1年で10人辞める会社は異常なのか

走るサラリーマン

ウチの会社、前から退職者は多かったけど・・

今年はなんと、1年で10人が辞めていった!

これって、異常事態なの?

 

「退職者の数」というのは会社に勤めていると、とても気になるところです。

退職者が少なければ、まあ、まだこの会社も捨てたもんじゃないのかな?と思えますし・・

蜘蛛の子を散らすように退職されると、この会社いよいよやばいのか?と思ってしまいますよね。

 

そして、1年で10人もの社員が辞めていった場合・・

これって、どのくらいヤバい状況なの?

自分も逃げたほうがいい?それとも、そこまでひどいレベルでもない?

こういった考えを持つのは、自然なことだと思います。

 

なのでこの記事では、会社から1年で10人が辞めるのはどういう事態なの?

1年で10人辞める会社って、どんな会社?

といったところを解説していきます。

1年で10人は、多い?少ない?

1年で10人辞めるって、そもそも多いの?少ないの?

まずはここから解説してみます。

 

多いか少ないか?はもともとの社員数によって変わります。

社員数「20人」の会社から10人が辞めるのは、言うまでもなくとんでもない大ごとですし・・

社員数「10,000人」の会社から10人が辞めるのは、誤差と言えるくらい小さなこととなりますよね。

つまりは「離職率」によって、どのくらいの深刻さか?が変わってくるということです。

 

じゃあ、平均的な離職率って大体どのくらいなの?

1年で15%くらい」、がざっくりした基準になりそうです。

 

離職率抜粋

離職率抜粋

離職率抜粋

離職率抜粋

厚生労働省 雇用動向調査結果の概要より引用

この図は日本全国・1年間の離職率を、年度ごとに並べたものです。

赤色の点線のほうが、離職率なのですが・・

年度によってばらつきはありますが、低くて13%台とか高くて16%台とか、ずっとこのくらいで推移しています。

なので平均的には15%くらい、と見て大きな間違いは無いと思います。

 

なので例えば年間離職率が「30%」になれば、異常に多い!

年間離職率が「10%」なのであれば、むしろちょっと少なめかな?

こんな感じの見方ができることになります。

 

じゃあ「1年で10人が辞めた」として・・

社員数が何人だったら、離職率はどんな感じになるの?

ここの例をいくつか挙げてみると・・

  • 社員数30人:離職率33%
  • 社員数50人:離職率20%
  • 社員数100人:離職率10%
  • 社員数1,000人:離職率1%

こんな感じになってきます。

 

つまり、あなたの所属する会社や部署が「50人未満」で・・

その中で、1年で10人が辞めていく!

その場合は平均よりも離職率が高い「社員が辞めすぎな会社」ということになってきます。

 

もちろん社員数が少なければ少ないほど、よりシビアということになってきますね。

社員数30人で年間10人が辞めれば、それはすごく高い離職率となりますし・・

20人から年間10人が辞めるのは、とてつもなくやばい!というのは言うまでもないことでしょう。

 

そして逆に、社員数が何百人も居るところから年間10人が辞めるのは・・

平均的な離職率を下回る、まったく問題のないレベルということになります。

 

1年で10人辞めるのは多いの?異常事態なの?

ここに対する答えは、以上のようになってきます。

1年で10人も辞めるって、どんな会社?

社員数が少ない、1年で10人辞めるのが「異常」と言えるくらいの会社だったとして・・

「なぜ」、社員はそんなにどんどん辞めていくものなの?

人がどんどん居なくなる会社って、どんな特徴があるの?

 

人がいなくなる会社の特徴については、

自分の会社、人がどんどん居なくなるのだけど・・なぜ?止める手立てはある?といったところを解説しています。

上の記事で詳しく解説しているのですが・・

 

ポイントとなる特徴をいくつか挙げてみると、

  • 理不尽な上司が居る
  • 儲かってない
  • 知識や能力を認めてもらえない

こんな感じになってきます。

 

特に「理不尽な上司が居る」というのは、よくあるケースでしょう。

たったひとりのパワハラ上司が、部署で猛威を振るったおかげで・・

毎年何人もの犠牲者が辞めていくというのを、1度は見たことがあるのではと思います。

 

社員が「辞めたくなる原因」というのは、会社じゅうに散らばっています。

なので少ない社員数の中、1年で10人もの人が辞めていく!という場合は・・

それを起こす何らかの原因があることが多いのでは、と感じます。

「1部署だけから」だと、さらにヤバい

社員数が少ない会社から、1年で10人が辞める!

