転職を親に言わないのはアリ?ナシ?

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両親に挟まれたサラリーマン

今の会社を辞め、転職することになったけど・・

転職することって、親に言うべきなの?

転職を親に言わないのは、アリ?ナシ?

 

転職を親に言わないのは、もちろんアリです。

成人なら自分のことは自分で決め、自分だけで完結させるのが基本のはずだからですね。

少なくとも、転職を必ず親に言わなければならない!なんてことはあり得ません。

 

しかし現実は、そう単純ではないはずです。

自分の家の環境だと、転職は親に言うべきな気がする・・

親に言わないでおくと、後から親が怒りそうで怖い!

そういった、人それぞれ・家庭それぞれの事情もあるでしょう。

 

なのでこの記事では、転職を親に言わないのはアリ?ナシ?

ここを、ちょっと踏み込んだ視点から解説していきます。

転職を親に言わないのは、アリ!

転職を親に言わないのは、アリ?ナシ?

まずはこのテーマに対する、私自身の結論を言っておきます。

転職を親に言わないのは「アリ」です。

 

なぜ?

ひとことで言うなら、「親に言うべき道理」が特に無いからですね。

 

この記事を書くにあたって「言うべき理由」について、ひとしきり考えてみたのですが・・

〇〇だから転職することは、絶対に親に言うべきだ!

そう言う根拠となる考え方は、ひとつも出てきませんでした。

 

逆に「言わなくてもいい理由」についても、同じように考えてみました。

そして、詳しくはこの記事全体で解説していきますが・・

こちらについては、いくつもの理由が思い浮かびました。

 

だからといって、転職は親に言わなくてもいい!!とするつもりはありません。

考え方は人それぞれなので、「言うほうがいいと思う」という考え方もあっていいと思うからですね。

しかし、転職を親に言うことが「誰にとっても絶対に必要」とは言えないでしょう。

 

ということは、転職を親に言わないのはアリ?ナシ?という話をするなら・・

言わないのもアリ!という結論になってきます。

そしてあとは個人の自由の範囲内で、言うのもOKだよね、ということですね。

 

というわけで、転職を親に言わないのはアリ!

これがこのテーマにおける、私自身の結論となります。

 

じゃあ・・「転職を親に言わなくてもいい理由」って、具体的にどんなものがあるの?

以下、ここを解説していきます。

「反対」は、気にしなくていい

転職することを、親に言ってみたところ・・

「そんな会社に転職するなんて・・今の会社のほうが絶対に良いだろう!転職は許さん!」

こんな感じで反対されることは、少なくないものです。

 

反対されやすい転職の例としては、せっかく大企業に就職したのに、地方の中小企業に転職することになった・・

一般的にはこういった場合に、反対されてしまうことが多いでしょう。

 

そして親に反対されるから、転職は親に言いたくない!

こういう考え方になる人も、多いものだと思います。

 

そして・・転職を親に反対されても、気にしなくていい!

これが、このテーマを考えるときの軸となる考え方です。

 

転職を親に反対されても、気にしなくていい理由はなに?

転職する「権利」も「責任」も、すべて自分にあるから

これが理由です。

 

まず・・転職する「権利」は、100%自分のものです。

法に触れたり、人として明らかに間違っていたりでもしない限り・・

成人している以上、転職に限らずあらゆる行動は個人の自由ですよね。

 

そして親に「行動を制限する権利」はありません。

なので親が「そんな転職は反対だ!許さん!」と言ったところで・・

それに従う道理がどこにも無いのです。

 

なので自分が自分の考えで、転職する!と決断したのなら・・

親がどう反対しようが関係なく、それを実行していいのです。

 

 

そして転職にかかわる「責任」も、100%自分のものです。

転職することで収入が下がっても、理不尽な仕事に巻き込まれたとしても・・

さらには結果的に職を失い、路頭に迷ったとしても・・

その責任は転職を決断した自分が、すべて引き受けることになりますよね。

 

そして、たとえ親の反対に従って転職をやめて、それで取り返しのつかないところに追い込まれたとして・・

もちろん親はその責任を取ってはくれませんし、取らせるべきでもありません。

なので転職に関わる責任も、すべて自分のところにある!と言えます。

 

