理不尽フリーな職場に「転職」を果たす方法

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空にジャンプするサラリーマン

理不尽な仕事から離れたい!自由になりたい!

そう思ったとき「転職」は、とても有効な選択肢です。

 

理不尽な職場そのものを変えるのは、まず無理です。

そして相手を変えるより、自分が変わるほうが何倍も簡単なものですので・・

「理不尽じゃない職場」への転職がうまくいけば、それが一番の解決策となるでしょう。

 

しかし転職は知識が必要な、なかなか難しいことです。

特に「理不尽じゃない職場」を狙うには、ちょっと尖ったノウハウのようなものが必要で・・

そしてあなたは今まさに、そういったノウハウを欲しているかもしれません。

 

私自身もこれまでに、理不尽な仕事でボロボロになっていた時期があり・・

なのでノウハウを身につけて転職し、理不尽な職場を脱出しよう!と試行錯誤していました。

そしてその甲斐あって、今はかなり理不尽フリーな仕事ができています。

 

なのでこの記事では、理不尽じゃない職場に転職するためにはどうすればいい?

使うべきツールとか、考え方のコツとかある?

といったところを解説していきます。

理不尽じゃない仕事を「検索」する方法

理不尽が少ない仕事を、効率よく探すためには・・

理不尽が少ない仕事を「検索」するのが一番です。

 

現代では調べものをしたいとき、いちばん役に立つのは「検索エンジン」です。

分からないことがあれば、とりあえずぐぐって調べますよね。

そして検索エンジンを使えば、知りたいことが最小の時間でさくっと分かります。

 

じゃあ、グーグルの検索エンジンで『理不尽が少ない仕事』とでも調べればいいの?

となると、ここは違ってきます。

職場探しに特化した、より優れた検索エンジンがあるからですね。

 

この記事では検索エンジンとして、「リクナビNEXT」を使う方法を解説していきます。

リクナビNEXTには他の検索サイトと比べて、

  • 大手企業「リクルート」が運営している
  • 求人案件数が豊富(この記事を書いている時点で10万件以上)
  • 案件が幅広く、どんな仕事や職場も探せる

と、これだけの強みがあります。

 

なので今後、理不尽じゃない職場に転職したい!

そのために、転職や職場に関するさまざまな情報に触れたい!と考えるなら・・

役に立つと思いますし、登録無料ですので登録しておくのをおすすめします。

 

登録手順としては、まずメールアドレスを入力し・・

あとは出てくる質問に答えていけば、5分程度で完了すると思います。

 

 

登録が完了したら、ログインすると・・

リクナビNEXTの説明画像

リクナビNEXTより画像を引用

こんな感じの検索エリアから、求人案件を検索できます。

 

具体的に、どう仕事を検索していくの?

リクナビNEXTでの検索のしかたは、大きく分けて「絞り込み検索」と「キーワード検索」の2つがあります。

 

まずは「絞り込み検索」のほうから使ってみましょう。

絞り込み検索では、

リクナビNEXTの説明画像

リクナビNEXTより画像を引用

このエリアから「職種」「勤務地」「働き方」の3本を軸に、案件を絞り込んでいくことができます。

 

まず「職種」に目を向けると、

リクナビNEXTの説明画像

リクナビNEXTの説明画像

リクナビNEXTより画像を引用

こんな感じで、幅広い職種から細かく絞り込んでいくことができます。

 

次に「勤務地」からも、

リクナビNEXTの説明画像

リクナビNEXTの説明画像

リクナビNEXTより画像を引用

北海道から沖縄まで、日本全国から調べることができます。

 

そして「働き方」からの絞り込みは、なかでも一番大事なところで・・

リクナビNEXTの説明画像

リクナビNEXTの説明画像

リクナビNEXTより画像を引用

こんな感じで、さまざまな働き方の特徴から絞り込むことができます。

 

なぜ、「働き方」による絞り込みがいちばん大事なの?

