20代の社員、他にもたくさんいるはずと思っていたけど・・
同い年の同僚たちと一緒に、仕事を乗り越えていくんだと思ってたけど・・
入った職場で、20代が自分だけだった!
職場で同い年が多いと、心強いものです。
同い年はやっぱり、話や価値観が合うものですし・・
親近感も湧きますので、協力して一緒にやっていこう!という雰囲気にもなりやすいです。
逆に、たまたま入った職場が「おじさんばっかり」だった場合・・
歳の離れた人たちと和気あいあい、なんてなかなか出来ないものです。
さらにはジェネレーションギャップもあり・・かなり働きにくくなるのではと思います。
じゃあ、入った職場で自分だけ若いときはどうすれば快適に働けるの?
なぜ「職場で20代は自分だけ」なんて状況ができてしまったの?
この記事では、そういったところを解説していきます。
目次
「年功序列エリア」を避ける
職場で自分だけ若いけど、それでも快適に働くコツは?
まず第一に必要なのは「年功序列エリア」を避ける、という視点です。
なぜなら・・「自分だけ若い x 年功序列」は、最悪の組み合わせだからです。
自分だけが若くても、快適に働けるケースもあります。
年上の上司たちがみんな、年齢を気にせず別け隔てなく接してくれたり・・
若さゆえに、将来性も考えて重宝されたりするケースですね。
しかし年功序列のエリア内では、そんな快適さは望めません。
なぜならエリア内では、強制的に「若い = 下っ端」となってしまうからです。
たとえば飲み会でもあれば、馬車馬のように酒を注ぎ、注文を聞いて回る立場になるわけです。
さらには自分「だけ」が若い場合にはもちろん、自分「だけ」が下っ端になります。
なので下っ端扱いや下っ端業務といったものは、すべて自分ひとりに集中することになり・・
快適などとは程遠い、ヤバすぎる状況になってしまうかもしれません。
もし今現在、自分だけが若いけど年功序列ではない状況なら、そこに関してはラッキーだと言えるでしょう。
しかし自分だけが若くて、しかも年功序列でガチガチの職場で働いているとするなら・・
まず真っ先にやるべきことは、そのエリアからの脱出となってきます。
しかしもちろん、じゃあ年功序列じゃないところに転職する!なんてのは簡単ではありません。
なので基本はその会社の中で、できるだけ年功序列じゃないエリアに移動することになります。
接する社内の人間関係を、できる範囲でそう変えていくわけですね。
そうやって年功序列要素を、ある程度でも減らすことができれば・・
「自分だけ若いことによるデメリット」のいちばん大きいところは、排除できるのではと思います。
年上の考え方を理解する
職場で自分だけ若い中で、スムーズに働いていくためには・・
「年上ならではの考え方」を理解する、というのも大事です。
20代の自分に、20代特有の考え方があるように・・
30代には30代ならではの、40代には40代ならではの、50代には50代ならではの考え方があります。
なので自分だけが若いと、まわりとの「年齢ならではの考え方のギャップ」に苦しむことがあります。
ジェネレーションギャップ、と言われるやつですね。
例えば年齢が高めの人には、昔ながらの「キツい仕事も根性で乗り切れ!」みたいな思想がありがちなものですが・・
現代の20代でそういう思想を持つ人は、かなり稀なはずです。
なので根性!根性!と言われて顔をしかめる、みたいなのはあるあるのはずです。
とはいえ、自分だけが若い職場の中でやっていきたいのなら・・
ジェネレーションギャップも、何とかして乗り越えるしかありません。
じゃないと若いというだけの理由で、孤立しかねませんので。。
なので40代・50代といった年上の考え方を理解するのが大事になってきます。
じゃあ、年上の考え方を理解するにはどうすれば?
- 飲み会などで直接コミュニケーションを取る
- 親や親戚、年上の友人などと話す
- インターネットで年上の生態を調査する
こういった方法が思い浮かびます。
どれが有効か?は人によって違うでしょうが、ひとつはハマる方法があるのではと思います。
年下の自分を理解してもらう
自分が、年上の考え方を理解するのが大事なように・・
年上の社員たちに、年下の自分を理解してもらう!
これも同じくらい、大事なことになってきます。
20代といった年下から、50代といった年上のことがなかなか理解できないように・・
年上から見ても、年下が何を考えているか?は理解しがたいものです。
そしてこっち方向の無理解が、若い人の「居づらさ」を生むこともあります。
なので職場で自分だけが若いときは・・
職場の大半を占める年上たちに、若い自分の考え方を理解してもらう!
