異動させられる人の特徴は?異動が多いのは無能の証?

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異動させられるサラリーマンのイラスト

あの人、このあいだ自分の部署に異動してきたのに・・

すぐに上からの命令がきて、また他のところに異動していった・・!

異動が多い人の特徴って、何かあるの?

 

会社の命令で異動させられてしまうのは、サラリーマンの宿命ですが・・

異動の「頻度」というのは人によって、かなり違ってきます。

毎年どころか半年ごとに転勤する人、10年以上も転勤しない人、両方居ますよね。

 

そして異動が多いにしても少ないにしても、何かしらの理由はあるはずです。

なので自分自身がたくさん異動させられる場合でも、他の人が異動させられているのを見る場合でも・・

なぜ異動が多くなるのか?

ここは知りたいところになってくると思います。

 

選ばれる人って、何かその人に理由があるの?

ぶっちゃけ、無能だから異動させられてるの?

それとも、ぜんぜん違った視点から見た方がいいの・・?

 

この記事では、そういった異動させられる人の特徴について徹底解説していきます。

優秀だから異動、も多い

能力が低いから異動させられる、というのは確かにあり得ます。

仕事が遅くて、ミスばかりしてしまう部下なので・・

厄介払いの形で放り出されるケースは、それなりにあるでしょう。

 

しかしそこを詳しく話すより先に、まず考えておきたいのが・・

優秀だから」異動させられることも恐らく同じくらい多い、ということです。

 

優秀な人が異動になることは、よくあります。

優秀だと思われるからこそ上司が、今その人が働いている職場は「器が小さい」と判断し・・

より器の大きな、その人の高い能力を活かせるような職場に異動させるわけですね。

 

たとえば、ひとりの店員として現場で働いていた社員だけど・・

頭の回転が早いと判断され、マネージャーとして働くのが適任だと判断された!

そしてそのために、マネージャー不足のエリアに異動配属された、みたいなケースですね。

 

異動させられる人と聞くとついつい、ダメな人だからだ!と思ってしまいがちですが・・

そんな感じで、異動は能力が高い場合でも低い場合でも、どちらでも多くなりがちなものです。

なので異動したという事情だけで、無能なのか?といった判断はなかなか難しいと思います。

無能だから異動、はあり得る

と、言ってはみたものの・・

無能だから異動させられるケースも、また多いものです。

一般的には、こっちのイメージのほうが強いでしょう。

 

たとえば部下がやるべき仕事をせず、会社のパソコンでずっと動画サイトを見てばかり!なんて場合は・・

さすがに上司としては、扱いに困ってしまうはずです。

 

割り当てた仕事が終わっていかないので、まわりの社員や上司本人がフォローする羽目になりますし・・

そういう人を容認することが、他の社員のモチベーションも下げる・・みたいなデメリットさえ生まれます。

さらにそういったレベルの場合は、教育して仕事ができるように・・というのも限度があるものです。

 

さらにはそういう人であっても「退職させる」というのは、無理なレベルで難しいものです。

社員を懲戒解雇できる時というのは、無断欠勤を繰り返すとか、悪質な犯罪を犯したとかいう時に限られ・・

「無能だから」なんて理由で解雇したらほとんどの場合で、それは違反となるでしょう。

 

しかし「異動させる」のは基本的に、会社側の自由となります。

会社に異動命令を受けたら、異動したくない理由とかがあっても従わなければならない!

これは実際にサラリーマンをやっている人なら、常識に近いことなのではと思います。

 

なのでもし深刻なレベルで、無能と言わざる得ない人が職場に居たら・・

チャンスがあれば、異動させて他のところに放出してしまおう!

上司がそう考えたとしても、それは無理もないことだと思います。

実際、明らかにそういう流れで異動させられている人を何度も見たことがあります。

 

もちろん、異動が多い人はみんな無能!とか、そういうことではないです。

下で解説していきますが、異動が多い理由というのはいろいろあるもので・・

「能力が低い」というのは、それらのうちひとつの可能性にすぎないわけですね。

 

じゃあ、能力の高い・低い以外だと、異動させられる原因ってどんなものがあるの?