あなたが「理不尽だ」と思う条件を、あらかじめ除外できるからです。

 

たとえば前職で、一方的で理不尽な転勤をさせられたので、もう転勤はこりごりだ!

そう思っている場合は・・

リクナビNEXTの説明画像

リクナビNEXTより画像を引用

こんな感じで「転勤なし」の案件だけに、絞り込んで探すことができます。

 

もちろん他にも「定時退社」「ノルマなし」「離職率5%以下」などなど、さまざまな条件から絞り込めますので・・

あなたが「これだけは無理!」と思う条件のある会社をあらかじめ省けて、ここはとても便利です。

 

 

もちろん、複数の条件を組み合わせて使うこともできます。

例えば、

  • 定時退社かつ副業OKの
  • 福岡県内で働ける
  • Webサイト・インターネットサービス、もしくはシステム開発系の仕事

みたいな感じで調べることができるわけですね。
(ちなみにこの記事を書いている時点では、上の条件でちゃんと案件が出てきました)

 

ひとつひとつ条件を指定していくと、

リクナビNEXTの説明画像

リクナビNEXTより画像を引用

こんな感じで「現在の条件での案件数」を逐一表示してくれる、というのも便利です。

さすがにこの条件だと、案件はほとんど無くなってくるな・・

お、この条件なら意外に案件あるんだな、といったところから検討できるからです。

 

そしてリクナビNEXTは、求人案件数がトップクラスに多いサイトなので・・

わりと細かめに条件を絞り込んでも、ちゃんと案件がでてくる!というのも強みです。

リクナビNEXTで出てこないのなら、他でもまあ出てこないだろうな、という感じですね。

 

 

続いて「キーワード検索」のほうも使ってみましょう。

キーワード検索は、

リクナビNEXTの説明画像

リクナビNEXTより画像を引用

この「キーワード検索窓」にキーワードを打ち込むことで使えます。

ちょうど、グーグル検索エンジンから検索するような感じですね。

 

そしてキーワード検索を使うときは、気になるキーワードを何でも入れてみるのがおすすめです。

例えば「パワハラ」「子育て」「離島」などなど、思いつくままにですね。

そして入れたキーワードが案件ページにひとつでも入っていれば、ページが出てくるようですので・・

いろいろな方向から柔軟に調べていけば、思いもよらない掘り出し案件が見つかるかもしれません。

 

もしくは、もし調べたい「企業名」といったものが最初から決まっているなら・・

それをキーワード検索すれば、ピンポイントで発掘することができます。

このあたりは絞り込み検索より、キーワード検索のほうが便利なところですね。

 

あるいは例えば絞り込み検索に無い条件も、キーワード検索から調べられます。

たとえばこの記事を書いている時点で「石垣島」は、勤務地の一覧から選べないのですが・・

キーワードに石垣島と打ちこめば、石垣島の案件がちゃんと出てきます。
(キーワードが入っていれば出てきてしまうので、関係ない案件も出てきますが)

 

という感じで絞り込み検索・キーワード検索ともに、それぞれ良いところがありますので・・

案件を探すときは絞り込みとキーワードの2軸で探していくのがおすすめです。

 

 

職場検索ができるサイトはリクナビNEXT以外にも、「dodaエージェントサービス」が有名です。

dodaは、エージェントと協力して仕事を探していく「転職エージェント」としての側面もありますが・・

同時に強力な検索機能も備えるサイトです。

そして職場検索サイトとしては、リクナビNEXTとともに2トップ的な存在になっています。

 

さらには取り扱っている案件は、サービスごとに違ってきますので・・

リクナビNEXTには無かった案件が、dodaで見つかる可能性もあります。

 

そしてdodaももちろん、登録無料ですので・・

職場検索機能をできるだけ充実させたい!と思われる場合は、こちらも登録しておくのをおすすめします。

 

 

