スルースキルが高い人の特徴は?
あなたがこの情報を求めて、この記事に訪れたとするなら・・
スルースキルが高い人になりたい!
こう思われているかもしれません。
スルースキルが高い人は、嫌な言葉や出来事を受け流せます。
なので、例えば会社で大きなミスをしてしまっても・・
「ま、何とかなるやろ」みたいな感じで、溜め込まず流してしまうことができます。
そしてもしあなたが、なかなかスルーできず溜め込んでしまう場合・・
何とかして、スルースキルを身につけたい!
そのために、スルースキルが高い人の特徴を知り、真似したい!
そう思われるのではないかと思います。
なのでこの記事では、スルースキルが高い人の特徴ってどんなもの?
ここを解説していきます。
目次
「何もしなくて大丈夫」だと知っている
スルースキルが高い人は、「何もしなくて大丈夫」だと知っています。
スルーするとは、何もしないということです。
たとえば上司から小言を言われようが、無理な量の仕事をやれ!と言われようが・・
それに対して気に病んだり、無理して頑張ったりしようとはせず、スルーしてしまいます。
そしてこれができるのは、何もしなかったとしても別に問題は起きない、と理解しているからだったりします。
実際のところ、偉そうに説教してくる上司の言葉をすべて受け流したとしても・・
理不尽な量の仕事を無視して、定時で帰ったとしても・・
それで「深刻な問題」なんてものは、まず起きません。
権力をかさに着て、こちらを攻撃するようなことを言う上司の言葉を「ハイハイ」と適当に流したとして・・
もちろん、それを理由にクビにすることなどまずできません。
「その上司から可愛がられたり、優遇されたりする」は無理になりますが・・まあ、影響はそんなものです。
そして無理やり与えられる理不尽な量の仕事を、無視して定時に帰ったとして・・
それで最終的に、責任を問われるのは「職場の管理者」や「会社そのもの」のほうです。
単なる雇われである自分には、故意やよほどの過失が無い限りは、責任を問われることは無いのが普通です。
まあ、あるとして、仕事のしわ寄せが行った同僚から恨み言を言われるくらいでしょう。
しかしスルーできない人は、これらすべてを真に受けてしまいます。
そして、必死な思いで全てに対応しようとしてしまいます。
上司にキツい言葉をひとこと言われただけで「ああ、上司に悪く思われた。。」とへこんでしまったり・・
いろいろなものに違反しているレベルの大量の仕事を押し付けられても、「やらないと!」と最後まで頑張ってしまいます。
そしてその結果、体を壊す・・といった最悪の事態を生んでしまうこともあります。
もちろん、何もしないとやばいケースも確かにありますが・・
会社や世の中で起きる大抵のことは、何もせずスルーして大丈夫です。
そしてスルースキルが高い人はそれを心の底から理解しているので、スルーできるのです。
いい意味で「不真面目」
スルースキルが高い人は、いい意味で不真面目です。
真面目な人は例えば、
- 飲み会に誘われたら断ってはいけない!
- ミスをしてしまった、自分はなんて駄目な奴なんだ。。
- ノルマは何が何でも、体を壊してでも100%遂行しないとけない!
そういった思考になりがちです。
そしてスルースキルが高い人は、そういったものをひらひら受け流します。
飲み会に誘われたけど、副業のほうが大事だから行ーかない!
ミスをしたけど、人間誰だってミスはするよね。しょうがないよ自分!
ノルマが終わらなかったけど、体のほうが大事!怒られたらすいませんって言お!
