職場で、できるだけ好かれるよう努力してきたけど・・
結局、まわりに都合のいいように使われるだけだ。。
あれ?職場って、嫌われた方が楽じゃね?
日本人は小さいころから「まわりと仲良くしなさい!」と教わるものです。
みんなと仲良くしなさい!友達たくさん作りなさい!好かれる人になりなさい!
あなたも、そう言われたことが多かったかもしれません。
しかし「職場」という環境で、まわりに好かれようとすると・・
- 上司にいいように利用される
- 作り笑顔のやりすぎでメンタルが消耗してしまう
- 欲しくもない人間関係に巻き込まれる
こんな感じで、デメリットがかさんでいくことが多いものです。
なので、そんなんだったら嫌われた方が楽なのでは?
というのは、一理ある考え方ですし・・
私自身、サラリーマンをやっていた頃はそう思うことが多かったです。
なのでこの記事では、職場では嫌われた方が楽!って本当?
職場で快適に生きていくには、どんな人間関係をつくるのが最適なの?
ここをいろいろ考え、解説していきます。
目次
職場では、完全に嫌われたほうが楽?
職場ではもう、「完全に」嫌われてしまったほうが楽?
好かれない行動ばかりしてしまった方が、最終的にストレスフリーになれる?
まずは、この視点から考えてみます。
そして私としては、さすがにそれはデメリットのほうが大きいと感じます。
なぜなら完全に嫌われてしまうと、
- メンタル的にシビアな環境になる
- 理不尽にマイナスの扱いを受けることが増える
- 仕事のスムーズさが失われる
普通は、こういったことが起きてしまうからです。
特にメンタル的にシビアな環境になるというのは、大きいのではと思います。
もし仮にあなたが「まわりからどう思われても、一切のストレスを受けない」ほどのメンタル強者なら、問題ないでしょうが・・
まあ普通は、周囲の8割とかから嫌われるような状況になると、キツくてたまらなくなってしまうはずです。
なので割り切って、もう嫌われてもいいや!と思ったとしても・・
完全に嫌われると、「楽」とは程遠くなってしまうと言えます。
そこまで行くのはさすがに、行き過ぎなわけですね。
でもやっぱり、好かれにいくのは割に合わない・・
嫌われた方が楽だ!と思うなら、どう考えればいい?
「好感度調整」が鍵
職場で「嫌われた方が楽」を、ちゃんと実現するためには・・
「好感度の調整」が、その鍵になってきます。
好感度を高すぎず低すぎずの、バランスのとれた状態にするということですね。
なぜ、好感度は高すぎず低すぎずが一番なの?
好感度が低すぎるとデメリットが発生する!というのは、上に書いたとおりですが・・
好感度は、逆に高すぎてもデメリットが発生するからです。
好感度が高すぎると、具体的には・・
- まわりの要求が強くなり、消耗していく
- 人間関係が「濃すぎ」になり、消耗していく
- 高い好感度を保とうとして、消耗していく
そんな感じで消耗してしまう要素が、強くなってしまいます。
なので「嫌われた方が楽な職場」を、ちゃんと実現したいなら・・
好感度はデメリットが起きるほどには下げず、しかし上げすぎることもない!
そんな感じで低空飛行させていくのが、いちばん実利のある動き方になると思います。
「好かれると損する人」を、見極める
嫌われた方が楽な職場を、うまく実現していくために・・
重要だと思うコツが、もうひとつあります。
「好かれると損する人」を、見極めることです。
職場には、好かれると損をする人が居ます。
例えば、
- やたら偉そうにする上司
- ベタベタと頼ってくる同僚
- 不真面目で、まったく仕事せず給料だけ得ようとする部下
こんな人たちに好かれ、仲良くなるとどうなるか・・説明するまでもありませんよね。
もうこの職場で好かれる必要は無い!嫌われた方が楽!と思うときは・・
そういった「好かれると損をする人」の影響があることも、多いのではと思います。
そういう人に好かれて損をしたことで、もう嫌われたほうがいいや!となってしまうわけですね。
しかし全員に嫌われる!とまで割り切る必要はありません。
あくまで「好かれると損をする人」に関しては、絶対に好かれない!という行動をして・・
それ以外の人に関しては、好かれすぎず嫌われすぎずのバランスをとる!というのが一番でしょう。
このあたりのうまい人間関係の割り切り方は、
上の記事にまとめているのですが・・
たとえば人間関係に「濃淡」をつける、といった考え方は有効なのではと思います。
職場では嫌われた方が楽!というのは、場合によってはとても有効な考え方なのですが・・
あまりに振り切ってしまうとデメリットがかさむので、うまいこと好感度のバランスを取るのが一番なのでは?
というのが、この記事で言いたいことのまとめです。
今回は「職場って嫌われた方が楽じゃん!と気づいたら」をテーマにお話ししました。