スムーズに、問題なく働いていきたいけど・・
打たれ弱いのが理由で、なかなか難しい・・!
打たれ弱いのが原因で苦労する人は、社会には多いものです。
私自身も昔、打たれ弱かった時期があって苦労したものです。。
そして打たれ弱いながらも、とにかく我慢しながら頑張る!という選択肢はありますが・・
それは正直、ろくな結果にならないものです。
メンタルを壊してしまって、取り返しがつかなくなったりしますよね。
なので打たれ弱い人が、それでも快適に働くためには・・
打たれ弱い人に向いた「仕事選び」がいちばん大事になってくると思います。
なのでこの記事では、打たれ弱い人はどういう仕事が適職なのか?
もし転職するなら、どんな仕事を選べばうまくいくのか?
ここを解説してみます。
目次
「打ってくる人」が少ない仕事
打たれ弱い人に、向く仕事の条件・・
ひとつめは「打たれることが少ない」仕事です。
これはまあ、当然ですよね。
叱責や文句などで打たれて、大ダメージを受けてしまうのなら・・
そういう「打たれるイベント」が少ない環境に行ければ、とてもラクになるはずです。
打たれることが少ない仕事って、具体的にはどんな仕事?
「打ってくる人」が少ない仕事、というのが一番の条件です。
メンタルを打ってくるのはほとんどの場合で「人」なので、そうなると思います。
そして仕事において「打ってくる」人たちを分類すると・・
- 上司
- 顧客
- 取引先
ほとんどが、この3種類となるでしょう。
「部下」や「同僚」も有るかもしれませんが、さすがに頻度は低いはずです。
なので、打たれることが少ない仕事を選びたいなら・・
打ってくるような「上司・顧客・取引先」の人たちが少ない
という職場を選べばいいはずです。
具体的に例をあげてみると、
- 暴言を吐いてくるパワハラ上司
- 理不尽な要求をするクレーマー顧客
- 対応が冷たすぎる取引先
こんな感じですね。
本当に打たれ弱い人だと、もしかしたら字面を見るだけで「ウッ・・」となるかもしれません。
なので仕事をリサーチする段階で、こういった人たちの関係が多そうだ!と感じたら・・
その仕事は、全力スルーしておくことをおすすめします。
もし入ってしまったなら退職・転職などで、距離をとる努力をしたいところです。
打ってくるような人かどうか?は、実際に話してみないとわからないこともありますが・・
そういう人たちが多いエリアはだいたい、雰囲気がギスギスしているものです。
たとえばギスギスした「職場」の特徴について、上の記事で解説しているのですが・・
理不尽に打ってくるような人たちというのは、独特の雰囲気のようなものを纏っているものです。
なので社会人慣れしてくると、そういったオーラのようなもので、なんとなく分かるようになるかもしれません。
打たれることが少ない仕事の条件を、もうひとつ挙げてみると・・
「上司・顧客・取引先」との関係が、そもそも希薄
これもあります。
人と関わることが自体が少なければ、比例して打たれることも少なくなりますよね。
そんな職業、あるの?と思われるかもしれませんが・・
例をあげてみるなら、私が副業としている「ブロガー」は、人間関係ほぼゼロでやっていくこともできます。
ブロガーってどう働くの?どんなふうに収益をあげるの?といったところは、おそらく上の記事からわかると思いますが・・
ブロガーは職場がいらないので上司も不在ですし、顧客・取引先とのコミュニケーションも基本的には発生しません。
なので人間関係が負担になる人の場合は、すごく向いた仕事となるポテンシャルはあると思います。
(まあ正直、お金を稼ぐ難易度はとても高いですが・・汗)
ブロガー以外にも例えば「Webライター」、「ウェブデザイナー」などなど・・
インターネットを職場とするタイプの仕事は、総じて人間関係が少ないですね。
なので理不尽な上司・顧客・取引先に打たれてヘコむことも、とても少ないと言えるでしょう。
そこまで極端に人間関係が少ない仕事は、なかなか無いかもしれませんが・・
人間関係が希薄であればあるほど、打たれる機会も少ない!というのはまぎれもない事実です。
なので打たれ弱い人は、できるだけ人間関係が少ない仕事を選ぶ!というのもひとつの方針になると思います。
「苦手な打たれ方」をしない仕事
打たれ弱い人は、打たれる「機会」が少ない仕事がいい!
これが第一の視点だったわけですが・・
「苦手な打たれ方」をしない!というのも向いた仕事の条件となります。
社会に出た人は、いろいろな打たれ方をするものです。
そして打たれ弱い人、とひとことに言っても・・
どんな「打たれ方」が苦手か?は分かれるはずです。
たとえば、
- 「上司の暴言」が苦手
- 「意味のない仕事の強制」が苦手
- 「取引先でネチネチと嫌味を言われる」のが苦手
など、人それぞれ「特に苦手な打たれ方」があるはずです。
そして苦手ではない打たれ方は、されても意外に大丈夫だったりするものです。
意味のない仕事がどうしても我慢ならないけど、嫌味を言われるのは別に気にならない、みたいな感じですね。
逆に「苦手な打たれ方」をしてしまうと、クリティカルのように何倍ものダメージを受けることがあります。
自分は意味のない仕事をさせられると、気が滅入ってどうしようもなくなってしまう。。みたいな感じです。
そしてどんな打たれ方をされやすいか?も、仕事によって違ってきます。
なので打たれ弱い人は、自分はどんな「打たれ方」をすると特にこたえるのか?
