優しい人は突然消える?黙って去る理由とは

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優しそうなサラリーマン

一度も怒ったことがない、優しい人だったのに・・

やわらかい雰囲気で、尖ったことなんて何もしなかったのに・・

ある日、突然会社から消えてしまった!

 

「優しい人」の存在というのは周りにとって、ありがたいものです。

仕事の手が足りなくて困っているとき、スッと手を差し伸べてくれる同僚や・・

ミスをしても怒らず、優しく導いてくれる上司といった人を、嫌う人はなかなか居ないでしょう。

 

しかし、そんな優しい人がなぜか突然、黙って会社を去ってしまう・・

このイベントは結構、起きやすいものです。

私自身、これまでに何度も見たことがあります。

 

そして優しい人には、そうそう会社から去って欲しくはないものです。

なので、なぜ優しい人は何も言わずにいきなり居なくなってしまうの?

優しい人ならではの事情とか、心の動きとかあったりするの?

そういったことが気になるかもしれません。

 

なのでこの記事では、優しい人が黙ったままで、突然会社から消える理由は?

ここを解説していきます。

不満があっても言わないから

優しい人は、不満があっても言わないから。

これが優しい人が突然消える、大きな理由です。

 

会社では不満があれば、それを言う人は多いものです。

給料が安い、労働時間が長すぎる・・

上司の指示が理不尽すぎる、同僚のミスが多すぎるなど、不満要素はいくらでも出るものですよね。

 

しかし優しい人は、不満があっても言わないものです。

たとえば仕事のパートナーがミスをして、それを一緒にフォローする羽目になったとしても・・

いいよいいよ、気にしないよ!と言う感じですね。

 

それはもちろん、周りにとってありがたいことです。

しかし、不満があっても言わない優しい人は・・

辞める前にも不満を言わないので、黙って突然去ったように見えるのです。

 

給料が安すぎるので辞めます!

パワハラがひどいので辞めます!

普通はそう主張して辞めるようなところでも、なにも言わずに去るわけです。

 

なので、優しい人が辞めそうか?を見切りたいときはより鋭い観察が必要です。

辞める前の「不満をたくさん漏らす」みたいな、分かりやすい行動をしてくれないからですね。

 

という感じで、不満を言わないので突然辞めたように見える・・

これが優しい人が黙って去る、ひとつめの理由です。

「去るのが会社のため」と考えるから

自分が去るのが会社のため、と考えてしまう・・

これも優しい人が突然消える、理由のひとつです。

 

自分って、会社の役に立てているのかな?

会社で働いていて、こう考えてしまう人は多いものです。

 

特に、仕事に手間取ってうまく回せなかったり・・

不慮のミスをして、へこんでしまったり・・

などなど、自己肯定感が下がった時に考えがちだと思います。

 

そして・・もしかしたら自分は、会社のお荷物になっているのでは?

自分以外が担当したほうが、お客さんも幸せになれるのでは?

こう考え、最終的には会社を辞めてしまおうかな?とまで考えてしまう人も居ます。

 

そして優しい人ほど「去るのが会社のためかも?」と考えやすいものです。

会社のため、そこで働く人のため、お客のために何が一番になるか考えて・・

そして自分自身の貢献度が低い!と感じた場合、じゃあもう辞めるのが一番かな?と考えてしまうわけですね。

 

そして、それは例え客観的に見て「仕事がデキる人」でも同じだったりします。

実際には十分動けていて、会社のためになっていたとしても・・

貢献できていない、と「自己評価」してしまうことはあるからですね。

 

よほど優しい人でもない限り「周りのために去ったほうがいいかも?」なんて思わないものですが・・

優しい人は自分が割を食ってでも、状況にプラスになろうと考えるもので・・

こういう考え方が最終的に、突然消える!につながることも意外にあるものです。

「騒ぐと雰囲気を壊す」と考えるから

辞める前に騒いでしまうと、場の雰囲気を壊すと考えてしまう・・

これも優しい人が突然消える理由として考えられます。

 

会社には「望ましい雰囲気」があるものです。

たとえば社員がみんな一丸となって、業績のために頑張ろう!と思えるとか・・

会社をより過ごしやすいものにするため、改善に力を入れていこう!とか思えるような雰囲気ですね。

 

そして辞めようとする人が、「こんな会社、もう願い下げだ!辞めます!」と騒いで辞めていった場合・・

「望ましい雰囲気」はぶち壊されてしまうことが多いです。

働く気が削がれてしまうわけです。

 

そして優しい人は、こういったところに配慮をします。

なので自分がいろいろ言いながら辞めてしまうと、会社の雰囲気をぶち壊してしまう・・

それはいけない!何も言わずにさっと辞めよう!と考えるわけですね。

 

ちなみに傍若無人な人であるほど、こういったことを考えないものです。

自分が騒ぐと会社の士気が落ちる?どーせ辞めるからそんなん知らん!

