ブログを作るときは、多くの場合で「独自ドメイン」を取得します。
そして、その使うドメインに・・
wwwは、有るほうがいい?無いほうがいい?
というのは、よく迷われるところです。
www有りだと「www.abc.com」みたいになって・・
無しだと「abc.com」と、短い形になるわけですね。
インターネット上のホームページには、この両タイプのものが散らばっています。
そしてドメインはいちど決めると、簡単には変更できませんので・・
www有り無し、どっちでブログを作っておくべき?
ここで悩むのは自然なことだと思います。
私自身もブログを始めたころに、ここで迷い・・
そして最終的には「www無し」を選択した、という経緯があります。
なのでこの記事では、ドメインにwwwは有りがいい?無しがいい?
ここを「wwwは何の略?」みたいな、小難しい話は抜きにして・・
ブログ・SEOにかかわる部分だけを軸に、徹底解説していきます。
目次
まず結論。「どっちでもいい」
「www.abc.com」の形と、「abc.com」の形・・
どっちが、SEO的に有利なの?
どっちがPVが増えやすいとか、あるの?
ここは、どっちであっても変わらない、と言われています。
まず、そもそもブログにおいて「ドメインの文字列」は、アクセスには関係ないとされています。
「abc.com」なのか、「def.com」なのか、「ghi.com」なのか、で変わらないということですね。
たとえば「あいう.com」みたいな日本語ドメインとか、あまりにも長すぎるドメインとかは、評価が変わるかも?と言われていますが・・
基本的にはどんなドメインでも変わらないので、好きなドメインにしていいはずです。
そして「www.abc.com」と「abc.com」の違いも、ドメインの文字列の違いの範疇と言えます。
なのでどちらであっても、いちばん大事な「SEOの強さ」や「アクセス数」といったものには・・
特に影響はないだろう、と言えるわけですね。
なので、www有り無しはどっちがいいかな?
ここは「どっちでもいいので、好みで決めていい」と言えるでしょう。
「混在」させるのが一番まずい
しかし、ここで注意点があります。
「www.abc.com」の形と、「abc.com」の形・・
「両方」あるのはまずい、ということです。
たとえば、あるページは「www.abc.com」の形で作ってあって・・
別のページは「abc.com」の形になっている!
といった状態のことですね。
インターネット上で「www.abc.com」の形と「abc.com」の形とでは、「別のドメイン」として扱われます。
お互いがサブドメインの関係だったりとかで、完全に無関係というわけではないのですが・・
別サイト扱いをされてしまう、というのは確かでしょう。
そしてSEOにおいて、グーグルはサイトをドメインごとに評価します。
たとえばabc.comには100記事あるなぁ、検索順位をそこそこ上げてあげようかな?
def.comには5記事しか無いから、サイトの価値はまだまだ低そうだな、みたいな感じです。
なので「www.abc.com」の形と「abc.com」の形とが、混在している場合・・
たとえば、せっかく200記事書いたのに「120記事のブログと、80記事のブログがあるなぁ」と捉えられ・・
200記事ぶんの高い評価が受けられない、となる可能性があるのです。
なので、www有りにするか無しにするか?は、どっちでもいいのですが・・
どちらか片方に、統一する!
ここは大事です。
もし、両方を使ってしまっているのなら・・
たとえばwww無しを使うなら、www有りのほうからリダイレクトされるように設定するのがおすすめです。
(「URLの正規化」とか言われることもある方法です)
ワードプレスなどシステムの設定で、できると思います。
www有り無し、どっちのサイトが多いの?
で、www有りと無し・・結局、どっちを選べばいいの?
どっちでも、SEO的な優劣が無いとは言っても・・
ドメイン選びは重要なところですので、ここはしっかり決めたいところですよね。
まず・・大きな企業サイトでは「www有り」が多いです。
たとえばグーグルは「www.google.com」、Youtubeは「www.youtube.com」、ヤフーは「www.yahoo.co.jp」・・
アマゾンも「www.amazon.co.jp」、フェイスブックも「www.facebook.com」、ドロップボックスも「www.dropbox.com」、という感じですね。
ざっと見た限りだと、www無しはツイッターの「twitter.com」くらいでした。
では、個人ブログは?
競合分析のために集めた、とあるジャンルのブログ81個を調べてみたところ・・
www有りが21個、無しが60個という内訳でした。
個人ブログではwww無しのほうが、現代では主流のようですね。
wwwをつけるのは慣例のようなものなので、www有りだと「きちっとした印象」を与える・・
逆にwww無しだとURLが短くなるので、シンプルですっきりした形にできる!
このあたりが企業系はwww有りが、個人ブログはwww無しが多くなっている理由かな?と思いました。
そして私自身は最終的に、URLは短くすっきりしていて、入力しやすいほうがいい!
そう考え、ドメインには「www無し」を選択しました。
以上、ドメインはwww有りがいい?無しがいい?についてお話ししてみました。
ドメインをどうするか?は、かなり迷う重要ポイントですが・・
ここをちゃんと決めるための、なんらかのプラスになってくれればと思います。