楽な仕事をしたいのが甘えだとしても、なにも問題ない

このブログは広告リンクを含みます

寝るサラリーマン

キツい仕事なんて、したくない!

楽な仕事がしたい!と思うけど・・

楽な仕事がしたいのは甘えなのか?

 

甘えかどうか?に、絶対の基準なんてありません。

なのでここに、決まった答えなんてものは出てこないのですが・・

甘えという要素があるのは、確かだと思います。

 

しかし、楽な仕事がしたい!というのが・・

たとえ甘えだったとしても、何の問題もないです。

なので楽な仕事をしようとするのも、何の問題もありません。

 

甘えが問題ない?・・なんで?

甘えてしまうのは、良くないことなんじゃないの?

もしかしたら、そう思われるかもしれませんので・・

 

この記事では、楽な仕事をしたいのは甘えなのか?

そして甘えだった場合、そこに問題はあるのか?

ここを徹底解説していきます。

甘えと言うのは「会社」だから

楽な仕事がしたいのが甘えだったとしても、それは問題ない!

そう言える根拠の、まずひとつめは・・

甘えだ!と判断するのが「会社」だから、です。

 

会社の中で、とにかく楽な仕事をしよう!という動きをすれば・・

かなりの確率で「甘えるな!」と言われてしまいます。

具体的には、上司や重役、管理者といった人たちから言われるわけですね。

 

会社が社員に求めるものを、オブラートに包まずに言ってしまえば・・

馬車馬のように働かせて、限界まで利益に貢献させたい

身も蓋もありませんが・・こうなってくるでしょう。

 

会社にとって、社員は戦力です。

そして戦力を最大限に活用し、最大の成果をあげたい!

そう考えるのは「利益を追求する」という会社の使命からみても、自然なことになってきます。

 

なので、そういった会社側の視点からするなら・・

楽な仕事をしたいなんて甘え!論外!もっともっと働かんかい!

まあ、ちょっと言いすぎかもしれませんが・・

いちばん根っこのところにある本音は、こうなってくるかもしれません。

 

しかし、そんな会社側の欲求といったものを・・

身を粉にしてまで実現してあげる必要なんて無い

「社員側」の視点から見ると、こうなってきます。

 

楽な仕事をしようとして、会社から甘えだ!と言われたところで・・

それで働き方の方向性を変えるか?は社員個人の自由に属するものですよね。

なので相変わらず、楽な仕事を続けようとするのも社員本人が選ぶところです。

 

もちろんそういうのは会社にとっては、面白くないはずです。

なのでたくさんの仕事を押しつけようとしたり、扱いを不遇にしようとしたりはするかもしれませんが・・

そこは残念ながら、会社側の自由です。

 

しかしそれに対抗したり、辞めたりするのは社員側の自由です。

なのでそういうのを覚悟の上で、甘えだと言われても行動を貫くなら・・

「楽な仕事がしたいのは甘えだ」と言われても問題にならない!ということになります。

甘えと言うのは「国」だから

楽な仕事する人に甘えだと言う、ふたつめの要素は「」です。

日本に住んでいるなら、日本国ということですね。

 

国は国民によりハードな仕事をすることを求めるものです。

みんなが粉骨砕身して働けば、多くのものが生産され、経済がよく回って・・

そして国が豊かになっていくから、というのがその根本的な理由でしょう。

 

イメージとしては、厚生労働省が管轄する「学校」です。

小学校・中学校・高校と、どの段階であっても・・

学生たちはたくさん勉強することや、部活などで高い成果を出すことを求められますよね。

それを良し!とする空気は、確かにあったはずです。

 

これが大人の世界だと、確かに現代日本だと「職業選択の自由」は憲法にありますし・・

「働き方改革」で多すぎる残業にメスが入ったりと、少しは良い方向に進んでいるのかもしれません。

しかし全体的な方法はやっぱり、同じはずです。

 

これがさらに「共産主義」系の国だったりすると、さらにわかりやすいです。

どこの国とは言いませんが、国民の働き方を政府がガチガチに管理するようなところだと・・

甘えは罪!とばかりに尻をバシバシ叩かれながら、ひたすら仕事することになるでしょう。

そして日本が今後、そうならない保証はどこにもありません。

 

楽な仕事をしようとすると「国」もそれを甘えだと扱ってくるのですが・・

国の利益のために、自分を犠牲にしながら働く義務など無い

というのが、ここでの考え方になってくると思います。

 

国のために、きつい仕事も喜んでやる!

