仕事が理不尽なのは当たり前か?

理不尽に怒る上司

「あなたが指示する仕事、理不尽です・・!」

意を決して、震える声で上司にそう言うも・・

 

「はぁ?仕事は理不尽で当たり前だろうが!いいからさっさとやれ!」

と怒鳴られる。。

 

というのは、ただの例え話ですが・・

理不尽な仕事をするのは、当たり前!という価値観の上司は、多いものです。

そういう空気が蔓延している会社も、たくさんあります。

 

場合によっては「社会全体」が、理不尽な仕事をして当たり前だ!と押し付けてきたりします。

契約違反の長時間労働も、社会のためなら仕方ないだろ!みたいなやつですね。

特定の職業が槍玉にあげられたり、メディアがそういう方向を向いて報道したり・・もよく見ます。

 

そして何度も何度も、そう言われていると・・

もしかして、理不尽な仕事をするのは当たり前なのか・・?

そう思ってしまうかもしれません。

 

しかし理不尽な仕事をするのはもちろん、当たり前ではないです。

にも関わらずなぜか、お前らは理不尽な仕事をして当たり前だ!と言う人は多く・・

そしてそれに苦しめられる人も、結構いるものです。

私自身、社会人なりたての頃はけっこう苦労しました・・笑。

 

なのでこの記事では、仕事は理不尽で当たり前!と言われてしまう理由と・・

そういう人から身を守る対処法とを、解説していきます。

当たり前派の理論は、こんな感じ

仕事が理不尽なのは、当たり前!

そう言う人達の頭の中って、どうなってるの?

なにを根拠に、そんなことを言ってるの・・?

 

いわゆる「理不尽で当たり前派」の理論は、

  • 若いうちの苦労は、買ってでもするもの
  • プロなんだから、理不尽な仕事にも笑顔で対応するもの
  • 理不尽だ!なんて言うのは、仕事に命をかけられない弱卒だ

こんな感じだと捉えて、そう大きな間違いは無いでしょう。

 

一言で言うと、いわゆる体育会系理論です。

体育会系の組織や人というのは、時代の流れによってだいぶ淘汰されてきたようなのですが・・

現代でもまだまだ、残るところには残っています。

私自身、ゴリゴリの体育会系組織に居た経験があります。

 

そしてそういった、理不尽な仕事だろうが喜んでやれ!拒否権は無い!みたいな考えをもとに・・

罪悪感も無く、理不尽な仕事ばかりを投げつけてくるものです。

それが当たり前だ!と思っているわけですね。

 

そして、そんな組織や人のもとで何年もやっていると・・

毎日、理不尽な仕事をしているけど、これって当たり前のことなのか・・?

正直、そういう考えに染まってしまうかもしれません。

 

じゃあ、そうやって理不尽な仕事を投げつけられるのは当たり前なの?

それに従うまっとうな理由って、何かあるの?

以下、解説してみます。

「理不尽ではない仕事」は、当たり前

理不尽な仕事は当たり前か?を考える前に・・

まず、確認しておくことがあります。

社員が「理不尽ではない仕事」をするのは、当たり前です。

 

社員が仕事すること自体は、当たり前です。

まず常識としても、そうですし・・

 

そもそも社員は給料ももらうかわりに、会社からの「業務命令」に従う義務があります。

そして業務命令に従わない場合、会社は処分をすることもできます。

 

なので一般的に考えて、その会社に必要な仕事をちゃんとすることや・・

上司から「これやっといて」と仕事を割り当てられること自体は、まったく自然なことです。

 

もちろん、仕事がきつい場合もあります。

しかし「きついから」という理由だけで、仕事が免除されたりはしません。

 

 

という感じで、仕事をさせられること自体は、何を言うべきところでもないのですが・・

どんな仕事でもやって当たり前というのは、違います。

 

どんなに不条理な、理不尽な仕事でも進んでやれよ!