という感じで、職場探しには「職場探しに特化したサイト」がとても便利です。

そして中でも「リクナビNEXT」の検索機能は、職場探し界のグーグル検索と言えるほどに強力ですので・・

今後、理不尽じゃない職場を何としても探し出す!と思われるのなら、とりあえず登録しておく価値はあると思います。

理不尽じゃない仕事を「相談」して見つける方法

分からないことがあれば検索する!というのは、定番の方向性ですが・・

同じくらい定番のやり方が、もうひとつあります。

詳しい人に相談する」という方法です。

 

たとえば分からないことに詳しい知人が居るなら、聞けば教えてもらえますし・・

現代なら、インターネット上のサービスでも聞くことができます。

「ツイッター」「Yahoo!知恵袋」「教えて!goo」あたりをはじめ、いろいろありますよね。

 

しかし職場選びや転職に詳しい人に、基本的に無料で相談できるという、より良い方法があります。

「転職エージェント」を使う方法ですね。

 

転職エージェントって、どんなもの?

上で解説したリクナビNEXTを中心とする、「転職サイト」と比べてみると・・

「転職エージェントが伴走」と「自分で活動」の違い

転職エージェントでは、まず仕事選びの段階から情報提供が始まり、応募書類の添削や面接のアドバイス、面接の日程調整や企業との条件交渉など、求職者に伴走してアドバイスを行い、転職に必要な手続きを代行します。

一方、転職サイトの場合は、仕事選びから応募書類の作成、日程調整などはすべて自分で行うため、マイペースに転職活動を進めることができます。

リクルート公式サイト リクナビNEXTとリクルートエージェントの違いより引用

リクナビNEXTとリクルートエージェントの違い

リクルート公式サイト リクナビNEXTとリクルートエージェントの違いより引用

リクルート公式サイトで解説されているように、こういった違いがあります。

 

つまりリクナビNEXTなどの転職サイトでは、案件を検索し、応募し、面接の日程を決めて・・といったところをすべて自分でやるのが基本ですが・・

転職エージェントだとその大部分を、エージェントさんにやってもらえるということです。

他にもいろいろ違いはありますが、一番の違いはここになってきます。

 

なので転職エージェントは、例えば・・

  • ひとりではなく、担当者と協力して転職活動を進めたい
  • 仕事が忙しすぎて、自分だけですべてやるのは無理
  • 今すぐに本格的な転職活動がしたい

特にこんな場合には、特に役立つと思います。

 

よく使われている転職エージェントには、

こういったものがあって、それぞれが登録無料です。

 

特に「リクルートエージェント」は、上で解説した「リクナビNEXT」と同じくリクルートの運営で・・

転職エージェントサイトの中でも、トップクラスにメジャーだと言えます。

 

かつ、転職エージェントは登録するなら「複数登録」が基本になってきます。

理由は1社だけに登録した場合、担当者が「微妙なエージェント」だった場合に詰むからですね。

エージェントも人間ですので、有能な人とそうではない人が居るわけです。

 

そしてエージェントを「替えてもらう」というのはかなり大変ですし、メンタルの負担も大きくなりがちです。

なので複数のエージェントサイトに登録することで、相談できるルートを複数つくり・・

もし「微妙なエージェント」が担当になったら、そのサイトだけいったん解約する!としたほうが負担が少なくなるでしょう。

 

注意点としては・・転職サイトと違い、転職エージェントは登録するとすぐにエージェントとの相談が始まるのが基本ですので・・

今はまだ転職する気が無いなら、登録はあまりおすすめしないです。

転職サイトはいつでも登録していいですが、転職エージェントは違ってくるわけですね。

 

という感じで特に、誰かと相談しながら転職活動していきたい!と思うような状況なら・・

転職サイトだけではなく、転職エージェントも活用するのをおすすめします。

「自分にとっての理不尽」を、徹底的に除外する

転職サイト・転職エージェントに、登録が完了したとして・・

具体的にこれらをどう使えば、理不尽じゃない仕事を見つけられるの?