そういうのは愛国心があるのなら、個人の自由の範囲でやればいいだけです。

少なくとも、それをやる「義務」はどこにも無いはずですよね。

 

という感じで楽な仕事をしようとすると、国の目線から見ても「甘え」となってしまいますが・・

それもやっぱり、甘えと見られたとしても問題ない!が結論になると思います。

甘えと言うのは「親」だから

楽な仕事をしようとすると、それを甘えだと言われてしまう・・

その意外な相手が「」、だったりします。

 

子どもが、楽なことがしたい!キツい勉強とかしたくない!と言えば・・

たいていの親は「甘えずにちゃんとやりなさい!」と言うと思います。

少なくとも私の環境では、バリバリにそんな感じでした・・

 

そしてこれは大人になってからでも、そんなに変わらかなったりします。

ある程度の年齢になっても、子どもは「キツい仕事」をしていると親から褒められ・・

逆に「楽な仕事」をしていると、親からは甘えだと言われてしまう・・ということが多いでしょう。

 

なぜ、親は楽な仕事を甘えだと言うのか?

いろいろあるとは思いますが・・

子どもがちゃんと生きていけるよう喝を入れてくれている、というのがいちばん大きいでしょう。

 

世の中の仕事はキツいものであるほど、より稼ぎやすい傾向はあります。

なので子どもにちゃんと糧を得て、ちゃんと生活できるようになって欲しい!

そういう気持ちで楽は甘え!と言ってくれることが多いでしょうし、それはありがたいことだと思います。

 

しかしこの場合、大事なのは「ちゃんと生きていけること」ですので・・

楽な仕事をしながら、ちゃんと生きていけている

もしそうなら、それを報告すればそれで何の問題もなくなるはずです。

 

 

・・それでも親が、楽な仕事は甘え!キツい仕事をしなさい!と言う場合は?

そこには、ちょっとデリケートな事情が潜んでいるかもしれません。

 

例えば子どもの仕事は親のステータスになる、という事情があります。

親には親で「親同士の関係」といったものがあって・・

子どもが評価されやすい「キツい仕事」をしているほど、親のステータスが高くなるわけですね。

 

そして子どもがいわゆる「ラクな仕事」をしていると、そこで格好がつかなくなります。

なので子どもに楽な仕事なんて甘えだから、ハードな仕事をしなさい!

そう言ってしまうケースが、ある程度はあるのでは・・と思います。

 

 

親が「甘え」と言う理由は他にも、いろいろあるとは思います。

そして確かに親から見て、子どもが楽な仕事をするのは甘えに映るかもしれないですが・・

 

しかしいずれにしても、親がいくら甘えだと思ったとしても・・

自分が自分なりの理由で「楽な仕事を選ぶ」と判断するなら、親の意見がそれに勝るなんてあり得ないと思います。

なので親に楽な仕事をするな!それは甘えだ!と思われても、それもやっぱり問題ない!と言えるでしょう。

甘えと言うのは「苦労してる人たち」だから

世の中には、キツい仕事がいろいろあります。

そして楽な仕事をしたいなんて甘えだ!という意見を持ちがちなのは・・

キツい仕事などで「苦労している人たち」だったりします。

 

俺たちがこんなに頑張って、仕事のために身を尽くしているのに・・

楽な仕事をしたいなんて、なにを甘えてるんだ?けしからん!

おまえも苦労しろよ!・・みたいな感じですね。

 

実際に社会では、こういうのは結構あります。

たとえばバリバリに残業をこなして、嫌な仕事にも手を挙げまくっている上司が・・

「俺はこんなに頑張ってるんだから、おまえも甘えてないで頑張れよ!」と言ってくるイメージですね。

 

しかし仕事の選択はもちろん、個人の自由ですし・・

仕事をどのくらい頑張るか?も業務命令違反とかにならない範囲なら、個人の裁量の範囲内です。

そして、身を粉にしてめちゃくちゃ頑張る!なんてのは、その人の勝手です。

 

なので、その人がどれほどハードな苦労をしていたとしても・・

それで他人にまで苦労を強制できる、ということにはならない!

こう言えると思います。

 

なので苦労している人から「楽な仕事をしたいなんて甘えだ!」という言葉を頂戴したとしても・・

これもやっぱり、取り合う道理は無い!問題ない!

そう言えるのではないかと思います。

 

 

と、ここまでをまとめてみると・・

楽な仕事をしたいと考えたときに「それは甘えだ!」と言ってくる要素は、

  • 会社
  • 苦労してる人たち

そんな感じになってきます。

 

そしてそれぞれ、その意見はあなたの判断を越えるものではないはずです。

なのでもし、あなたがあなたなりの理由で「キツい仕事はもういやだ、楽な仕事がしたい」と考えたなら・・

それを甘えだと言われたところで、べつに問題にもならないのでは・・と思います。

「甘えると損する状況」は理解しておく

楽な仕事をしたいのが甘えだとしても、べつに問題ない!