それだけでも十分に、ヤバいのはヤバいのですが・・

1部署だけから集中して」10人辞めるのは、さらにヤバいです。

 

たとえば会社に、3つの部署があったとして・・

2つの部署からはほとんど辞めないけど、残る1つの部署から10人も辞めた!みたいな状況ですね。

部署間で、辞める人数の「差」が大きいということです。

 

なぜ、1部署だけからたくさん辞めるとやばいの?

その部署にきわめて深刻な問題がある可能性が高いからです。

 

いくつもの部署から分散して辞める場合、「特別な問題」がある可能性は小さくなります。

会社から、ある程度の人数が辞めること自体は普通ですので・・

特別な原因があるわけでもなく、自然に辞めているということですね。

 

しかし1部署だけから辞めまくる場合、そこに「特別な問題」がある可能性は高まります。

他の部署では、特に何の問題も無いけど・・

10人辞める部署では、パワハラ上司が暴れまわっている!みたいな状況ですね。

 

そしてもちろん、特別な原因はなく人が辞めている場合より・・

特定の深刻な原因がある場合のほうが、よりヤバいものです。

その原因がある限り、人がいつまでも辞め続ける!みたいな事態になりかねませんので。。

 

なので1年に10人が辞め、それが1部署からに集中している!

この場合は、状況はより深刻だと捉えていいと思います。

「辞め続ける」と、さらにヤバい

今年は10人辞めた・・多いなぁ。。

今年も10人辞めた・・みんな辞めすぎじゃね?

今年も、また10人辞めた!!

 

こんな感じで「毎年10人が辞め続ける」場合・・

これも「1年だけ」10人が辞めた場合と比べ、ずっとヤバいと言えます。

 

人が辞める数には「波」があるものです。

なので1年で10人が辞めたとしても、それが「1回だけ」で・・

他の年にはあまり辞めないのなら、それはまあ問題ないと言えるでしょう。

 

しかし毎年10人が辞め続ける場合は、これも何らかの「原因」が隠れていることが多いです。

理由もなく悪い状況が「続く」ことは、そうそう無いからですね。

なので例えば、職場の雰囲気が悪すぎる!とかの理由があって、みんながどんどん離れている可能性があります。

 

なので1年で10人が辞めた場合は、それが「続いている」か?も確認すると・・

事態の深刻さレベルを、よりはっきり確認できると思います。

「入ってこない」と、さらにヤバい

1年で10人が辞めて、それが多すぎだったとして・・

しかも、新しい社員が入ってこない!

これも、よりヤバい!と考えるべきケースとなってきます。

 

上のほうで示したグラフを、もういちど表示しますが・・

離職率抜粋

離職率抜粋

離職率抜粋

離職率抜粋

厚生労働省 雇用動向調査結果の概要より引用

毎年の「入職率」と「離職率」を同時にグラフにすると、こんな感じになってきます。

青線が入職率で、赤の点線が離職率ですね。

 

全体的に比べると、入職率のほうがやや多い感じもしますが・・

入職率と退職率はだいたい同じくらい、と言って大きな間違いではないでしょう。

 

ということは、社員が毎年辞めていくのは自然なことですが・・

毎年、それと同じくらい入ってきてくれるのが自然、とも言えるのです。

なので「日本全体の社員数」は、そんなには変わらず進んでいくわけですね。

 

なので、1年で10人が辞めた!

しかも、入ってきたのは1人だけ!

こういう状況は異常で、特にマズい!と言えるわけです。

 

こういうイベント自体がまずいのも、もちろんとして・・

この状況が何年も続くと、社員がどんどん減り続けますよね。

そして社員が減りすぎた会社は崩壊しますので、そういう意味でも危険信号となってきます。

 

という感じで、1年で10人が辞めてしまった場合は・・

それをフォローできるくらいの「入職者」は確保できているか?

ここのチェックも、状況の把握のために役立つと思います。

 

 

今回は1年で10人辞める会社は異常なのか、をテーマにお話ししました。

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