以下、解説していきます。

「気が弱い」と、異動させられやすい

異動させられやすい人の特徴として・・

気が弱く、自分の意志を通せないタイプというのもあり得ます。

 

社会には気が強い人、気が弱い人がいます。

そして気が強い人は、自分がこうだ!と判断したら決して曲げなかったり・・

理不尽な扱いには断固抵抗したりと、そういったことが出来るタイプですね。

 

そして逆に気が弱い人は、声が小さくなりがちで・・

ちょっと理不尽な扱いを受けたとしても、それを覆すのがなかなか難しかったりします。

相手側のパワーに押し切られてしまうわけですね。

 

そして異動させられるというのは、それなりに「負の側面」を持ちます。

たとえば今の職場にやっと慣れてきて、給料も人間関係も悪くないのでしばらくはここで働きたいけど・・

上司から「異動してくれ」と言われたらなかなか断れるものではい・・みたいな感じですね。

 

無茶や理不尽を含む異動は、何とかして拒否したいところとなるのですが・・

気が弱い人の場合、そこではっきり意思を伝えきれないものです。

なので「じゃあ異動で。よろしく」といつの間にか決まってしまう感じになります。

 

ちなみに上司側には上司側の、「異動ノルマ」みたいなものが発生することがあります。

人手不足の部署に、フォローの人員が必要になったので・・

おまえの部署から3人出せよ、みたいな指令がさらなる上層部から下るわけですね。

 

その場合に上司は、候補となる社員たちに声をかけていくわけですが・・

それがあまり嬉しくない異動だった場合、気が強いタイプの人はなかなか首をタテに振りません。

そして気が弱い人は「ぜひ異動してくれ」みたいな感じで頼まれると、流されることも多いものです。

 

さらには上司側もそれを知っていて、少ない労力で異動ノルマをこなすために・・

気が強い人はあらかじめ避け、気が弱い人を狙い撃ちすることがあります。

 

という感じで、気が弱い人は上司側の「異動させたい!」という気持ちを押し付けられやすく・・

それが原因で気が強い人よりは、異動させられることが多くなってしまう・・

これがひとつの要素としては、あると思います。

上司に嫌われて左遷、もある

上司に嫌われやすいタイプなので、異動させられてしまう・・

これも異動させられる人の特徴として、あると思います。

 

嫌いな人を異動させるというのは、現実にはそれなりに起こることです。

本来は、私情で異動を決めるのは良くないことでしょうが・・

重役が、気に入らない部下を地方に左遷する!

実際にはそういったことがあるのは、社会人なら実感できるところでしょう。

 

そして、上司に嫌われやすいタイプの社員は・・

たとえば上司から「コイツは言うこと聞かないな、おーし左遷してやる!」みたいな感じで異動させられることがあります。

理不尽ではありますが、私のまわりでもけっこう見たことがあります。。

 

上司に嫌われやすいタイプというのは、決して無能というわけではないです。

逆に仕事が早くて正確だけど、会社員としては「自分の意思」が強すぎる・・

そういった「有能だけど従順じゃない」タイプの人は、上司に好まれないことが多くなってしまいます。

 

上司から見ると、やたら優秀な部下は脅威に感じることもありますし・・

能力はそこまで高くなくていいので、素直に従ってほしい!となることも多いものです。

「歯車」の域を越えてほしくないわけですね。

 

さらに言うと、「イエスマンを周りに置きたい」タイプの上司というのは、結構居るものです。

なのでもしその部下が優秀ではあるけど、その上司のイエスマンとは言えない場合は・・

自分にイエスと言わないのなら、他に行け!とばかりに異動させられる可能性もあるのです。。

 

という感じで、能力的には有能の部類なんだけど・・

性格的に上司に気に入られにくく、だから異動させられてしまう!