 

理不尽じゃない仕事を見つけるには、これらツールを実際に動かすにあたって・・

自分は何を理不尽と感じ、何なら許容できるのか?

まず最初に、ここの確認をやっておくのをおすすめします。

 

なにを理不尽と感じるか?は、人それぞれです。

なのであくまで「自分は」これが我慢できない!これを理不尽だと感じる!

理不尽をちゃんと避けるためには、あらかじめそういった要素を見つけ出し把握しておくほうがいいのです。

 

何を理不尽と感じるか?の例をあげてみると・・

  • 長時間労働は苦にならないけど、会社の都合で転勤させられるのが嫌
  • 怒鳴るタイプのパワハラ上司は、絶対に避けたい
  • 同じ給料なのに、ひたすらデキない社員のフォローをさせられるのは許せない

こういったケースがあり得るでしょう。

 

自分自身は何を理不尽と感じるか?を、もしはっきりと把握できないなら・・

自分のこれまでの経験を深掘りするのが、いちばん有効だと思います。

 

社会に出て、これまで働いてきた経験を思い返し・・

こんな状況で我慢できないほど、爆発しそうなほどの理不尽を感じた!

逆にこういう状況なら、大変だけどべつに理不尽とは感じなかった・・

そんな感じで、要素を棚卸ししていくわけです。

 

たとえば私自身の場合は、大量の複雑な仕事を押し付けられても、さほど苦とは感じなかったのですが・・

旧時代的で古臭く、まったく合理的ではない「組織のやり方」に仕事を台無しにされるのが、どうしても我慢できませんでした。

なのでこの場合は、最優先で避けたいのはその要素!ということになってきますね。

 

 

自分は何を理不尽と感じるか?をだいたい把握したら・・

次は「その条件が入っている企業を、何としても避ける」という目線で探していきます。

 

具体的にどんな方法で探していくか?は、「避けたい理不尽の種類」によって違ってきます。

たとえば「会社の一方的な都合で転勤させられたくない」という希望があるなら・・

転職サイトのリクナビNEXT「転勤なし」を条件に検索すれば、条件を満たす仕事がすぐに見つかるはずです。

このくらいシンプルな条件なら、作業としては簡単ですね。

 

 

もしくは例えば「違法レベルの残業を強制されたくない」という条件を優先するなら・・

残業時間の長さは「職種」の影響を強く受けるものですので、

残業が多い仕事ランキング

「DODA」公式サイトの該当ページより引用

こういった「残業が多い職種ランキング」といったものを参考に、該当する職種を検索条件から抜いてしまう!がひとつの方法になってきます。

 

転職サイトの検索から直接、勤務時間を条件として探していくのも有効でしょう。

リクナビNEXT」なら定時退社を条件としたり、募集画面から労働時間をチェックしたりもできますので・・

こういった方法を軸に「労働時間が長すぎる案件」を、徹底的に排除することができます。

 

 

もしくは・・「怒鳴るタイプのパワハラ上司」に会いたくないといった希望だと、手順はなかなか複雑になってきます。

こういうのは、チェックボックスで除外できる類の条件ではないからですね。

なのでそういう場合は、

  • 募集文の文面から、パワハラの気配を読み取る
  • 転職エージェントに情報収集を頼む
  • 「評判検索サイト」から、活きた口コミを調べる

こういった工夫が必要になってくるでしょう。

逆にちゃんと工夫さえしていけば、そういった条件の仕事もちゃんと探すことはできます。

 

「評判」の検索は、リクナビNEXTといった転職サイトからは難しいですので・・

ここは「転職会議」といった口コミ検索系のサイトを併用するのがいいと思います。

 

 

転職サイトだけだと自分で探さなければいけないので、大変かもしれませんが・・

転職エージェントに「こういう条件は避けて」と依頼することで、良きに計らってもらうこともできます。

転職エージェントは企業の裏事情を知っていたり、企業と交渉し情報を集めてくれたりする場合もありますので、もし可能なら活用させてもらいましょう。

 

 

という感じで、理不尽じゃない仕事に転職したい!と思うときは・・

あくまで「自分にとっての」理不尽は何か?を把握し、それを除外するために転職サイト・エージェントを使いこなす!