それに関しては、従う道理は無いのです。

以下、詳しく解説します。

仕事が理不尽なのは、当たり前ではない

明らかに自分だけが、多くクレーマーを担当させられる・・

上司がやるのが当然の仕事を、お前がやれ!と投げつけられる・・

病気でまったく働ける状態ではないのに、ハードな仕事することを強要される・・

 

そんな「理不尽な仕事」をやるのは、当たり前ではないです。

 

仕事が理不尽なのは、当たり前ではない理由は・・

会社や上司は「理不尽な仕事を押しつける権利」を持たないからです。

 

上に書いたように・・会社は、社員に仕事をさせる権利があります。

給料を支払うかわりに、業務命令できるわけですよね。

しかし理不尽な業務命令は、無効となるものです。

 

このあたりは専門的になってきて、ちょっと難しいですが・・

例えば、

【業務命令が無効となる場合】

・労働基準法などの法律に違反するもの

・労働契約や就業規則に違反するもの

・贈賄、談合、官庁への虚為報告などのその他の違法行為

・選挙応援など労働者の個人的自由の侵害に当たる行為

・労働者に多大な不利益を生じさせるもの

・差別的業務命令(性別を理由にしたもの、国籍信条を理由としたもの)

弁護士法人クラフトマン ホームページより引用

こんな感じで業務命令は、どんな場合でも有効なわけではなく・・

理不尽な業務命令は、基本的には無効とされるわけです。

実際に裁判で無効となった例も、調べればたくさん出てきます。

 

そして、業務命令が無効となるのであれば・・

会社や上司が、その仕事を命令できる根拠が無いですよね。

なのでそこに関しては、赤の他人が言っているのと同じことで・・

従う義務なんてものは無いのです。

 

 

と、ここまでちょっと理屈っぽく書いてみましたが・・

常識で考えても、「仕事は理不尽で当たり前」に道理なんて無いです。

 

そもそも社員は給料をもらって、その対価として仕事をしています。

そして、そこに「若いからどんな理不尽な仕事でもするべき」とか・・

「プロだから、無条件で仕事にすべてを捧げるべき」とか・・

そんな理屈がまかり通る根拠は、まったくありません。

 

社員は「お金の対価として、当然やるべき仕事」をやればいいはずです。

それ以外の理不尽な仕事については、社員側の判断で「やってもいい」ことであって・・

「仕事を渡す側」が投げつける道理は無いです。

 

 

そんな感じで、仕事が理不尽なのは当たり前ではないのですが・・

しかし現実には、理不尽な仕事も黙ってやるのが当たり前だ!

そう言う会社や上司は、残念ながら多いものです。。

 

なぜ、仕事は理不尽で当たり前だ!と言う人が蔓延しているの?

以下、ここを解説します。

なぜ、理不尽で当たり前だ!と言うの?

仕事は、理不尽で当たり前だ!と言う理由・・

それはそういう雰囲気を作ったほうが、都合がいいからでしょう。

 

どんな会社でも「理不尽な仕事」はあるものです。

理不尽なクレーマーへの対応が、ゼロの会社なんてありませんし・・

本来その会社がやるべきではないような不条理な仕事も、あるときはあるものです。

 

そういった理不尽な仕事は「誰かがやらなければいけない」もので・・

そしてその会社における「総量」も、だいたい決まっています。

 

そして理不尽な仕事なんて、誰しもやりたくないものです。

なので、ここで「理不尽な仕事も、喜んでやるのが当たり前」という空気を作っておけば・・

押しに弱い人や立場の弱い人に、理不尽な仕事を押しつける土壌ができるわけです。

 

何年も社会人をやってきた経験から言うと・・

「仕事は理不尽で当たり前!」と叫ぶ人たちは、そういう意図でやっていることが多いです。

 

そしてここに巻き込まれると、リターンもなくただただ理不尽な仕事をさせられて、身体やメンタルをすり減らす・・

という、ただただ割にあわない会社員生活を送ることになってしまいます。

なので、理不尽で当たり前だ!なんて言う人には、全力で「対処」する必要があるんですね。

 

じゃあ、具体的にはどう対処すればいいの?

以下、解説していきます。

対処:戦略的に拒否する

理不尽な仕事をして当たり前だ!と言われたり、そういう職場に入ってしまったりした場合・・

戦略的に拒否する」が、とれる選択肢のひとつになります。

 

戦略的にというのは、「ただ単に拒否する」わけではない、という意味です。

理不尽な仕事をしろ!それが当たり前だ!と言われたとして・・

単に「嫌です!」と言うだけでは残念ながら、不利になってしまいます。

 

命令される側の社員はどうしても、立場が弱いものです。

なので指示されたことを、シンプルに拒否した場合・・

最悪、「理不尽な指示をしたこと」部分の証拠を消されて、業務命令違反として扱われる・・といったことも考えられます。

 

じゃあ、戦略的に拒否するって・・どうするの?