と、こういった理由で転職することは、親に言わなくてもいいですし・・

別に言ってもいいですが、言ったあとの「反対」に従う必要は無い!と言えます。

 

 

とはいえ、ひとつ注意点を挙げておくと・・

親はほとんどの場合で、あなたのことを思って反対しているものです。

子どもの考えを否定したくて反対するケースは、さすがに滅多に無いことだと思います。

 

なので親の反対を、アレルギーのように拒絶する必要までは無くて・・

親に言うかどうかはどっちでもいいし、それで反対されたとしても別にいい。

しかし転職するかどうかの「判断」は、絶対に自分がやる!

というのが、一番バランスのとれた考え方になるのではと感じます。

「心配」を防ぐために言うべきか?

転職を親に言わないと、親を「心配」させてしまう。。

だから、転職は親に言うべきだ!

こういう考え方もあると思います。

 

親は子どもの職業について、いろいろ心配するものです。

職を失って、食べるに困っていないか?

社会でちゃんとうまくやっていけているか?

こういったところを気にかけるわけですね。

 

なのでこういった心配を取り払うために、転職は親に報告しておいたほうがいい!

この考え方にも、一理はあると思います。

 

しかしこの考え方をする場合でも、逐一、詳細に報告する必要までは無いと思います。

「ちゃんと働いてちゃんと食べてるよ、心配しないで」

このひと言で十分なはずだからですね。

 

そして親は子どもがそう言っているのなら、子どもを信じるべきですし・・

たとえその言葉が事実と違ったとしても、その裏にある事情をほじくり返すべきではないでしょう。

少なくとも「ちゃんと働いてる?信用できない!もっと詳しく聞かせろ!」みたいな言葉には、応える必要が無いはずです。

 

という感じで、親が心配するから転職は報告したほうがいい!に関しては・・

転職を逐一報告することまでは必要なくて、「心配しないで」のひと言で十分!

私としては、これが結論となります。

「言うのが礼儀」とかは、どーでもいい

転職するなら、親に言うのが「当然の礼儀」だ!

だから、転職は親に言うべきだ!

親に言うべき派の理論には、これもよく出てきます。

 

しかし個人的には、このあたりの考え方は正直、どーでもいいものだと思っています。

なぜ、どーでもいいと考えるのか?

それは自分でも親でもない、第三者の価値観だからです。

 

育ててもらった恩があるんだから、転職は親に言うのが礼儀だ!

そういう考え方があるのは理解できますし、否定するつもりもありません。

そう考えるなら、そうすればいいと思います。

 

しかし、その考え方に自分や自分の親が縛られるべきか?

となると、ここは違ってきます。

 

転職は親に言うのが礼儀だから、言うべきだ!

この考え方を重視することになるのは、自分と親の両方が「言うのが礼儀だよね」と納得している場合だけです。

親だけがそう思っていたとしても、子だけがそう思っていたとしても、それを相手に押しつけるのは違いますよね。

 

ましてや、関係ない第三者の価値観なんて本当に、どーでもいいことです。

そんなものは当事者である自分と、その親との関係において、なんの価値も持ちません。

 

なので、「親に言うのが礼儀かな?」みたいに参考にして考えるのはいいのですが・・

「親に言うのが礼儀だろう!言え!」みたいな押し付けに従う道理は、どこにも無い!

これがこの考え方をどーでもいい、どっちでもいいと思う理由です。

「親に言えなくて破滅」だけは、絶対に避けよう

転職を親に言わないのはナシかなぁ、報告しなければいけないかなぁ・・

でも、報告しやすいような転職ではない!なので転職できない・・!

こうやって「転職を親に言えなくて破滅」するケースがあり、これは絶対に避けるべきだと感じます。

 

例をあげるなら、たとえば今の職場で上司からパワハラ受けていて・・

もう我慢できなくて転職したいけど、せっかく入った有名企業なので転職を親に言えない!

なのでズルズルとそこで働き続け・・メンタルを深刻にやられて取り返しがつかなくなった、みたいな感じですね。

 

本当にヤバいときは、親に相談なんてせずに転職していいと思います。

自分を守るのが最優先です。「親がどう思うか」なんて二の次どころか五の次です。

 

特に真面目な人であればあるほど、親からどう思われるか?といったところを重視してしまいますので・・

親に転職を言えないのが原因で破滅することがあるので、これは避けるべき!