みたいな感じです。
そしてこういった態度は、捉えようによっては「不真面目」です。
会社の飲み会に毎回手を挙げ、盛り上げや接待もテキパキこなす人と、そもそも行かないっすよーと言う人・・
どちらが一般的に「真面目」と見られるか?は、言うまでもないでしょう。
しかし真面目すぎる人は、メンタルを壊しやすいものです。
すべてを真面目にこなそうとして、ひたすら負担を我慢し続けた結果・・
うつ病といった病気になってしまうことも、少なくありません。
なので適度に不真面目になることができ、負担をため込まない動きができる・・
これもスルースキルが高い人の特徴です。
「スルーできる環境」に身を置いている
スルースキルが高い人は「スルーできる環境」に、好んで身を置きます。
いろいろなことを「スルーできない」環境というのは、多いです。
例えば上司の指示をスルーしたら殴られる!というブラックパワハラ組織に居る場合・・
それでもスルーするというのはちょっと、無理ですよね。
もしくは「スルーすると取り返しのつかない事態になる」タイプの仕事を選んだ場合も、スルーはできません。
例えばですが「消防隊員」が無茶な量のシフトを入れられたとして、無茶すぎるからという理由でスルーしてしまったら、取り返しがつかなくなります。
なのでそういったタイプの仕事も、スルーなんて無理!となってしまうのです。
そういったスルーできない環境では、たとえスルースキルが高かったとしても、スルーはできません。
実際、現在スルースキルを発揮している人もそういう環境に移されてしまえば、スルーできないはずです。
なのでいろいろなことを、うまくスルーしたい場合には・・
それが出来るような「環境選び」も大事なのです。
環境選びもスルースキルのうち、というわけですね。
心ない「言葉」をスルーできる
スルースキルを発揮したくなることは、いろいろあるのですが・・
一番の問題になってくるのは、やっぱり「言葉」だと思います。
暴言などの言葉による攻撃は、ダメージが大きいものです。
もちろん知らないアカの他人から飛んでくることは、そうそう無いものですが・・
上司といった相手が立場を使って、一方的に押し付けてくることはたびたび起きているものです。
そしてスルースキルが高い人は、そんな言葉をするすると受け流してしまいます。
もちろん社会人として「すいません」とか表面では言いますが、内心ではそんなもの気にしてなくて・・
それゆえ心にダメージも負わず、これができれば強いのです。
そしてスルースキルが未熟な場合、そういった言葉をすべて真に受けてしまいます。
「お前はダメな奴だ」と言われたら、自分はダメなのか?と気に病んでしまったり・・
しかしそんな相手の言葉から傷を受けてしまうなんて、アホらしいことなのではと思います。
なのでそんなものはスルースキルを身に着けて適当に流してしまい、本当に大事なことにエネルギーをつぎ込みたいものです。
じゃあ、そういった言葉をスルーし「何を言われても気にしない」ためには、どんな考え方をすればいいの?
ここは、
上の記事で詳しく解説しています。
コツはいろいろですが、例えば言われた言葉に「価値はあるか?」を意識するとかですね。
「言葉のスルー」はスルースキルの中でも上位に入る、大事なスキルだと思いますので・・
ここは特にいろいろ試行錯誤し、身につけておくのがおすすめです。
スルースキルが高い人になるには?
じゃあ、自分がスルースキルが高い人になるためにはどうすればいいの?
スルースキルを発揮し、快適な状況を手に入れるため、ここは気になるところだと思います。
そしてそのためには、この記事で解説してきた・・
「スルースキルが高い人の特徴」を身につけるのが一番だと思います。
つまりは、
- 「何もしなくて大丈夫」だと理解する
- いい意味で「不真面目」になる
- 「スルーできる環境」に身を置く
ということですね。
無茶な要求やどーでもいいトラブルには、基本的に何もしなくていい!スルーすることにしよう!
真面目すぎると損をするので、適度に不真面目になろう・・
今の環境だとどうあってもスルーなんて無理なので、環境を変えよう!
こんな感じで行動していけば、いつの間にか「スルースキルの高い人」になれているのではないかと思います。
私自身、以前は典型的な「スルースキルが低い人」でした。
期待には応えないと!と、ちょっと無理しすぎなくらい頑張ってしまったり・・
同僚にちょっとしたミスを揚げ足取りされただけで、1日中落ち込んだり・・という始末です。
しかしある時「よし、図太くなってやろう!」と思い立ち・・
そして小さなことは気にしない!みたいな考え方改善をしていった結果、現在はそこそこのスルースキルは身についていると思います。
そしてそれによって精神的な負担が減り、圧倒的にラクになれました。
なのでもし自分のスルースキルが低く、ストレスやダメージを溜め込んでしまう!と感じる場合は・・
いろいろ試行錯誤しスルースキルを上げていくことに、意味はあると思います。
今回はスルースキルが高い人の特徴は?をテーマにお話ししてみました。