ここを見極めた上で、その打たれ方をしないように仕事を選ぶ!というのが大事なのです。
もちろん打たれる機会をゼロにできるなら、それが一番です。
しかし現実には、打たれる機会を100%をなくすことなどできません。
なのでまずは「自分が苦手な打たれ方」に注目し・・
せめてそれだけでも無くすよう、仕事を選んでいくとうまくいくかもしれません。
打たれても気にならないくらい好きな仕事
「好き」な仕事だから、夢中になって打たれても気づかない!
そうなれる仕事も、選ぶ候補のひとつになってきます。
「嫌いな仕事」だと、打たれたときのダメージも倍増するものです。
何のおもしろさも感じない単純作業の最中に、上司からの罵声・・
イヤになってしまうのも、仕方がありませんよね。
一方で好きなことをしているときは、打たれ耐性がつくものです。
自分がこれをやりたい!これは意義がある!と思う仕事をやっている最中なら・・
文句なども「何か言った?今それどころじゃないし、いいや」みたいなメンタルで迎えられるものです。
そもそも言われたこと自体に、気がつかないかもしれません。
たとえば銀行に勤めていた頃は、打たれるとすぐにへこんでいたけど・・
大好きなプログラミングをやるプログラマーに転職したところ、打たれてもまったく気にしなくなった!
そんな場合もあり得るでしょう。
もちろん、それだけ好きな仕事を探すというのは大変なことです。
ひょっとすると「打ってくる人が少ない仕事」を探すよりも、大変かもしれません。
しかし好きな仕事を見つけるのは、打たれ耐性をつける以外にもメリットが多いですので・・
より良い仕事環境を求めるなら、狙ってもいい方向なのではと思います。
打たれても我慢できるくらい報酬がある仕事
「報酬の低さ」も実は、打たれ弱さを加速する要素です。
報酬が少ない中、いやいや仕事をやっている場合は・・
どうしても、打たれても頑張ろう!というモチベーションにはなりにくいものです。
なので打たれ弱いなら、打たれてもいいや!と思えるような「報酬が高い」仕事を狙う!
これも場合によっては、選択肢に入ると思います。
仕事の報酬でいちばん大きい要素は、まあ「給料」で・・
場合によっては「出世」「資格」「職歴」といったものも、報酬になるでしょう。
そして、仕事はお金のため!と割り切って働くことについては、
上の記事で解説しているのですが・・
普段は打たれ弱いんだけど、報酬がちゃんともらえるのなら頑張れる!
実際に私の知人にも、そういうタイプが居たりします。
もちろん、これは人を選ぶ考え方だと思います。
報酬なんていいから、とにかく打たれない仕事がしたい!
おそらく、そう思う人のほうが数は多いことでしょう。
さらに言うと、報酬が高い仕事を得るのも難しいことです。
出世とか資格とか、ハイレベルな仕事をこなす実力とか・・
多くを得るには相応の対価を提供しなければならないというのは、自然なことでしょう。
とはいえ、もし「報酬」が自分の打たれ強さに直結する!と思われる場合であれば・・
せめて安く使い潰される仕事は避け、報酬を軸に仕事を検討してもいいのではと思います。
「競争」が少ない仕事
仕事における「競争の多さ」も、打たれ弱い人には大敵です。
なので打たれ弱い人には「競争が少ない」仕事がおすすめです。
仕事には「競争してライバルに勝つのが必須!」みたいなタイプもよくあります。
営業の成績争いとか、出世争いとかですね。
そして仕事における競争は、戦いに近いもので・・
場合によってはお互いに「打ち合い」のような状況になります。
そしてそれは打たれ弱い人にとっては、キツいものでしょう。
さらには、そういった仕事では「競争に負ける」ことも、打たれる要素となります。
たとえば営業成績の発表会みたいなことは、多くの会社でされているようですが・・
そこで「最下位です」みたいに言われるのは、打たれ弱い人にはこたえるのではと思います。
競争に負けるとどうしても、立場が弱くもなりますので・・
立場的に上の相手から、イジるようなことを言われかねない。。
これも打たれ弱い人のメンタルに来る要素でしょう。
という感じで「競争」も、打たれ弱い人が避けるべき要素になってくると思います。
じゃあ具体的に、競争を避けたいならどう仕事を探せばいいの?
そこに関しては、上の記事が参考になるかもしれません。
打たれ強くなるためには
打たれ弱くて、仕事がなかなかうまくいかない。。
じゃあ、打たれ強くなってしまおう!
そう考えるのも、自然なことだと思います。
じゃあ、打たれ強くなるにはどうすればいい?
ここは正直、少しずつ打たれて耐性をつけていくしか無いのではと思います。
打たれても耐える強さは、筋肉のようなものです。
「メンタル筋肉」とか呼ばれることもありますね。
そして負荷をかけずに、筋肉を鍛えることはできません。
運動や筋トレ無しで筋肉を強くする!・・不可能ですよね。
メンタル的な打たれ強さも、これと同じだと思います。
しかしいきなりハードな環境に飛び込んでも、それはそれで壊れてしまいます。
初心者がいきなり100kg挙げようとしたら、筋肉を壊してしまうのと同じですね。
なので、まずは「ちょっとだけハード」な環境で慣らし・・
そして少しずつ、負荷を上げていくのがいいのではと思います。
そうできるように、職場選びを工夫していくわけですね。
そしてメンタルの打たれ強さは、いちど上がってしまえばそう簡単に戻るものではないと感じます。
なので「鍛えるための仕事」を、何十年も続ける必要は無いでしょう。
数年頑張って、強くなったらそれでOK!みたいな感じでいいと思います。
打たれ強くなるもうひとつの方法に、図太くなるというのもあると思います。
何を言われても気にしないような、いい意味で鈍感な精神を身につけるということですね。
何を言われても気にしない考え方を身につける方法は、
上の記事で解説していますので、この記事も参考になるかもしれません。
この記事では打たれ弱い人に向く仕事をテーマにお話ししました。