これも異動が多い人の、ひとつのパターンです。

上司が「異動させたがる」タイプかも

上司が、他人を「異動させたがる」タイプだった・・

これは本人の要素ではありませんが、異動が多い原因にはなり得ます。

 

異動は、人事権を持つ上司が決めるものです。

そして部下たちをあまり異動させず、同じところで育てたいと思う上司も居れば・・

ガンガン異動させて、新しい風を吹かせたい!と思うタイプの上司も居ます。

 

そしてたまたま「異動させたがる上司」に当たってしまった場合・・

本人の能力とか性格とかの要素は関係なく、やたら異動させられてしまう!ということになります。

 

サラリーマンは異動命令が下ってしまえば、なかなか拒否することはできないものです。

なので上司が、おまえ異動だ!おまえも異動だ!とどんどん介入してくる場合・・

部下側の気質がどうか?といったところに関わらず「異動が多い」状況となってしまいます。

 

という感じで、たまたま上司側が異動させたがりタイプだった・・

というのも、異動が多い状況ができる理由になり得ます。

自分から異動したがるケースもある

異動が多いケースには、異動を「させられてしまう」ケースも多いものですが・・

逆に自分から異動したがるというのも、あり得ます。

上司が何か言うより先に、異動したいです!と手を挙げるようなタイプですね。

 

たとえば同じ会社の中でもいろいろな職場に行って、いろいろなスキルを身に付けたいとか・・

さまざまな人間関係の中で揉まれて、見聞を広めたいとか・・

そういったモチベーションから、飛び回りたい!と思っているようなタイプです。

ひとつの場所に根を下ろすタイプとは、真逆ですね。

 

こういったタイプの人は当然、異動が多くなりがちです。

もちろん会社・上司側としては、異動希望をすべて受け入れるわけもありませんが・・

異動したがる人は仕事を頑張ったり上司の覚えを良くしたり、など異動のための工夫もするものです。

 

という感じで自分から異動したがるので、異動が多くなる!

これも異動が多い人の、特徴のひとつと言えます。

異動が多い「職種」もある

そもそも「職種」が、異動が多いものだった・・

この場合は他の要素に関わりなく、異動が多くなってしまうことが多いです。

 

異動の多さというのは、職業によって変わってきます。

社員みんなが、同じ職場で異動なくずっと働くような職種もあれば・・

みんな1年ごとに、グルグル異動して回るような職種もあるわけですね。

 

例えば・・

  • 商社マン
  • 金融系
  • 公務員

一般的には、こういった職種は異動が多いと言われているようですね。

 

ちなみに異動の多さについて、私自身の職業を挙げてみると・・

私はとある医局の内科医として、それなりの期間を過ごしました。

そして状況はなかなかに、異動の多い状況でした。

 

医局といえば「白い巨塔」のイメージがあるかもしれませんが・・

現実にも「教授の権力が絶対」という意味では、そんな感じです。

そして教授は人事権を持ちますので、ひと言の指示でガンガン異動させられます。

 

なので私自身、医局に居たころは1年ごとに病院を異動していたりして・・

新しい病院のシステムに慣れるのが、やたら大変だったイメージがあります。笑

職場が変わると働き方も変わるので、そこの適応も大変ですね。

 

対して例えば、医局に属さず「街中の総合病院の管理職」といったポジションを得れば・・

自分から希望しない限り、「異動させられてしまう」ということはまず起きません。

なので10年以上といったレベルで、同じ職場で働き続けられるわけですね。

という感じで同じ職種でも、立場によって異動のしやすさが変わってくるという面はあります。

 

とはいえまあ、異動の多い職種というのはあるもので・・

その職種で仕事をしているなら、本人の性格とか上司がどうとか関係なく、異動は多くなり得ます。

なので異動が多いのはなぜ?と思ったら、職種についても考えてみていいのではと思います。

 

 

今回は異動させられる人の特徴をテーマにお話ししました。

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「理不尽な仕事から自由になる」を目指し試行錯誤を続ける人です。

ブラック病院勤務でボロボロにされた経験から、そこを目指すようになりました。

「転職と副業」を追求した結果、すでにある程度は達成済み。

理不尽な仕事から抜け出す方法を発信するため、このブログを運営中。

【年齢・性別】30歳台後半、男性

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◇現在:フリーランス
◇元:ブラック病院の下っ端医療職

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◇姿勢改善で頭痛が治った経験あり
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