読んでいると、少しずつ眠くなってきて・・
さらに読んでいると、もっと、どんどん眠くなってきて・・・・・・
ついには、もう読んでいられなくなり、机に突っ伏して寝てしまう。。
世の中には、そういった読むと眠くなる文というものがあります。
そして、そういった文が多い本やブログは、できるだけ読みたくないものですし・・
課題などでどうしても読まなければいけないなら、眠さを最小限にしながら読みたいものです。
もしくは、もし自分がブログや書籍といった、文章を「執筆する」側である場合・・
読者が眠くなるような文にしないように!というのは、大事なところです。
眠くなる文の筆頭といえば、たとえば学校の教科書とかですね。
あれはテストで受かるためなどで、どうしても読むしかないものですが・・
最初の数ページで、もう睡魔が・・となっていたのは、おそらく私だけではないはずです。
この記事では、眠くなる文ってどんなもの?
眠くなる文を避けたい場合は、どうすればいい?
眠くなる文を書いてしまう。。を防ぐ方法は?
そういったところを解説していきます。
目次
「読みたい文」ではないと、眠くなる
まず最初に、いちばん大事なところからです。
その文章が「読みたい」文章ではなかった場合・・
人間は、文を読みながら眠くなってしまいます。
たとえば自分の好きな、すごく楽しい小説を読んでいるとき・・
眠くなってしまうことは、少ないはずです。
むしろドキドキして、続きが気になって、目はずっと冴えていることが多いはずです。
(それで、朝まで眠れず読み続けてしまったりしますよね・・笑)
なんらかの目的を達成するために、その文章を読みたい!と思っているときも同じです。
たとえば明日のデートを楽しくするために、デートコースについて詳しく知っておきたい!
そういうモチベーションがあって観光本を必死に読んでいるときは、眠くなんてならないはずです。
そして逆に、読書感想文の課題図書で、読みたくもない本を「読まされている」状況だった場合・・
読み始めた瞬間から、秒で眠くなってしまうはずです。笑
そして何とか眠気をこらえながら、読み進めるような感じになりますね。
もしくは授業中、とりあえず教科書のここからここまでを読みなさい!と指示され、放置された場合・・
まあ、多くの生徒たちがこくり、こくりと船を漕ぎはじめますよね。笑
机に沈没してしまう人も、すぐに出てくることでしょう・・
この読みたいか?読みたくないか?というのは、いちばん大事なところです。
要点をわかりやすくしたり、ちょうどよく改行されていたり、など文章が洗練されていたとしても・・
読みたくない文なのであれば結局は、眠くなってしまいます。
逆に読みたいという強いモチベーションさえあれば、文字がびっしり!みたいな本でも眠くはなりにくいです。
たとえ分厚い専門書の、びっしり敷き詰められた難解な文でも・・
例えばその分野のマニアで、夢中になって読むような感じなら、眠気なんて起きないものです。
たとえば歴史マニアなら、普通はすぐ眠気にダウンするような歴史専門書でも、目ぱっちりですらすら読める・・みたいなイメージですね。
なので、読んでいるうちに眠くなってしまう。。を防ぐためには、まずそもそも「読みたい文章」だけ読める状況を作るのがいちばん大事です。
つまり、読むしかないから仕方なく読む文章や、目的も無いのにだらだら読むような文章を減らし・・
これ読みたい!と思う文章や、強い目的意識を持って読む文章を増やしていく!ということですね。
そして逆に、読むと眠くなる文を「作らない」ためには・・
モチベーションがある読者だけが読みにくる!という状況づくりがいちばん大事です。
自分が書いているテーマについて、強い興味がある人が訪れるように、動線を工夫する・・とかですね。
と、文字数とか改行とか小手先で工夫するよりは・・
そもそも、その文章が読みたいものなのか?読みたくないものなのか?
ここが読んでいて眠くなるのか?ならないのか?の、いちばんのポイントになります。
重要なポイントがわからない文は、眠くなる
「重要なポイント」がわからないような文章だった場合・・
読んでいて、眠くなることは多いです。
多くの場合、読者は自分にとって重要なポイントを探しながら読みます。
1文字1文字、1行1行読んでいく・・というのは、ほとんどの場合でされないはずです。
そうやって、できるだけ短時間で効率よく文章を読んでいきます。
そして、要点がさくさく見つかる文章の場合・・
読者には「重要ではない部分」をえんえんと読ませることがなくなります。
そして文章を読んでいて、特に眠くなるのは、重要ではない部分を読んでいるときです。
「重要な」部分を読んでいるときは、そこから何かを得よう!とか思いながら読むので、自然と覚醒しますが・・
重要ではない部分は無意識に、だらだら流す感じになってしまうので、いつの間にか眠くなりやすいものです。
そして優れた文というのは、重要な部分がわかりやすいように作られているものです。
なので読んでいて、なんか見どころ無いなぁ・・眠くなってくるなぁ・・
そうなってしまう文章は、読む必要はあまり無いのではないかと思います。
例えば、大事な部分を強調したり、図解を使ってわかりやすく解説したり、がまったく無く・・
本だと、右上から左下までびっしりと、なんの工夫も無く文字が敷き詰められている。。
そういった文だと個人的には、とても眠くなりやすいです。。笑
逆に文を「作る」場合も、ここに注意が必要となります。
読者はだらだらと読んで、眠くなってしまうのを嫌いますので・・
そうならないよう、たとえばうまいこと改行し抑揚をつけたりして、ポイントを強調していくのがおすすめです。
そもそも「価値が低い」文は、眠くなる
そもそも「価値が低い」文も、眠くなりやすい要素の筆頭です。
たとえばビジネス書なら、得るものが全然無かったり・・
たとえば小説なら、まったく面白くなかったりするような文章ですね。
そういった文はそもそも、文章としての価値自体が低いので・・
読者が、これを読もう!という気になりにくいです。
そうなるともちろん、眠くなってしまいます。。
もちろん、価値が高いと感じるか?低いと感じるか?は人それぞれです。
同じ文章を見ても、ある人はこれつまらない。。と思うかもですが・・
別の人は面白い!と感じ、夢中で読む・・なんてこともあるはずです。
なので、この本は価値が低い!!とか、一概に言えるものでもないです。
価値が高い文・低い文は、どこで分かれるのか?