ここは知って、気をつけておいたほうがいいと感じたので書いてみました。

「事後報告」でも、別にいい

自分で考え、転職を親に言うことにしたとして・・

その報告は「転職前」がいい?「事後」でもいい?

ここもけっこう話題にのぼるところです。

 

そしてここの答えは「事後でも問題ない」となると思います。

そしてもちろん事前でも問題なく、つまりどっちでもいいわけですね。

 

なぜ、事前でも事後でもどっちでもいいの?

「事後はダメな理由」が特に無いからです。

 

事前報告が良くて、事後報告はダメな理由は?

ちょっと考えてみたのですが・・

「親がその転職に意見する機会を作れるから」、くらいしか自分には思いつきませんでした。

 

転職することを転職「前」に報告すれば、親はその転職に意見したり、反対したりすることができます。

そして転職「後」の報告だともちろん、それはできません。

なので親がその転職についてOK!NG!といった意見をするためには、事前報告であるべきだ!となります。

 

しかし上でも書いてきたように、転職の判断は自分がやるべきことです。

少なくとも、親に判断を委ねてしまうようなことでは絶対ありません。

 

なので事前報告をしろ!というのは・・

「転職は親の意見を聞き、判断を仰いでからしなければならない!」

そんな感じの、ちょっと親に権力を置きすぎな考え方からきているのでは、と感じられます。

 

という感じで、転職は事前報告するべきで、事後報告はダメ!

そう言うための、道理の通った理由は特に無いと思われて・・

なので、転職報告は事前でも事後でもどっちでもいい!と言えます。

親は、なぜ転職について聞きたがるの?

そもそも親はなぜ、子どもの転職について聞きたがるの?

転職を報告してほしい!と思う理由は何?

最後にここも解説してみます。

 

親が転職のことを聞きたがる理由を挙げてみると、

  • 純粋に心配して
  • 「親同士の関係」のため
  • 「子どもの就職への貢献感」があるから

こんな感じになってくると思います。

 

まず、親は子どもを心配するから転職を聞きたがることがあります。

ちゃんと生活できるような会社に勤めているのか?

子どもに妻子が居るなら、一緒に生活できていけるくらい稼いでいるのか?

こういったことを心配し、必要であれば助け舟を出したりしたいからですね。

 

「親同士の関係のため」に子どもの職を知っておきたい、というのもあり得る理由です。

というのも親同士、特に「ママ友」みたいな関係の中では、子どもの仕事というのはポピュラーな話題で・・

場合によっては、子どもの職業によってマウント合戦が始まることも少なくないのです。笑

なのでそういうときちゃんと話題についていくために、子どもの職業事情を知っておきたい!と思うことがあります。

 

「子どもの就職への貢献感」も、知りたがる大きな理由でしょう。

親は子どもが小さい時から、将来の就職に向けた教育をすることも多く・・

その場合は「子どもが今の職を得られたのは、自分の貢献があったからだ」という貢献感を持つことになります。

そして自分が貢献したことに関して起きることは、自分が知っておかなければならない!みたいな考えを持つわけですね。

 

とまあ・・必ずしもすべてが、知りたがる「正当な理由」というわけでもないのですし・・

他にも、親が転職を知りたがる理由はいろいろあるかもしれません。

 

しかしまあいずれにせよ、親が「転職は自分に言うべき!」という強い考えを持っているときは・・

そのバックグラウンドにある「そう考える理由」も考えると、うまく対処していけるかもしれません。

 

 

今回は転職を親に言わないのはアリ?ナシ?をテーマにお話ししました。

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「理不尽な仕事から自由になる」を目指し試行錯誤を続ける人です。

ブラック病院勤務でボロボロにされた経験から、そこを目指すようになりました。

「転職と副業」を追求した結果、すでにある程度は達成済み。

理不尽な仕事から抜け出す方法を発信するため、このブログを運営中。

【年齢・性別】30歳台後半、男性

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◇現在:フリーランス
◇元:ブラック病院の下っ端医療職

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