ブログを作った!よし、最初の記事を書こう!
でも・・自己紹介、どうしよう?
もし、そう考えてこの記事にたどり着かれたなら・・
最初の記事で自己紹介は、NG!
ということをお伝えします。
何かを始めるときに「自己紹介から」というのは、鉄板です。
私は[名前]です。略歴や出身はこうです。では、発表を始めます。
・・みたいな感じですね。
しかしブログにおいては、最初に自己紹介を!というのは、まずいのです。
なぜ、自己紹介はダメなの?
じゃあ、何を書けばいいの?
以下、解説していきます。
目次
誰も、あなたに興味がないから
いきなり、煽りみたいな見出しになってしまいました。すみません・・笑
しかし、最初に自己紹介をしてはいけない理由は、ここに尽きます。
ブログを訪れたとき・・
「ブログ運営者」にいきなり興味を持たれることは、ほとんど無いのです。
もちろん私が作っている、このブログもそうですね。
おそらくですが、訪問者であるあなたは、ブログ運営者である私に強い興味を持ってはいないはずです。
これが売れている芸能人がやっているブログとかだったら、最初から興味を持たれます。
なのでこんな人です!という自己紹介にも、最初から意味が出るのですが・・
「一般人の自己紹介」なんて、赤の他人からしてみると、価値を持つものでは無いんですね。
イメージしていただきたいのですが・・
あなたがグーグルで調べものをしていて、情報がありそうな記事をクリックするとき・・
「運営者はどんな人だろう?知りたい!」と思いながら、クリックするでしょうか?
恐らく、それは無いはずです。
調べものをしている時は「役に立つ情報」だけを、探そうとしているはずです。
そしてブログで多くアクセスを集める場合、ほとんどのケースでこの「検索流入」がメインになります。
なので最初の記事で自己紹介したり、多くの記事に自己紹介を入れたりなど「自己紹介」が多い場合・・
「役に立つ情報を書いてくれない」と判断され、すぐに離脱されてしまう!となる可能性が高いのです。
たとえば仕事の飲み会で上司に、「今の仕事を、より効率よく進める方法」を聞いたとして・・
その上司が「ワシの若い頃はこうだった」と、いきなり自分語りを始めたとしたら・・帰りたくなりますよね。
聞きたいのはあくまで「仕事を効率よく進める方法」なので、まずはそれだけ話して欲しいはずです。
ブログで聞かれてもいないのに、最初の記事でいきなり自己紹介を始める!
というのはこの「やたら武勇伝を語るおっさん」みたいになってしまう可能性があるわけです。
実際的なところを書くと・・自己紹介を前面に押し出すと、アクセス数、つまり「PV」が伸びないと思います。
PVは、検索でブログに訪れた人の「検索意図」を満たしていくことで伸びますので・・
自己紹介の成分が増えれば増えるほど、伸びなくなるわけです。
いちおう書いておくと、自己紹介は意味がない!価値がない!と言いたいわけではありません。
しかし、自己紹介が意味を持ってくるのは、読者が「ファン化」してきたときです。
このブログ、良いこと書いてるなぁ・・
お、この記事も参考になったぞ!このブログいい感じだなぁ。
運営者、どんな人だろう?・・みたいな感じですね。
そこまで行くと「運営者」に興味を持たれている状況なので、自己紹介の価値が高くなるのですが・・
そこまでいくためには通常、かなりの年月がかかります。
なので少なくとも「最初のほうの記事」で自己紹介というのは微妙、ということです。
というわけで・・自分のブログなんだから、まずは自己紹介したい!
そう思ったとしても最初は、ぐっとこらえて・・
「別の、もっと有益なこと」を書くほうがおすすめなのです。
有益なことって具体的に、何?
以下、解説していきます。
最初の記事では、これを書くほうがいい!
自己紹介が微妙なら・・最初の記事では、何を書けばいいの?
「検索者の悩みを解決する情報」です。
最初の記事というか、ブログを始めてからそれなりの期間はずっと、こればっかり書くことになりますね。
上のほうにも書きましたが・・ブログはほとんどの場合で「検索エンジンからアクセスを集める」ものです。
最近だと、SNSから集めるのも流行ってきましたし、確かにそれも有効なのですが・・
「最終的に、莫大なアクセスを集められるようになるのは検索エンジンだ」というのもまた、事実です。
なのでブログでアクセスを得たいのなら、検索エンジンからアクセスを得よう!とするのが基本になります。
そしてそのためには、検索エンジンから来た人を満足させる!が一番なので・・
検索者の悩みを解決するのがまず、いちばん重要なことになるのです。
実例を挙げると、「ロードバイク サドル おすすめ」で検索し、自分の記事に来た人に対して・・
その記事で「自分はこういう仕事をしてきて、こんな性格で・・」なんて書いてたら、訪問者は離れますよね。
ここでは「ロードバイクのサドルは、これとこれが良いですよ。その理由は・・」みたいな情報を書くべきです。
と、最初の記事や、最初のほうの記事ではひたすら「検索者の役に立つ」情報を書きまくる!
自己紹介は基本的にせず、こればっかりやるのがおすすめです。
自己紹介はこんなタイミングで、こういう場所で
じゃあ、自己紹介はしない方がいいの?
どんなタイミングなら、してもOK!・・とか、あるの?
ここはシンプルで、ブログで自己紹介してもいいタイミングは・・
「自己紹介が求められている」時、です。
上で書いたように、ニーズが無いときに自分語りをするのは、嫌がられます。
しかし相手が「あなたの生い立ち、性格、人生経験などを知りたい!」と思っているタイミングなら・・
自己紹介をしても、しっかり興味を持って聞いてもらえるのです。
具体的にそれは、どんな時?
上にもすこし書きましたが・・読者が「ファン化」してきたときですね。
読者があなたのブログから、たくさんの有益情報を得ることができたなら・・
次に、この良いブログを書いているのはどんな人なんだろう?と思うのは、自然なことですよね。
自己紹介を前面に出すべきなのは、このタイミングなのです。
とはいっても、ブログはさまざまな記事を、分散して置くような場所ですので・・
いろいろな場所で自己紹介すると、わけがわからなくなってしまいます。
なので自己紹介は「プロフィールページだけ」でやるのが基本的には、おすすめです。
あなたのブログに来て、プロフィールページを開く人は・・
「どんな人がこのブログを書いているのか、見たい」と思っているはずです。
なので、そこで自己紹介をすると一番、自然に受け入れてもらえるのです。
もしくは現代だとツイッター・フェイスブックといった、SNSが発達していますので・・
自己紹介はそういったSNSのほうにまとめてしまうのも、アリでしょう。
SNSはブログと違って、自己主張がメインとなる場ですので・・
そっちでガンガン自己紹介していくのはブログに比べると、より問題ない形になっていくと思います。
この記事では、ブログの最初の記事で自己紹介するのは、どう?
といった視点でお話ししてみました。