自分、要領が悪いんだけど・・
要領よく、スマートに仕事をこなすのが難しいんだけど・・
そんな要領が悪い人に向いてる仕事って、どんなものがある?
要領が悪いと仕事が遅くなったり、ミスをしがちだったりするものです。
そしてそれを指摘されたり怒られたりして、とても働きづらくなるものです。。
私自身、特に昔は要領が悪い人だったので、気持ちはよく分かります。
しかし要領が悪くてもうまく仕事を選べば、ある程度快適に働けるものです。
なのでこの記事では、要領が悪い人はなにを考えて仕事を選べばいい?
ここを解説していきます。
目次
時間の流れがゆるやかな仕事
仕事における「時間の流れ」が、ゆるやかである・・
これが要領が悪い人に向いてる仕事の、いちばん大事な条件だと思います。
要領が悪い人は急激に降りかかる大量のタスクが、とても苦手です。
たとえば飲食店のホールで、大量の注文が飛んできて、同時にお客がクレームを言い出し、同時に上司から「これもやって」と投げられ・・
そんな状況に置かれると、パニックになってしまいますよね。
(私自身、よくなっていました)
大量のタスクに忙殺されるような仕事を他にも挙げてみると、
- ニュース編集者(事件が起きたら超忙しくなる)
- 消防士(火事で超忙しくなる)
- 小売店店員(ピーク時に超忙しくなる)
こんな感じになるでしょう。
要領の良い人だとそんな状況でも、難なくサクサクっと切り抜けたりするものですが・・
要領が悪いと、たとえば大事なタスクをいつの間にか放置したり・・といったことが起きかねません。
そしてそれは職場における立場を壊すような、致命的なことになってしまいます。。
しかし矢継ぎ早にタスクが飛び込むようなことが起きない、ゆるやかな職場なら・・
そういった大量のタスクに押し流されるような「最悪の事態」は、なかなか起きないものです。
時間に余裕があるので要領が悪くとも、真面目に進めていけば何とかなるわけですね。
時間の流れがゆるやかな仕事のほうも、例をいくつか挙げてみると、
- 園芸家
- 図書室管理者
- 学者
こんな感じになります。
こういった仕事で急激にタスクが降ってくることも、無くはないでしょうが・・
上で挙げた「忙殺されやすい仕事」に比べれば、時間はかなりゆるやかに流れる仕事のはずです。
という感じで・・時間の流れがゆるやかなので、要領が悪くても追い詰められることが無い!
これが要領が悪い人に向いてる仕事の、いちばん大事な条件だと思います。
「マニュアル」が強力な仕事
要領が悪い人でも、うまくやっていける仕事・・
次に考えられる条件は「強力なマニュアルが用意されている」ことです。
要領が悪い人は「仕事のやり方を設計する」のが、苦手になりやすいです。
要領が良い人は、今日は何をして、何日までにこれを終わらせて、といった仕事設計が上手いものですが・・
要領が悪いとこれが上手くできず、仕事をうまく進めるのが難しくなります。
しかしマニュアルがしっかりしている仕事なら、仕事設計はあまり必要ありません。
なのでちゃんとマニュアルに従って、頑張って働くことさえ出来ていれば・・
要領が悪い人であっても、仕事をサクサク進めることができます。
マニュアルを重視した仕事については、
上の記事で解説しているのですが・・
例えば、
- 電話オペレーター
- ホテルフロントデスクスタッフ
- 工場のライン作業員
こういった仕事は「マニュアルに従う」ことが比較的、重視される仕事だと言えるでしょう。
という感じでもし、自分自身を要領が悪いと自認するなら・・
マニュアルに従うことで仕事が終わる、マニュアル重視の仕事だろうか?
この視点で仕事を探してみるのも有効です。
出世の必要が薄い仕事
「出世」の必要が薄い!というのも、要領が悪い人にプラスになります。
出世することではじめて、お金や立場を得ることができる仕事ではなく・・
出世しなくてもそれなりに報われる仕事、ということですね。
「出世」とは、要領の塊みたいな活動です。
- 誰が出世のキーマンか?その好感度を上げるには?
- より評価されやすい成果は?評価されにくい成果は?
- これまでに出世できた人は、どんな努力をしてきたのか?
こういったところを、しっかりと分析し・・
そして出世に結びつくところに焦点をしぼって、要領よく努力することが求められるわけですね。
という理由で・・要領が悪い人は出世において、どうしても不利になってしまいます。
なので、出世してはじめて美味しいタイプの仕事を選ぶと・・
いつまでも下っ端の、割に合わない仕事を続けるはめになるわけですね。
出世の必要性が比較的低い仕事としては、
- 公務員
- 薬剤師
- 非常勤講師
こういったものが挙げられます。
という感じで、要領が悪い人はどういう仕事を選ぶか?を考えるなら・・
「出世した人だけが得をする」タイプの仕事は、徹底的に避ける!
この考え方をすれば、より良い仕事が選べるのではと思います。
この記事では要領が悪い人に向いてる仕事を解説しました。