都合が悪いと逃げる上司を逃がさない方法

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逃げる上司と追いかける部下

当然、その上司が対応するべき状況なのに・・

指揮をとって、その場をなんとかする責任があるはずなのに・・

上司が、都合が悪くなると逃げる!

 

都合が悪いと逃げる上司というのは、けっこう多いものです。

対応が難しいハードな状況になったり、ミスを非難されそうな状況になったりすると・・

「あとよろしく!」とばかりに部下に責任を押しつけて、自分は雲隠れするようなタイプですね。

 

私自身、サラリーマンをやっていた時代にそんな上司と働いたことがあります。

現場でトラブルがあった時、その上司は現場に一度も顔を出さず、責任の追求に応じることもせず・・

フォローのために部下たちだけが奔走することになり、その部下の1人であった私は「あの野郎・・!」と思ったものです。笑

 

都合が悪いと逃げる上司に当たってしまうと、部下は理不尽な「しわ寄せ」に苦しむことになったり・・

対応してもらわないといけない場面で上司不在となり、無駄に仕事が止まってしまったりします。

なので都合が悪いと逃げる上司を「逃がさない」のは、とても大事なことだったりします。

 

なのでこの記事では、都合が悪いと逃げる上司を逃さないためにはどうすればいい?

ここを解説していきます。

対応を依頼し、断られたら記録する

上司にとって、都合が悪い状況になった・・

・・案の定、上司が逃げた!

そんなとき、どう対処する?

 

まず最初に考えるのは、対応を依頼することです。

客観的にみて、その上司が対応するのが当然の状況なら・・

「対応してください、お願いします」と依頼するのは自然な流れです。

 

しかし、上司が都合が悪いと逃げるタイプである場合・・

この依頼は断られることが予想されます。

理由をつけて、のらりくらりとかわされるわけですね。

 

そしてそんな場合に備えて、依頼したこと・断られたことを記録しておく

ここがとても大事なところです。

なぜなら記録することで、断った上司に責任を置くことができるからです。

 

部下に対応を依頼されて、上司がそれを正当な理由もなく断った場合・・

それで何かトラブルがあった場合、その責任は基本的に上司のものになります。

本来対応するべきことに対応しなかったわけなので、当然ですね。

 

なのでたとえ部下が、逃げた上司のフォローをしたとして・・

それでトラブルなど起きたとしても、その責任を理不尽に押し付けられることがなくなります。

あるべき上司の対応が無かったから、と正当に主張できるわけです。

 

さらに言うと・・断られたことを記録していることが分かると、断れなくなる効果もあります。

記録されれば、その上司が「当然対応するべきことに対応していない」ことが会社中に知れる可能性があり・・

知られてしまう人の中には「会社の重役」といった、知られると致命的なことになる相手も含まれてきます。

なので記録されている!と分かった時点で、上司は都合が悪くても逃げられなくなるのです。

 

じゃあ、依頼したこと・断られたことはどんな「手段」で記録すればいいの?

ここは「社内メール」がおそらく一番でしょう。

 

社内メールを使うメリットは、

  • 自動的に記録される
  • 全社員の目に触れる
  • 仕事の依頼に使うツールとして妥当

こういったものがあります。

 

メールシステムにもよりますが・・社内メールは送ると基本的に、会社内のサーバーに自動的に保存されます。

そして社内メールで送った文書は「その会社での正式なやりとり」と扱われるのが普通ですので・・

記録としての効果が、おそらくいちばん高い方法となってくるでしょう。

 

他にも「Gmail」や「LINE」なんかも、それらを仕事に使う風土があるなら使えますが・・

そういうツールはあくまで「第三者のツール」ですので、記録としての効果は社内メールよりは低くなりやすいです。

 

他には「電話」という方法もありますが、これは録音しない限り記録として残りませんので、基本的にNGでしょう。

録音することは可能ではありますし、社内に録音禁止ルールでもない限りは違反でもないのですが・・

「録音する」という行為はわりとデリケートな問題を生むこともありますので、これをせず記録できる別の手段のほうが良いと感じます。

 

全社員の目に触れる、というのも社内メールの良いところです。

これもメールのタイプによるものの、社内メールで送ったメールは社員なら誰でも閲覧できることが多く・・

もしそういう仕様になっているなら、上司に依頼をした時点で全社員が「依頼したこと」を知る、というプラス効果が出ます。

 

さらには、社内メールは仕事の依頼に使うのに自然なツールです。

仕事のことを依頼するのに社内メールを使うのは、なんら問題ない行動ですよね。

なのでいろいろな方法の中で、いちばんカドが立ちにくい形で行動ができる!というメリットも生まれます。

 

という感じで、都合が悪くなった上司が逃げそうになった場合は・・

まずは記録できる形式で、堂々と対応を「依頼」する!

