今の職場、同僚や上司と合わない・・!
というのは、よく持たれる悩みのようです。
話が合わなくって、お互いすぐ無言になってしまったり、
仕事のやり方で意見が食い違って、すごいギクシャク関係になったり。。
私自身、以前居た職場では上司とぜんぜん合わず・・
しかも合わない意見や考え方を、権力でむりやり押し付けられそうになったりして、
かなり、働きにくかったことがあります。。。
合わないのは、なにか自分に問題があるのでは?
仕事をスムーズに進めるためにも、なんとかして職場の人間関係に合わせなければ・・!
と、思われることは多いようです。
しかし・・そもそも、職場の同僚や上司と合わないのは「当たり前」のことです。
そして、無理に合わせよう!とする必要は、実は無かったりします。
以下、詳しく解説していきます。
目次
そもそも、合わなくて「当たり前」
まず、要点からですが・・
職場の同僚や上司と合わないのは、実は「当たり前のこと」だったりします。
なぜか?
職場の同僚や上司は、「あなたに合うか?合わないか?」を基準に選抜されていないからです。
世の中には、あなたに合う人・合わない人が居ます。
これはまあ、当たり前ですよね。
世の中の人の、100%が自分に合う!ということも、100%全員が自分に合わない!ということも無いはずです。
合う人・合わない人がどれくらいの割合なのか?といったパーセンテージは、人それぞれでしょうが・・
例えば、知り合った人の30%はなんとなく「合う」、30%はなんとなく「合わない」、それ以外はどちらとも言えない・・
とか、そんな感じだと思います。
そして「職場の人間関係」も、そのパーセンテージと同じになるはずです。
同僚や上司・・つまり従業員たちは、採用面接や採用試験などを経て入社すると思いますが・・
そこで見られるのは、学歴・職歴だったり、コミュ力だったり、地頭力だったり・・だと思います。
そして当然、「あなたに合う人」が優先的に入社してくる・・なんてことはありませんよね。
なので職場における、あなたから見た「合う合わない」は・・
社会全体の「合う合わない」の、縮図みたいになります。
それならもちろん、合わない人がかなり出てくるのも、当然ですよね。
・・と、職場で合わない人がある程度出てくるのは、まったく自然なことです。
なので自分に問題があるのか?とか、合わない人が多い今の職場はダメなのか?とか・・
そういうふうに悩む必要は基本的に、無いと思います。
とはいっても・・合わない上司や同僚と仕事をするのは、大変だと思います。
しかし、そういうときに考えるのは「合わせる」方法ではなくて・・
「合わなくても、うまく仕事を回す」方法だと思います。
「合わなくても、うまく仕事を回す」スキルが必要
職場の同僚や上司と、合わないのは当たり前です。
そして無理に「合わせる」のは難しいですし、
自分の意見とか考えを殺しながら合わせていく・・といった、ストレスのたまる行動になりかねません。
なので私自身は・・
「合わないままでいいので、それはそれとして、仕事はスムーズに回す」
こういう方針で行くことにしています。
職場の同僚や上司は、あくまでビジネスパートナーのはずです。
なので友だちのように気さくに接したり、師匠のように敬ったり・・
というのは、必ずしも必要ないはずです。
もちろん、性格や考え方を合わせていく必要など、無いです。
しかし・・だからといって無視したり、上司としてまともに扱わなかったり・・
とかすれば、仕事はうまく回らなくなります。
それどころか、嫌なヤツ・・空気が読めないヤツ・・みたいなレッテルを貼られかねません。
なので職場で合わない人が居て、その人と一緒の仕事をする・・となった場合は、
「合わせる」は考えずに、「仕事をうまく回す」だけを考えて動くようにしています。
仕事をうまく回すために、良好な関係が必要・・というのであれば、築けるよう努力しますし・・
スムーズな意思疎通が必要なら、それができるようにいろいろ工夫します。
職場というのは仕事をするところですので、そうして仕事をうまく回してさえいれば、
そんなに評価が下がることもないと思います。
そして「合わない人だなぁ・・」とか思われたとしても、それは気にしないようにしています。
もちろん、自然と友人になれるような「合う」人も中には居ますし、
それを拒絶する・・とかはもちろん、必要ないです。
ですが「合わない」人がある程度居るのは、当たり前ですので・・
そういう場合は「どうしたら合わせられるか?」ではなく、「どうしたらスムーズに仕事は回るか?」のほうにフォーカスすると、
うまくいく場合はあるのではないか・・と思います。
無くす!は「雇われる」限り、むずかしい
とはいっても・・合わない人と仕事をするのは、キツい!
合わない人と一緒に仕事する・・を、無くしてしまいたい・・!
と、もしかしたら思われるかもしれません。
そして、結論からですが・・
それを実現するためには、「独立する」しか無い!
と思います。
なぜか?
雇われている場合、基本的に「接する相手を選ぶ権利」が無いからです。
私自身、長らく雇われていましたが・・
あなたに強い人事権でも無い限りは、上司とか、部下とか、同僚とかを選ぶことなんて・・できませんよね。
「はい、今年はこのチームで」みたいに管理者が決めてしまうのが、一般的なはずです。
そしてそれは、仕方がないことです。
会社といったものは、株主が所有し、社長といった人たちが管理するものですので。
しかし独立して、いわゆるフリーランスと言われる業態になることができれば、ここは解決します。
ビジネス上の契約を組む相手は、自由に選べますし・・
(もちろん相手にも選ぶ権利があるので、「自分が選ばれない」ことはありますが)
合わない相手とは組まない!といった判断も、じゅうぶんに可能です。
もちろん独立も良いことばかりではなく、いろいろなことが自己責任になったりとか、
もしくは福利厚生がほぼ無い・・とか、デメリットも多いです。
しかし・・「合わない人」を少なくしていく!という目的に関して言うなら、
かなり良い選択肢なのではないか・・と、実際に独立してみて感じます。
まとめると・・
- 職場の同僚や上司と合わないのは、「当たり前」
- 「合わなくても、うまく仕事は回す」考え方が有効
- 合わない人と仕事したくないなら「独立」が有効かも!
と、私としてはこういった結論です。
今回は職場の同僚や上司と合わない・・どうする?をテーマにお話ししてみました。