やり方は、場合によっていろいろではあるのですが・・

例えば仕事自体は引き受けつつも、理不尽部分だけゴネるとかでしょう。

 

例えば、接客の命令そのものは引き受けるのですが・・

やたらクレーマーを担当させられそうになった場合は、そこだけは何とか理由をつけて、受けなくていいようゴネます。

例えば問題の上司のそのまた上司と仲良くなって、他のタスクを入れてもらう、とかもアリでしょう。

 

そうやってうまいこと、理不尽部分だけを回避していけば・・

「仕事そのものは引き受けている」わけですので、文句を言われる筋合いはなくなります。

そして大きな負担を受けすぎることなく、わりと健やかに社員生活を送れます。

 

もちろん状況は人それぞれで、どう対応するか?を一概に説明しにくいですが・・

理不尽な仕事を拒否するときは真っ向から拒否するのではなく、「うまいこと拒否する」ことを考えると、うまくいくかもしれません。

対処:その上司から離れる

理不尽な仕事を受けるのは、当たり前!

上司や会社に、そんな無茶を言われるような状況なら・・

そこから離れてしまうのが最終的には一番です。

 

具体的には、異動・退職・独立といった方法ですね。

どんな方法を使ってでも、「理不尽な仕事をして当たり前」エリアから抜け出すことさえできれば解決します。

 

しかしもちろん、これはそれなりに難しいことです。

転職したい!と思って、さくっと転職できることのほうが珍しいですし・・

どうしてもその会社からしか収入を得られない状況なら、どうしてもその会社に依存するしかなくなってしまいます。

 

しかし現代は、必ずしも会社に勤めずともさまざまな方法で収入を得られる時代です。

本業のつながりで独立し、自分で仕事を獲得することもできますし・・

例えば「ブログ運営」「インデックス投資」といった方法は、会社以外から収入を得る鉄板の方法だったりします。

 

私自身、ブログ運営・インデックス投資をそれぞれやっていて、

ブログを始めてみようかな?でも、どうすれば始められるかわからない!そんな方向けに、ブログを始める手順を解説しています。
インデックス投資に興味があるけど・・本当に不労所得になるの?リスクはないの?7年やってる経験からお話しします。

その具体的な方法は、上の記事たちで解説しています。

そして現在はそれらの助けもあって独立し、自分自身で仕事を得ながら生きていたりします。

 

もちろんハードルはけっこう高く、そう簡単に「成果レベル」まで行けるものではありません。

何年ものあいだ努力することになるでしょうし、それでも結果が出ない可能性も普通にあります。

しかし・・うまくいけば問題の上司どころか、「職場という仕組みそのもの」を回避することさえ可能になってきます。

 

すべての人にうまくハマるわけではないことは、分かっていますが・・

うまくいけば理不尽上司から離れる方法としては、トップクラスに有効だと思いましたので、ここで挙げてみました。

 

 

と、いろいろ書いてはみましたが・・

仕事で理不尽なことをさせられるのは、当たり前ではありません。

 

なのであらゆる手段を駆使して、全力で回避し・・

何とかして理不尽フリーな、快適な職場を目指す価値はあると思います。

 

今回は仕事が理不尽なのは当たり前か?をテーマにお話ししてみました。

理不尽フリー生活を得る方法
不労所得を得て理不尽フリーになる方法「ブログ」の始め方を解説しています。
不労所得を得て理不尽フリーになる方法「インデックス投資」の始め方を解説しています。
運営者:りふりーびと

 

プロフィール画像

 
仕事、人間関係、お金、健康・・あらゆる面での「理不尽フリー」を追求する人です。

ブログ運営・投資・独立などにより、すでにある程度は達成済み。

【年齢・性別】30歳台後半、男性

【本業】
◇現在:企業の産業医など
◇元:総合病院の内科医・研究員
◇医局から独立し3年目

【副業】
◇ブロガー
(13万PV/月のブログを運営)
◇インデックス投資(歴7年)

【その他の特徴】
◇姿勢改善で頭痛が治った経験あり
◇趣味は自転車
 
TwitterPinterest
 

カテゴリー
サイト内検索
特殊ページ
最近の投稿
最終更新日ごと

ページの先頭へ