これがいろいろな面でのアドバンテージを生む方法なのでは、と思います。

「責任は上司にある」と確定させる

何かあった場合の責任は、その上司にある

もし、上司が責任を取るのが当然の状況であるなら・・

これをあらかじめ確定させておくことも、都合が悪いと逃げる上司への対策になります。

 

都合が悪くなったところから、上司が逃げるとき・・

その内心では責任をうやむやにしたいと考えるものです。

自分に責任が来ないようにしたい、部下に責任を押し付けたい、という感じですね。

 

そしてその思惑通りに、責任をうやむやにされるのを防ぐためには・・

トラブルなどがあった場合の責任は、その上司にあると確定する!

あからじめこれができていれば、かなり有利な状況となるのです。

 

 

じゃあ、責任が上司にあると確定するにはどうすれば?

もちろん、いろいろな方法があるのですが・・

ひとつ例をあげるなら、立場が上の人に「責任は誰にあるか?」と質問する方法があります。

 

上の人というのは、その上司自身でもいいですし・・

もしくは「もっと上」の、たとえば会社の重役といった人でもいいですね。

 

具体的には・・

「確認したいのですが、この仕事を統括するのはどなたになりますか?」

たとえば直接的に、こんな感じの質問をします。

 

逃げる上司本人がこう聞かれたら、もし自分が責任者になっているなら「私だ」と言うしか無いでしょうし・・

さらに上の上司に聞いた場合は「〇〇君だ」と、逃げる上司の名前を言うことになるでしょう。

 

さらにこの質問はできれば、多くの社員が居る面前でするほうが有効です。

そうすることで、多くの人に「責任者はこの人だ」と認知してもらうことができ・・

その上司にとって「逃げたら責任を放棄したことになる」という、とても逃げにくい状況が作れるはずだからです。

 

もちろん状況は人それぞれ違いますので、こういった質問をする方法がなかなか有効ではないケースもあると思いますが・・

いずれにせよ、上司が責任をうやむやにしようとしている時は「責任の所在」を先回りして確定させる!

これが有効なのは間違いないでしょう。

自分も逃げる

都合が悪い状況になったら、上司がスタコラサッサと逃げた!

そんな時は、無理せず自分も逃げてしまう!

これも、有効な選択肢のひとつになります。

 

上司が責任から逃げてしまった場合、それでも「誰かが対応しなければならない」状況は続くものです。

そして真面目な人であればあるほど、こういった状況で頑張ってしまいます。

 

例えば・・

①:上司が仕上げるべきシフト表だけど、完成させる前に逃げた!

②:でも、シフト表が無いと明日からの仕事が回らない・・

③:仕方ないから、自分が徹夜してでも仕上げよう。。

みたいな感じで、体を張ってでも対処してしまうわけです。

 

そしてそうなると、逃げる上司にとってとても都合のいい状況となります。

「自分が逃げても誰かがフォローしてくれる!逃げてもいいんだ、ラッキー!」

逃げる上司は、そんな感じで都合よく状況を捉えてしまうのです。。

 

しかしそうやってフォローし続けるのは、部下にとって大きな負担になります。

自分が本来やるべきでもない仕事に身を削るわけですので、当然ですね。

そして大変なだけではなく、理不尽でメンタルを削る仕事にもなるはずです。

 

場合によっては、上司の穴埋めのために過重労働状態となったり・・

フォローのためにメンタルを使いすぎて、精神的に病んでしまうかもしれません。

そして自分の責任範囲でもない仕事でこうなるのは、理不尽極まりないですよね。

 

なのでこんな状況になったら、上司だけでなく自分もさっさと逃げてしまうのがおすすめです。

最終的に対応する責任が、その上司にあるのなら・・

体を張ってまで逃げる上司の穴を埋める義理なんて、どこにも無いからですね。

 

そして上司だけでなく部下も含め、みんな逃げてしまった場合・・

最終的に対応せざるを得ないのはやっぱり、その上司になってきます。

最終責任者がその人なのであれば、そうなりますよね。

 

 

もちろん現実には、全員が逃げるのはどうしてもマズい状況もあります。

誰も対応しない場合、違法状態になってしまうようなケースですね。

例をあげるなら、医療職がみんな現場を放棄して逃げる・・なんてのは論外となってしまうでしょう。

 

しかし、そういった場合には「部分的に逃げる」が選択肢となります。

絶対に外したらヤバい、緊急性の高い仕事といったものには対応し・・

そうではないもので上司に責任があるものからは逃げ、上司に責任を叩きつけるわけですね。

 

 

という感じで、逃げる上司のフォローのための捨て駒にされそうな場合は・・

自分が不利にならないよう状況を見つつも、無理せず自分も逃げる!