ここはもう書き手の「腕」によるでしょう。
誰だって、価値の高い文章を書こう!と思って書くものです。
しかし、それを実現できるかどうか?は、書き手の能力レベルによって変わってきます。
たとえば、価値を高めるにはどうすればいいか?を試行錯誤し続けてきた人は、価値の高い文を書きやすいですし・・
たとえば、ただただ文字数ノルマをこなすためだけに文を書いてきた場合は、価値が低い文を書くことになってしまいます。
なので、眠くならないような文を読みたいのなら、本なら「著者」に注目するといいです。
自分自身が、得るものがたくさんある!面白い!と思った著者なら・・
次もまた、面白い本を書いてくれるはずですので。
「難解すぎる」文は、眠くなる
たとえ、価値が高い文章であったとしても・・
中身が「難解すぎる」場合も、眠くなりやすいものです。
たとえば、科学技術の専門書とかですね。
情報がぎっしり詰まっていて、読み解くのもひと苦労するようなやつです。
そういうのは、たとえ専門の科学者だったとしても、眠気をおさえるのは大変なはずです。
たとえばニュースとかでも、専門用語をたっぷり並べられると、眠くなりますよね。
それがしっかりと裏付けのある、情報の質が高いニュースであったとしても、です。
もしくは「名著」と呼ばれる小説であったとしても、難解な言い回しが多いものはあります。
そういった小説は、小説をたくさん読んで鍛えているような読者が想定されていて・・
いわゆる「一見さん」の読者には、荷が重かったりしてしまうのです。。
学校の教科書とかでも、内容が難解過ぎる場合、すぐ眠くなってしまう。。
と、ここは誰であっても経験のあることでしょう。笑
ちなみに本とかでも、この「難解さ」をできるだけ下げるために、いろいろな工夫がなされています。
たとえばベストセラーで内容もすごく良いんだけど、難解な本、というのはありますので・・
そういった本は「図解版」とか「漫画版」とかいった、難解さを下げたバージョンも発売されることは多いですね。
と、難解すぎる文章は、読むと眠くなりやすいです。
できるだけ避けたり、読みたいときは「漫画版」みたいなちょっとライトなところから入るようにしたり・・
そのあたりを工夫していくと、やたらと眠くなるのを防げます。
眠くなるのを防ぐ方法
では・・文章を読んでいて眠くなるのを「防ぐ」ためには、どうすればいいのか?
ここを最後にまとめておきます。
眠くなるのを防ぐには、この記事で書いてきた「眠くなる条件」を避けるのが一番です。
つまり、
- 「読みたい文」だけを読む
- 「重要なポイント」を捉えながら読む
- 「価値が高い文」だけを読む
- 「難解過ぎる文」を避ける
ということですね。
たとえば本を買うのなら、まずは自分が読みたい!と感じる本を選びますし・・
レビューや感想ブログなどを軸に、本当に価値がありそうか?のリサーチも必須です。
そして短時間の立ち読みや、Amazonの「なか見検索」などを使って、あまりにも難解じゃないか?も確認します。
そして買って読むときには、全体をだらだら読むのではなく、大事なポイントを中心に鋭く読んでいきます。
これらがちゃんと出来ていれば、読んでいて眠くなる・・はそうそう起きないはずです。
上に書いたようなものは、文章からなにかを得るときの基本だと思いますので・・
ちゃんと出来ていれば眠くならないだけではなく、その文から得るものがより多くなる!というのも見込めますね。
これが学校の教科書とかだと、確かにちょっと難しいです。
学校の教科書は、学生だと「読む義務」に近いものがありますので・・
読みたくない場合も、価値が低い!と感じる場合も、読むしかないはずです。
しかし難解過ぎるなら、難しさが減るようにまとめ直すといった方法が使えます。
教科書がごちゃっとしていて理解しにくいなら、例えばノートに自分の言葉で、自分が理解しやすい形でまとめ直してみるわけですね。
これをやっておけば、たとえばテスト前には自分でまとめたわかりやすい文を読めばよくなるので、眠さは防げます。
重要なポイントを重視する読み方も、教科書に有効です。
最初から最後まで、だらだら時間をかけて読むのではなくて・・
ここがポイントだ!と思うところとか、テストに出そう!と思うところだけピックアップして読むわけですね。
これを徹底しながら読んでいけば、眠気はかなり減るはずです。
とはいえ、眠くなる要素は「文章」だけではありません。
たとえば夜、寝つけなくて不眠続きだったりした場合は・・
どんなに興味がある面白い文を読んでいても、やっぱり眠くなってしまうはずです。
夜、ちゃんと眠れるようになる方法については、
上の記事で解説しています。
もし、なかなか眠れないのが原因で、読んでいると眠くなる・・!
そう思われる場合は、参考になるかもしれません。
今回は「読むと眠くなる文」ってどんなもの?をテーマにお話ししてみました。