部下が何も言わなくなったのはなにかの前兆?

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黙ったサラリーマン

割とよくものを言う、いろいろ主張する部下だったのに・・

ある時から突然、何も言わなくなった・・!

 

「部下が突然黙るイベント」は結構、あるものです。

私自身、サラリーマンとして働いていた時代は、たびたび見たことがあります。

 

そしていきなり黙られると上司としては、不安になりますよね。

え、なに?何かの前兆??

この先、どんなイベントが待ってるというの?・・みたいな感じです。

 

何の理由もなくピタッと黙ることは、普通はありません。

なので部下がいきなり何も言わなくなったときは、なぜか?を判断し・・

もしフォローできるならしておくのが、ヤバいことになるのを防ぐ道だったりします。

 

なのでこの記事では、部下が何も言わなくなった理由はなに?

ここの考え方を解説していきます。

「辞める」前兆

部下が何も言わなくなったのは、「辞める」前兆だった!

これが突然黙ったときの、一番よくあるパターンなのではと思います。

 

「辞める」というのはサラリーマンにとって、一大イベントです。

なので辞める前は、感情が大きく動きやすいですし・・

強いプレッシャーを受けながら残りの日数を過ごす、ということも少なくありません。

 

そして辞める前にどんな精神状態になるか?は人それぞれですが・・

ものを言ってる場合じゃなくなるケースも、それなりにあるでしょう。

辞める前ならではの「考えること」が多すぎて、パニックになっているようなイメージです。

 

もしくは今の職場でものを言う意味がもう無い、というのも黙るケースのひとつです。

在職中は職場環境を良くしたり、不満を上司に伝えたりするためにいろいろ言っていたけど・・

もう辞めてしまうので言う意味がなくなった、という状況ですね。

 

部下が辞めるのは会社にとって、基本的にはマイナスです。

なので部下がいきなり何も言わなくなったなら、もしかしたら辞めようとしてる?と考え・・

もし可能なら引き止めなど、対処をするべきかもしれません。

「キレる」前兆

キレる」寸前の、爆発しそうな精神状態で・・

それで何か言うどころでは無くなっていて、何も言わなくなった!

これも部下が何も言わなくなったときの、あり得るパターンです。

 

会社には「キレる原因」が、山ほどあります。

理不尽な命令、仕事を放棄し押し付けてくる同僚、クレーマー顧客などなど・・

さまざまなことにイライラしてしまう!というのは、実際に働いている人には説明不要ですよね。

 

人間は我慢ができる生き物ですので、たいていの場合ではグッとこらえるのですが・・

しかし我慢も限界を越えれば、爆発してしまうことはあり得ます。

私自身、追い込まれすぎてキレた社員を何度も見たことがあります。

 

そして怒りがリミットを超えた人間は、まず黙ることが多いです。

これはあなたの周りの「キレた人」を思い返してみれば、イメージできることかもしれません。

急に真顔になって、シーンとなって・・その後に破裂する感じですね。

怒りを溜めて溜めて、抑えようとするけど抑えきれず、一気に溢れ出すんだと思います。

 

そしてよくしゃべっていた部下が突然、黙ってひとことも発さなくなった場合・・

なんらかの原因で怒り心頭になって、爆発しそうになっている!

この可能性は、それなりにあるのではと思われます。

 

もちろんキレるとは言っても、上司に暴言を吐くとかは稀かと思われます。

その時点でその会社での立場は終わってしまいますので、それはもう辞める前提でしょう。

暴力を振るうとかはさらに稀ですね。こっちはおそらくニュースになりますので。笑

 

なのでキレるといっても、そこまでするわけではなく・・

仕事が残ってても17時に帰る!とか、その上司を半分無視する!とか、そんな感じになりそうです。

私自身が見てきた「キレた人」の行動は、基本的にそんな感じでした。

・・まあ、爆発し、上司をボロボロにけなした後に辞めていった人も知ってはいるのですが。笑

 

とはいえ部下がキレる時、具体的に何が起きるか?は誰にもわかりません。

そしてそれは上司にとっては恐ろしい、起きてほしくないことになるはずですので・・

黙った部下が「キレそうなのかも?」と思ったら、できるだけ早いフォローが必要になるでしょう。

「病む」前兆

あまりにも追い込まれすぎて、「病む」寸前まできている・・

これも部下が何も言わなくなったときの、ありうる状況です。

 

病むというのは具体的には、適応障害とかうつ病とかいった「心の病気」のことです。

「病む」というイベントは残念ながら、どこの会社にもあふれています。

あなたの会社もおそらく、無縁!ということはありませんよね。

私自身、よく見てきたものです。

 

そしてメンタルを追いこまれて、病んでしまうレベルにまできているなら・・

悠長に話をしている余裕なんて、無くなっていてもおかしくはありません。

ギリギリの状況ならそれはもう、そうですよね。

 

そして社員が病むというのは上司にとっても会社にとっても、かなりのリスクです。

「戦力が減ってしまう」という面でも、そうですし・・

病気となった社員の「責任」も、ある程度心配になるところですよね。

 

なので部下が何も言わなくなったら、これはメンタルを深刻に病んでしまう前兆か?

