腰を入れるってどういうこと?「腰椎アーチ」ができている、ということです


腰が入った乗馬

「腰を入れろ!」

 

「腰が入ってない!!」

 

「腰が抜けてるぞ!!!」

 

・・・学生時代に、スポーツなどに打ち込んだ方であれば、
かならず一度は、言われた言葉だと思います。

 

あらゆる運動、スポーツ、そして介護・運送など身体を使う仕事において、
腰を入れるのが重要!・・というのは、おそらく、常識ですよね。

 

腰が入っていると、腰が抜けている状態より、良いことがたくさんあります。

たとえばパフォーマンスが上がったり、腰の故障を減らしたり・・ということですね。

なので「腰を入れろ!」と、言われるわけです。

 

なので・・・

 

「腰を入れろ!!」

 

と、学生時代、とあるスポーツをしていた私は、
先輩や先生に言われることがあり・・・

 

「はい!わかりました!!」

 

と、答えていました。

 

しかし、答えながらも、心のなかでは・・・

 

(具体的に、どうすればいいかわかりません・・・!!)

 

とばかり、思っていました。

 

「腰を入れる」という言葉は、あまり具体的な日本語ではありませんので、
詳しい解説をされなければ、まあ、わかりませんよね。

 

・・・・・・というわけで、この記事では、
「腰を入れる方法」について、解剖生理学的な面から、
できるだけ具体的に、語ってみたいと思います。

「腰を入れる」、その具体的な方法とは

まず、結論からなのですが、
腰が入っている状態とは、「腰椎アーチ」ができている状態、です。

 

腰椎アーチとは・・・

 

腰椎 ネッターより

書籍「ネッター解剖学アトラス」より引用

 

正しい、腰の骨の配列というのは、あらかじめ決まっていて、
上の画像のような形です。

 

この形になっているときが、腰は、いちばん強度があがり、
また、パワーを出しやすくなる・・ということが、わかっています。

つまり、この形にすれば「腰が強くなる」わけですね。

 

骨だけだとわかりにくいので、画像でお示ししますと・・・

入ってる腰

からだの中で、正しく背骨を使い「腰椎アーチ」をつくると、
こんな感じになります。

 

そして、この形がちゃんとできているときに、「腰が入っている」と言うのです。

 

なので、「腰を入れろ!」と言われたなら、
この、腰の形を再現すればいいのです。

 

基本的には、これだけです。

・・意外に、シンプルなのではないでしょうか。

 

 

いくつか、実際のスポーツから、例をあげてみますと・・・

腰が入った野球

私は特に、野球に詳しくはないのですが・・・

こういったバッティングですと、
「腰が入ったバッティングだ」と、言えるのではないでしょうか?

腰に、さきほどお示しした「アーチ」が、
はっきりと見てとれるのではないか・・と、思います。

 

もしくは・・・

腰が入ったゴルフ

たとえばゴルフですと、
こんな感じで、腰椎アーチができたまま身体をひねり、打つことができると、
「腰が入ったショット」だと、言われるのではないかと思います。

 

「腰の入ったパンチ」「腰の入ったタックル」「腰の入ったランニング」・・とかいうのも、
基本的に、同じだと思います。

 

こんな感じで、正しい「腰椎アーチ」ができた状態で、動作している状態のことを、
「腰が入っている」と言うんですね。

 

そして、腰が入っていると、スポーツのパフォーマンスも上がると思いますし・・・

もしくは、腰が抜けた状態で、ラグビーのように相手と激突しようものなら、
いっぱつで、腰痛とか、腰椎椎間板ヘルニアとかを、起こしてしまうと思います。

 

もしよければ、テレビやYouTubeなどでスポーツを見るとき、
選手たちの「腰の形」に、注目してみてください。

一流と呼ばれる選手で、
背中を丸めた猫背姿勢でプレーしている人は、まず居ないはずです。

からだは常に動きますので、常に完璧というわけではないかもしれませんが・・・
多くの選手が、からだに腰椎アーチを備えた状態で、動いているのがわかるはずです。

 

 

と、いうわけで、すごくざっくりと言うなら・・・

「腰を入れろ!!」と言われたら、腰椎アーチを作ればOK!!

と、いうわけです。

 

もし、これまでに腰椎アーチが崩れた、
「腰が抜けた」「腰猫背」といった状態で、活動していたとするなら・・・

この「腰を入れる」コツをつかむだけで、パフォーマンスが上がったり、
腰痛なく生活できたり・・ということが、期待できます。

 

腰椎アーチで「強い腰」をつくる方法は、リンク先記事に書いていますので、
もしよければ、こちらもご覧ください。

 

今回は「腰を入れる」をテーマにお話ししてみました。


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