ髪を引かれるようにためらいながら辞めていくはずです。

 

という感じで・・目的が会社の外にあるので、その会社にずっと居ることに執着しない!

これもあっさり辞めてしまう人の、よくある思考になってきます。

実力が高いから

実力が高いので、辞めるのが怖くない!

これもあっさり辞める人の、一般的な特徴です。

 

実力が高いというのは、たとえば・・

  • 仕事力が高い
  • 特殊な資格を持っている
  • 良い人間関係をすぐ作れる

こういった、仕事にかかわる高い能力を持っているということですね。

 

そして、ビジネスパーソンとしての実力が十分に高いなら・・

今の会社ではなく他の会社に行っても、まあ問題なくやっていけます。

さらには「独立」してしまうのも、そう難しくないでしょう。

 

なので、会社でちょっとでも理不尽なことがあったりすれば・・

「もういーや」とばかりに、あっさり辞めることになります。

やっていけなくなる怖さといったものが無いので、さくさく行動できるわけです。

 

逆に「その会社にいなければやっていけない」タイプなら、あっさり辞めることはまずありません。

どうしようもない事情で辞めるとしても、ためらいながら辞めていくはずです。

辞めたあとにちゃんと食べていけない可能性が高くなるので、抵抗が強くなるわけですね。

 

という感じで・・十分な実力があるので、ためらわずに辞めてしまう!

これもあっさり辞める理由として、結構あります。

上司を恐れていないから

上司を恐れていないので、辞めるという決断をしやすい!

というのも社員があっさり辞めるときの、意外な理由だったりします。

 

上司が退職の抑止力になるというのは、定番です。

もうこの会社いやだ!辞めてやる!と思い行動しようとしたけど・・

上司が怒るのが怖いので、退職を思いとどまる!みたいな感じです。

 

特にパワハラブラック企業みたいなところだと、この事情がとても強くなります。

辞める!と意を決して、退職届の準備までしたけれど・・

日頃から部下を怒鳴る「鬼上司」が居るので、どうしても出せない・・!という感じですね。

 

どうしても辞めたいけど、どうしてもパワハラ上司が怖くて・・

なのでお金を払って「退職代行」を雇ってまで何とかする、というのもよくあることです。

 

そして上司を怖がるというのは、社員側の要因も大きいです。

  • 気が小さい社員
  • 生真面目な社員
  • いろいろなことに過敏な社員

こういったタイプの社員だと、上司が「辞めるなんて許さんぞ!」と怒鳴りでもすれば・・

すくみあがって、退職をあきらめる感じになるかもしれません。

 

しかし中には、上司のことなんてまったく恐れないタイプの人も居ます。

上司がいくら怒鳴ろうが、プレッシャーを掛けようが・・

どこ吹く風でひょうひょうと過ごし、やるべきことが終わったらすぐ帰る!みたいなタイプですね。

 

こういうタイプの人にはもちろん、上司が圧力をかけようが意味がありません。

なのでもちろん上司どうこうで、辞めるのをためらうことも無く・・

何を言われようが、あっさりと辞めてしまうわけです。

 

もちろん「上司が優しい」「上司が無関心」とか、そっちのケースもあるかもしれません。

もう辞める!と言っている部下に、そもそも上司が何のアクションも示さないのなら・・

部下の性質がどうであろうと、上司を怖がってためらう!なんてことは発生しません。

 

と、そんな感じで・・

「上司による退職の抑止」が怖くないので、ためらわずさっさと行動する!

これもあっさり辞める人の、割とある事情だったりします。

そもそも「あっさり人間」だから

そもそもが「あっさりタイプ」の人間なので、すべての行動があっさりしている!

これも辞める人があっさり辞めるときの、原因のひとつになります。

 

人間の性格はもちろん、いろいろで・・

中にはあらゆることにあっさりした接し方をする、「あっさり人間」と言えるようなタイプも居ます。

 

そういったタイプの人は会社がどうこうではなく、あらゆることに対しあっさりしています。

たとえば人間関係でも、しんみりした別れといったものが好きではなく・・

友人関係でも男女関係でも、あっさり離れたり別れたりします。

 

もしくはしばらく続けていた趣味でも、あっさりと辞めてしまったり・・

持ち物にもあまりこだわりを見せず、あっさり断捨離したり、という感じですね。

 

あっさりしているというのは「性格」で、もちろん良いとか悪いとかではありません。

しかしそもそも、その人の性質そのものがあっさりしている場合は・・

事情がどうこうとか、会社の扱いがどうとか関係なく、どうしたってあっさり辞めることになるのです。

 

という感じなので、社員があっさり辞めてしまう場合は・・

その社員の性質がそもそも、あっさり人間だったのでは?

このあたりに注目してみると、理解する手がかりになるのかもしれません。

 

 

今回は職場をあっさり辞める人の思考とは?をテーマにお話ししました。

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「理不尽な仕事から自由になる」を目指し試行錯誤を続ける人です。

ブラック病院勤務でボロボロにされた経験から、そこを目指すようになりました。

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理不尽な仕事から抜け出す方法を発信するため、このブログを運営中。

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◇元:ブラック病院の下っ端医療職

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