これも職場でスムーズにやっていくため、有効な方法のひとつと言えます。
じゃあ、若い人の考え方を理解してもらう方法は?
これもベタではありますが、できるだけコミュニケーションを取るのが一番でしょう。
というかここは、それ以外に無いのではと思います。
とはいえ、年上に若い考え方を理解してもらうのは・・
若い自分が年上を理解するよりも、だいぶ簡単だと思います。
なぜなら年上の人たちは「若い年齢」をいちど経験しているからですね。
そして順番としては、
②:次に、年下の自分を理解してもらう
この①、②の順番で動いたほうがいいでしょう。
なぜなら「理解してから理解される」というのが、人間関係の基本となるからです。
という感じで、自分だけ若い職場で快適な人間関係を組みたいなら・・
年上・年下をお互いに理解し合うことで最終的に、年齢が壁とならない関係を組む!
これができれば、効果は大きいのではと思います。
なぜ「自分だけ若い」状況ができるの?
自分だけが若く、まわりがみんな年上。。
この状況ができてしまうのは、そもそもなぜ?
職場で20代は自分だけ・・というのはやっぱり、ストレスになってしまうものです。
なので出来れば同年代の、話しやすい同僚たちも欲しい!
そう思うのも自然なことだと思います。
そして、自分だけ若い職場に入ってしまう理由は・・
- 平均年齢が高い「職種」に入った
- 平均年齢が高い「地域」で就職した
- 若い人が居づらい職場に就職した
このあたりになってくるでしょう。
平均年齢が高い「職種」に入った
平均年齢が高い「職種」に就職すればもちろん、自分だけが若くなりやすいです。
平均年齢は職種ごとに、だいぶ違ってきますので・・
20代の身で年上だらけの業界に行けば、もちろんまわりが年上だらけになりますね。
平均年齢が高い職種って、具体的には?
高山市ホームページの該当ページより引用
とある市のデータではこんな感じで、「飲食業」や「宿泊業」は特に平均年齢が高い、というデータになっていました。
逆に「金融・保険業」「情報通信・運輸業」は平均年齢が低いともなっていますね。
なのでもし、職場で自分だけ若い!という状況を避けたいなら・・
こういったデータをもとに、平均年齢が低めの業種を選択しておく!
これが有効な視点になってくると思います。
平均年齢が高い「地域」で就職した
平均年齢が高い「地域」での就職も、自分だけ若い状況を生むリスクとなります。
若い人だらけの地域で職を得れば、若い人たちの中で働けるのが自然ですし・・
逆に年上ばかりが住む地域に職を得れば、自分だけ若い!となる可能性は跳ね上がります。
そして平均年齢の分布は、地域ごとにぜんぜん違ってくるでしょうが・・
都市部ほど若者が、地方ほど高齢者が多くなるというのは基本となるでしょう。
若者ほど都会に出たがり、田舎は過疎に悩まされる・・というのはもう常識みたいなものですよね。
なので職場で自分だけ若い!をあらかじめ防ぎたいなら・・
できるだけ田舎の職場は避け、都会のほうで就職する!
これだけでも、職場で自分だけ若い!はだいぶ防げるでしょう。
若い人が居づらい職場に就職した
若い人が居づらい職場というのも、大きなリスクファクターです。
たまたま就職したところが、そういう職場だった!ということですね。
若い人が居づらい職場からは当然、若い人がどんどん離職していきます。
そうなればもちろん残るのは高齢者ばかりとなり、職場の平均年齢もどんどん上がり・・
そしてそこにあなたが入れば、職場で自分だけ若い!という状況になってしまいます。
若い人が居づらい条件にも、もちろんいろいろあるのですが・・
わかりやすいのは、上でも挙げた「年功序列」の要素が強い職場ですね。
若いというだけでボロボロに低く扱われる職場からは、離れたくなっても仕方がないものです。
・・という感じで「職場で自分だけ若い」状況ができるときは、相応の理由があることも多いものです。
なのでそういった状況は、働きにくいので避けたい!と思うときは・・
挙げたような知識をもとに、そうなりそうな状況をあらかじめ避ける!というのが有効だと思います。
今回は職場で自分だけ若いときの対処法をテーマにお話ししました。