この視点で見ておくのは必須だと思います。

忙しすぎる

あまりにも忙しすぎるので、話しているヒマが無い!

これも部下が何も言わなくなったときの、よくあるケースです。

 

あまりにも忙しいと人は、しゃべる余裕さえなくなります。

これはあなた自身が忙しかったときを思い出せば、イメージできるのではと思います。

てんてこ舞いになって、頭を仕事に支配されて、何か言うどころではなくなりますよね。

 

そこまで忙しくない状況なら、会社の采配についての文句とか・・

もしくは他愛もないプライベートの話とか、いろいろ出るものです。

しかしあまりに忙しいと、言葉が出なくなるわけです。

 

もちろん何も言えなくなるほどの忙しさというのは、並大抵ではありません。

「ちょっと忙しい」くらいなら、そこまでの影響は出ないはずで・・

何も言わなくなるほどとなると、あまりにも多くの仕事、もしくは長時間労働を押し付け過ぎかもしれません。

 

そして部下が忙しすぎる状況を放置してしまうと、それこそ過労で体を壊してしまったり・・

もしくは理不尽な状況にキレたり、辞めたりするリスクは跳ね上がります。

 

そして部下の「忙しさ」をコントロールするのは、たいていの場合で上司です。

なので部下が何も言わなくなったときは、忙しすぎの状況に追い込んでいないか?も確認し・・

もしそうなら、仕事量をコントロールしてあげるのがおすすめです。

言っても無駄、と理解した

この会社やこの上司には、言っても無駄だな。。

そう理解した場合も、部下は何も言わなくなってしまいます。

 

部下が会社や上司に言いたいことは、山ほどあるのが普通です。

仕事の負担が重すぎるとか、扱いが不公平すぎるとか・・

もしくは現場の目線からはここが改善できそうです!とか、内容はいろいろですね。

 

そして元々こういったことを主張していた部下が、なぜか何も言わなくなったなら・・

それは、言っても無駄だと理解したからの可能性が高いです。

もういいや!という感じで、諦めてしまったわけですね。

 

会社や上司にいろいろ言っても、何も変わらなかったとして・・

それが数年も繰り返されれば、普通は諦めるものです。

なのでそういう流れで「順当に」諦めてしまった、という可能性がまずあります。

 

もしくは「諦めるイベント」があった、というケースもあるでしょう。

たとえば自分のミスではないのに、自分のせいにされたりすれば・・

「もうダメだな、いいや」とばかりに諦めてしまったとしてもおかしくないでしょう。

 

もちろん状況はいろいろで、部下側の訴えのほうが間違っていることもあるでしょう。

とはいえ何度も主張したけど何も変わらず、それで言う理由を失ってしまった・・

これも部下が何も言わなくなったときの、あり得る原因のひとつです。

どれか見切るには「観察」を

いきなり部下が、何も言わなくなったとして・・

じゃあ挙げてきたうちの、どれが原因なの?

ここは実際にフォローするためにも、もちろん大事です。

 

そしてこの判断のためには、しっかりと「観察」するのが有効でしょう。

怒りで何も言わなくなってるのか?それともメンタルを追い込まれて病む寸前なのか?

こういったことを考えながら、じっくり部下を見るわけですね。

 

特に「表情」は、観察ポイントとして効果的なはずです。

原因が挙げてきたどれであっても、それぞれに見合った表情の変化があるはずです。

たとえば、

  • キレる寸前:いまから攻撃するような、怖い表情
  • 病む寸前:追い詰められた、虚無感のある表情
  • 忙しすぎる:疲労困憊した、しんどそうな表情
  • 言っても無駄と理解した:あーあ、と諦めたような表情

言葉で表すのもなかなか難しいですが、こんな表情を浮かべるかもしれません。

 

そして表情、態度などから感じられる、その人が何も言わなくなった背景を見切り・・

たとえば忙しすぎなら負担を減らしたりと、適切な対処をする!

何かが起きる前兆だったとして、これができれば起きる前に防げるのかもしれません。

 

今回は部下が何も言わなくなった原因をテーマにお話ししました。

運営者:りふりーびと

 

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「理不尽な仕事から自由になる」を目指し試行錯誤を続ける人です。

ブラック病院勤務でボロボロにされた経験から、そこを目指すようになりました。

「転職と副業」を追求した結果、すでにある程度は達成済み。

理不尽な仕事から抜け出す方法を発信するため、このブログを運営中。

【年齢・性別】30歳台後半、男性

【本業】
◇現在:フリーランス
◇元:ブラック病院の下っ端医療職

【副業】
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【その他の特徴】
◇姿勢改善で頭痛が治った経験あり
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