この方向性でいくとうまくいくのでは、と思います。

理不尽な「上司」「顧客」「仕組み」を排除する

仕事に理不尽を生み出す要素は、

  • 上司
  • 顧客
  • (仕事の)仕組み

基本的に、この3つになってきます。

 

たとえばパワハラ上司、クレーマー顧客、違法残業前提で回る仕組み・・

それぞれ職場にあると、圧倒的な理不尽を生み出してしまいますよね。

そして「同僚」「後輩」といったそれ以外の要素は、そんなには理不尽を生み出さないはずです。

 

なので理不尽な仕事を回避したいなら、これら3要素に注目し・・

3要素のすべてに理不尽がなくなるよう、ひとつひとつ検討していく!

こういった視点は特に有効だと思います。

 

じゃあ、これらの要素から理不尽を排除するには、どんなことに気をつければいいの?

3要素それぞれについて解説していきます。

理不尽な上司

理不尽な「上司」は理不尽を生み出す要素として、トップクラスに大きいです。

これはもう実際に働いている方なら、体験ベースで分かることでしょう。

理不尽な上司に悩まされたことが一度も無い!という人は、なかなか居ないはずです。

 

じゃあ転職にあたって、理不尽な上司を避けるにはどうすれば?

明確な「ブラック職場」を避ける

これがいちばん有効な視点になるでしょう。

 

ブラック職場には当然、ブラック上司が多いものです。

なので「見えてる地雷」と言えるような、ブラック臭ムンムンの職場は絶対に避ける!

この姿勢は理不尽ブラック上司を避けるための、いちばん基本的な考え方になります。

 

じゃあ、明確なブラック職場を見逃さないためにはどうすればいい?

まずは「転職会議」などの口コミサイトを使い、評判チェックはしておくほうがいいです。

ここで評価や書き込み内容が圧倒的に悪いなら、地雷である可能性は跳ね上がります。

 

企業説明会や体験入社に行く、というのもひとつの手段です。

どういうルートで機会を得るか?は、なかなか一概に言えませんが・・

その職場で働く人と実際に接すれば、ネットだけでは分からない「雰囲気」を感じ取れる可能性はあります。

私自身、企業説明会で明らかな「ブラックの波動」を感じ即座にそのブースから離脱した、という経験があります。

 

転職エージェントに調査してもらう、というのもひとつの方法です。

もちろん転職エージェントに登録し、活用しているという前提ですが・・

たとえばエージェントに「〇〇という企業はブラックっぽいか?」といった調査を依頼すれば、調べてくれる可能性はあります。

 

もしくは「ブラック企業リスト」も、忘れずチェックしておきたいところです。

正式名称は「労働基準関係法令違反に係る公表事案」で、厚労省のサイトで公表されていて・・

さらにはハローワークの検索ページといったところから、過去のデータを検索することもできます。

そして労働基準法などに違反した企業がリストアップされていますので、ここに載っている企業はブラックである可能性が高まります。

 

もちろんどんな手段を使っても、理不尽上司を100%避けることはできません。

しかし理不尽上司を回避できる可能性を、すこしでも上げたいのなら・・

「ブラック職場を回避する」を中心に、徹底的に努力しておきたいところです。

理不尽な顧客

理不尽な「顧客」も上司に並ぶくらいの、重大な要素です。

何でもないようなことでギャーギャー騒ぐ顧客に、無条件で頭を下げ続けなければならない・・

こんなの、理不尽以外の何ものでもありませんよね。

 

じゃあ、理不尽な顧客フリーな職場はどうすれば見つけられる?