そう考え、さんざん言いたいことを言って辞めるわけです。

 

という感じで、会社の雰囲気を壊さないように、騒がずスッと消えていく・・

この「配慮」も、優しい人が突然消えたように見える理由だったりします。

「優しい人」と思われ続けたいから

「優しい人」と思われていたい

これも優しい人が突然消える、意外な理由のひとつです。

 

優しい人には「優しいと思われたい」という願望が、よくあります。

この人は優しい人だ!怒ったりしない「良い人」だ!

そう思われることで、自己肯定感を高めたいわけですね。

 

そしてこのタイプの人は、優しい人だと思われるために「優しい行動」を続けます。

そして辞めるときに周囲を批判していったりするのは「厳しい行動」なので、しない!

これも優しい人が突然消えるように見える、理由のひとつだったりするのです。

 

これが例えば、辞めるときにパワハラしてきた人に怒りながら辞めたとすると・・

その人の「優しい人イメージ」は、崩れ去るかもしれません。

そして実際にイメージが崩れるか?は別として、これを恐れてしまうものなのです。

 

こういったタイプの人は、いわゆる「いい人願望」タイプとも言えて・・

頼まれごとをついつい引き受けてしまう、利用されやすいタイプとも言えてしまいます。

なのでこのタイプの人は、人間関係がなかなか難しくなりがちだったりするのですが・・

 

とはいえ、「優しい人」と思われ続けたいがために、場をかき乱さずスルッと消える・・

これも、優しい人が突然消える一因です。

対処法①:優しさに甘えない

優しい人は挙げてきたような理由で、突然辞めることが多いものですが・・

しかし悪いイメージが無い「優しい人」は、会社としても手放したくないものです。

そして同僚であったとしても、そうそう離れてほしいものでは無いはずです。

 

じゃあ、優しい人が突然辞めるのを防ぐにはどうすればいい?

以下、ここを考えてみます。

 

優しい人が黙って去るのを防ぐために・・

まず考えるべきは優しさに甘えないことです。

 

優しい人は何も言わなくても、まわりのプラスになるよう動いてくれるものです。

イヤな仕事を集中させてしまったとしても、何も言わずに引き受けてくれたり・・

たとえば飲み会の幹事といったあまり好まれない役に、率先して手を挙げてくれたりします。

 

そして、それはもちろん周りにとっては有り難いことなのですが・・

ついつい、その優しさに「甘えてしまう」というのも、よく起こることです。

悪い言い方をすると、優しさに依存してしまうわけですね。

 

しかし、これはあまり良いことではありません。

優しい人に甘えてしまうと、優しい人にとってはあまりにも負担が大きい状況になり・・

そして負担が限度を越えると、黙って辞める・・につながるからです。

 

もちろん、優しさに甘えていい状況もありますが・・

それが常態化してしまって、常にぶら下がっているような状態になるのはよくありません。

 

なのでもし、優しさに甘えすぎてしまっているなと思ったら・・

逆に自分がその人を助けるような「優しさ」を発揮する!

例えばこういった配慮が、優しい人が突然消えるのを防ぐかもしれません。

対処法②:優しさを強要しない

優しい人が突然消えてしまうのを防ぐには・・

優しい人に優しさを強要しない、というのも大事なところです。

 

優しい人が、会社のなかで働いていると・・

周りの人は、その人が「優しい人」で当然という扱いをするようになります。

他意はなくとも、自然にそうなっていくわけですね。

 

そしてそうなっていくと、その人が「優しい人」であることをやめられなくなります。

優しくあることをやめてしまうと、周りが「あれ?」という目で見てしまうからですね。

そして自然に「優しい人で居てくださいよ」というメッセージを送ってしまうわけです。

 

そしてこれも優しい人に、大きな負担となってのしかかっていきます。

「優しくある」というのはエネルギーが必要な、大変なことで・・

しかもそれをやめるのは許されない、という雰囲気ができてしまうからですね。

 

そして負担が強すぎて、「優しい人」であることをやめたくなった場合は・・

もう会社を辞めてしまうしか無い!というところに追い込まれるわけです。

そうやって関係や雰囲気をリセットするしか、方法がなくなってしまうわけですね。

 

なのでこれを防ぐために「優しさを強要しない」が重要なのです。

優しさを発揮していなくても別に問題ない、というのを態度で示していくことで・・

その人は「優しい人」という無理のあるポジションから、自然に降りられるようになるからです。

そしてそうなれば、辞めたくなる可能性は大幅に減ることでしょう。

 

 

優しい人と似たタイプである「おとなしい人」が突然辞める理由については、

おとなしい人だな、何の不満も言わないなと思っていたら・・突然辞めた!なぜ?防ぐ方法は?といったところを解説しています。

上の記事で解説していますので、こちらも参考になるかもしれません。

 

この記事では優しい人が突然消える理由を解説しました。

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「理不尽な仕事から自由になる」を目指し試行錯誤を続ける人です。

ブラック病院勤務でボロボロにされた経験から、そこを目指すようになりました。

「転職と副業」を追求した結果、すでにある程度は達成済み。

理不尽な仕事から抜け出す方法を発信するため、このブログを運営中。

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◇現在:フリーランス
◇元:ブラック病院の下っ端医療職

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◇姿勢改善で頭痛が治った経験あり
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