これも自分を守る、良い選択肢になるのではと思います。

「さらに上の上司」を頼る

都合が悪いと逃げる上司を、何とかしたい場合は・・

「さらに上の上司」を頼るというのも、ひとつの方法です。

 

ここまでで、いろいろと対処法を書いてはきたのですが・・

会社ではどうしても、上司のほうが大きい力を持つものです。

なのでいろいろ対処しようとしても、上司の権力によって押し潰されてしまう可能性はあります。

 

例えば、上司が都合の悪い立場から逃げることを正当化されてしまうとかですね。

客観的に見れば、その上司が逃げるのはどう考えてもおかしい状況だったとしても・・

部署における上司の政治力によって、逃げても問題ない!ということにされてしまったりです。

 

なのでこの場合は、無理に部下である自分の力だけで対応しようとせず・・

その逃げる上司よりも、さらに上の上司を頼るという選択肢がでてきます。

逃げる上司も「より上」から釘を刺されれば、さすがにどうしようもなくなるからですね。

 

そして「都合が悪くなると逃げる」というのは一般的に考えて、良くないことです。

なので会社全体の雰囲気や、「さらに上の上司」の性格などによって変わってはくるものの・・

対応を引き受けてもらえる可能性は、それなりに見込めるのではと思います。

 

そしてこの場合は、上でも書いた「対応を依頼した記録」が大事になってきます。

その上司が動くべきときに依頼して、さらにそれを断られたという記録があれば・・

それは「さらに上の上司」としては、ペナルティを与えるのが自然となるからですね。

 

もちろん現実には、上司たちがみんなズブズブに癒着していたり・・

会社自体が「逃げてもいい雰囲気」だったりして、難しいかもしれません。

しかしまあ、一考の価値はある選択肢なのではと感じます。

「その上司からの印象を落とす」は、覚悟する

都合が悪いと逃げる上司を、逃さないために行動する場合・・

ひとつ、注意点として挙げておきたいことがあります。

その上司からの印象を落とす」のは仕方がない、ということです。

 

逃げるべきではない状況で、さっさと逃げる性格の上司は・・

逃げるとき、部下にこのように期待するものです。

「俺は逃げるけど、非難せずに矢面に立って身代わりになってね」と。

 

そしてもし、その上司の印象を上げたいのなら・・

その期待を汲みとり、その通りにするのが一番です。

実際、そう行動している人もそれなりに居ますよね。

 

そして例えばその会社での「出世」を狙うのなら、上司の印象というのは命綱になります。

上司の好印象が得られていれば、努力次第で出世できるかもしれませんが・・

出世を握る上司にそっぽを向かれてしまえば、出世はほぼ不可能になるからですね。

 

そしてここまでに書いてきた「上司を逃がさない方法」はほぼすべてが、上司からの印象を下げる方法です。

なので出世を狙ったりするのなら正直、現実には使えないでしょう。

それによって起きるデメリットが、致命的なものになりますので。。

 

しかしもちろん出世を「狙わない」なら、まったく問題ないです。

出世といったものを狙わないなら、上司ひとりの印象がいくらか悪くなったところで、大した問題にもならないからですね。

 

そしてその場合は、逃げる上司を「逃がしてしまうデメリット」のほうが大きくなります。

無駄な労働を山ほどこなしたり、無駄にメンタルを削られたりするわけですので・・

 

なのでこっちの場合は、上司が都合よく逃げるなんて許さない!

あらゆる手段で捕まえ、責任を全うさせる!

こっちの方向で動くのが、最適解になってくると思います。

どうしようもない職場なら、離れてしまう

都合が悪いと逃げる上司を、逃がさないようにしたいけど・・

職場がダメすぎて、実際の行動はとてもできない!

現実には、こんなケースも多いと思います。

 

具体的には・・例えば上司こそ絶対、すべての辛苦は部下が受けるべきみたいな雰囲気の職場ですね。

もちろん理不尽極まりないのですが、現実にはこういう職場も多いものだ!

・・というのは、実際に社会で働いている人なら、実感できるところなのではと思います。

 

こういった職場では、上司が不都合からサッサと逃げても、それがさらなる上役にバレたとしても・・

「上司なんだし、お咎めなし!」となってしまうことがあります。

そして正当な批判をした部下のほうが、なぜかペナルティを受ける・・みたいな感じですね。

 

そういった職場では正直もう、どうしようもありません。

なのでそんな職場からはさっさと離れてしまうのが一番となるでしょう。

 

理不尽じゃない職場に移動するノウハウは、

理不尽まみれの職場を脱出し、理不尽フリーな職場で働きたい!を叶えるための「転職のコツ」を解説しています。

上の記事で解説しているのですが・・

 

正当な批判が封じられてしまうような職場で働くと、消耗を続けるだけです。

なので都合が悪いと逃げる上司をどうにもできない!フォローのために自分をすり減らすしか無い!

そんな職場なのであれば、難しいことではありますが・・今ほど理不尽ではない職場への転職を考えていいのかもしれません。

 

 

今回は都合が悪いと逃げる上司を逃がさない方法を解説しました。

運営者:りふりーびと

 

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「理不尽な仕事から自由になる」を目指し試行錯誤を続ける人です。

ブラック病院勤務でボロボロにされた経験から、そこを目指すようになりました。

「転職と副業」を追求した結果、すでにある程度は達成済み。

理不尽な仕事から抜け出す方法を発信するため、このブログを運営中。

【年齢・性別】30歳台後半、男性

【本業】
◇現在:フリーランス
◇元:ブラック病院の下っ端医療職

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