ここまでで、そう書いてきたのですが・・

 

甘えを出すと損をしてしまう状況というのもありますので、それは注意です。

楽な仕事をしたい!と言っても、問題ないからといって・・

無制限に楽な仕事を求めるのはデメリットが多いので、おすすめしないのです。

 

楽な仕事を求めると損をするのは、どんな状況?

ひとつ例をあげるなら、就職1年目とかです。

入社して右も左もわからないところから、さあ社会人生活だ!となるタイミングですね。

 

就職1年目から、自分は楽な仕事だけしたい!というムーブをすると・・

「仕事スキル」がぜんぜん身につかないという結果を生みます。

楽な仕事にあぐらをかいていると、普通にそうなりますよね。

 

もしそれを続けると、2年目になっても3年目になっても基本すらできない!みたいな状態になり・・

その後ずっと「使えない人材」として、割を食うことになりかねません。

もしかしたら、後輩に舐められたりするかもしれないです。。

 

もしくは会社内で立場を上げたい場合なんかも、楽な仕事ムーブはNGです。

会社というものは「苦労を買って出ると評価される」ところですので・・

そこで楽な仕事を求めまくると、どうしても社内での立場は下がっていきます。

 

特に会社での「出世」を狙っている場合なんかは、そうですよね。

出世をしたいのなら楽な仕事を狙うどころか、みんなが顔をしかめるような汚れ仕事も引き受けて・・

そして出世を司る上司の印象を上げていく、というのが基本になるはずだからです。

 

と、ここに挙げたのはあくまで例ですが・・

楽な仕事をしたいのは甘えだとしても、べつに問題ない!

しかし楽な仕事で損をすることはあるので、状況はちゃんと見極めるほうがいい!

ここは大事なところだと思います。

楽な仕事で「たくさん稼ぐ」は難しい

楽な仕事をしたいのが甘えだとしても、問題ない!

だったら、楽な仕事だけを中心にして働いていこう!

そう考えるのは、もしかしたら自然なことかもしれません。

 

しかし楽な仕事には「たくさん稼ぐのは難しい」という面もあるので、ここも注意です。

お金がモノを言う世界に生きる以上、お金を求めるのは誰でも同じだと思いますが・・

楽な仕事だけを求めてしまうと、それが叶わなくなっていくわけですね。

 

会社は社員たちをうまく使って、より大きな利益をあげようとしています。

なのでハードに働いて、そこによく貢献する社員に、より大きな報酬を与えようとする!

そして楽な仕事を選び続ける人には、あまり大きく報いたくはないと考える・・

これはもう、自然なことだと思います。

(「ハードに働いても報われない」ケースも残念ながら多いですが・・それはちょっと別の話ですね。。)

 

とはいえ「楽で稼げる仕事」も確かに存在はするものです。

なのでそういうのを見つけ出して、楽な仕事で稼いでいこう!

そういう方向性も、アリといえばアリだとは思います。

 

しかしそういうタイプの仕事は、過当競争ですぐ潰れるものです。

楽で稼げる仕事があるなら、誰だってそれをしたいわけで・・

みんながそこに流入した結果、誰も稼げなくなっていくわけですね。

 

本気で「楽で稼げる仕事」を探している人は、独自の人脈や情報網を駆使してまで探しています。

なのでテレビや雑誌で「楽して稼げる仕事ないかなー」と探している感じだと、とても見つからないはずです。

最終的に楽して稼げる仕事を得られるとしても、結局、そこに至るまでには苦労するわけですね。

 

という感じで・・大きめのお金を稼ぎたいなら、「楽な仕事を求める」方向性は微妙!

これも必要な視点になってくるかな、と思います。

 

 

今回は楽な仕事をしたいのは甘えなのか?をテーマにお話ししました。

運営者:りふりーびと

 

プロフィール画像

 
「理不尽な仕事から自由になる」を目指し試行錯誤を続ける人です。

ブラック病院勤務でボロボロにされた経験から、そこを目指すようになりました。

「転職と副業」を追求した結果、すでにある程度は達成済み。

理不尽な仕事から抜け出す方法を発信するため、このブログを運営中。

【年齢・性別】30歳台後半、男性

【本業】
◇現在:フリーランス
◇元:ブラック病院の下っ端医療職

【副業】
ブログ運営
(10万円/月の半自動収益を達成)
インデックス投資
(歴8年、投資額の約4割ぶんの利益を獲得)

【その他の特徴】
◇姿勢改善で頭痛が治った経験あり
◇趣味は自転車
◇海外移住に興味あり
 
詳しいプロフィール

TwitterPinterest
 

サイト内検索
カテゴリー
特殊ページ
最近の投稿
最終更新日ごと

ページの先頭へ