その仕事はどんな顧客と接する仕事か?を予見する

ここでは、この視点が役に立つのではと思います。

 

顧客層は「選んだ仕事の種類」によって、だいたい決まってしまいます。

たとえばタクシー運転手なら、顧客は「街中でタクシーを拾う人たち」ですし・・

たとえばAmazon中心の配達ドライバーなら、顧客は「Amazonで何かを注文する人たち」ですし・・

もしくはたとえば夜勤メインのコンビニ店員なら、顧客は「夜にコンビニを訪れる人たち」となります。

 

もうちょっと挙げてみると、たとえば経営コンサルタントなら顧客は「企業経営者」になりますし・・

予約制バーの店員なら、顧客は「そのバーの予約者たち」に絞られますし・・

Webライターなら、顧客は「ライティングの依頼者」となります。

 

こんな感じで、どんな人たちが顧客になるか?を把握してしまえば・・

そこから生まれる「理不尽の量」はだいたい透けて見えるものです。

たとえばタクシー運転手なら「酔っ払った客がなだれ込んできて、行き先も告げず車内に居座る」みたいな理不尽が多いだろうな、とあらかじめ分かります。

 

なので自分が選ぼうとしている仕事で、日々接することになる顧客を想定し・・

そこから生まれる理不尽をイメージしたところ、それが我慢できないレベル・種類のものだった!

その場合はその仕事は避けておこう、という選択ができます。

 

もちろん仕事というものは、100%自由に選べるわけもありませんので・・

  • 自分に選べる範囲の中で、この選定作業をやっていく
  • 「選べる範囲」を広げるよう、日々努力する

現実には、こういったことをやっていくことになります。

 

仕事の種類を選んでしまえば、たとえ職場を変えても「顧客層」はあまり変わりません。

ここが職場さえ変えてしまえば切り捨てられる、「上司」との大きな違いですね。

なので「理不尽な顧客層」を避けられるよう、徹底的に考えておくことをおすすめします。

理不尽な仕組み

仕事の「仕組み」も、理不尽を生み出す要素です。

上司や顧客といった、接する「人」には理不尽が無かったとしても・・

規則といったシステム側に問題があれば、理不尽は生まれてしまうわけですね。

 

理不尽な仕組みの代表は、「就業規則」です。

たとえば「有給取得には上司の許可が必要」なんて理不尽ルールが、就業規則に入っていれば・・

なかなか許可してもらえず有給が取れない!といった、とてつもなく理不尽な状況になりかねません。

 

もちろんそういう就業規則は、労働基準法といった法律違反で無効になるのですが・・

無効になるのはあくまで「裁判などで争った後」なので、それまではとりあえず有効になり得るのが現実です。

なので「理不尽な就業規則」なんてものを採用している職場は、最初から避けておくほうがいいのです。

 

もちろん就業規則は社内情報となり、就職前のチェックはなかなか難しいかもしれませんが・・

場合によっては就活中の交渉で、あらかじめ見せてもらえるケースもあります。

もしくは転職エージェントに依頼し、見せてもらうよう交渉してもらう手もあります。

 

もちろん就業規則のチェックは法律知識が必要となる、それなりに難しいことですが・・

その会社に入社してしまえば、就業規則は「社内の法律」みたいなレベルの拘束力を持つルールとなります。

なので理不尽を避けたいなら入職前に、何としてもチェックしておくのをおすすめします。

 

 

理不尽な仕組みというのは、他にも例えば・・

  • ひとりに権力が集中する構造
  • 多忙前提でしか回らない仕事
  • 頑張ってもサボっても関係ない評価システム

こういうものがあり得ます。

 

特に「ひとりに権力が集中する構造」は、ヤバいですね。

そのポストに「理不尽な人」が座ってしまえばそれだけで、職場が理不尽まみれになるからです。

 

という感じで、理不尽な「仕組み」も意外に理不尽の温床になりやすく・・

なので転職前にしっかり調査し、避けていきたいところです。

圧倒的に豊富な案件数を持つ転職サイトです(登録無料)

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