パソコンでの資料作成中、パソコンで課題をやっているとき、パソコンでブログを書いているとき・・・
・・・・・・肩こりがひどい!!!!!!
「タイピング中に起きる肩こり」は、私が言うまでもなく、
多くの方が悩まれていることだと思います。
そして、タイピング中の肩こりの原因は、いろいろありはするのですが・・・
すごく重要な、あるポイントに気をつけるだけで、
かなりのレベルで、改善できるかもしれません。
そのポイントとは?
ずばり、キーボードの位置、です。
あなたは今、家や職場などに置いているキーボードの位置を、
どう考えて、どういう基準で決めましたか?
・・・おそらくは、え??と、思われたのではないでしょうか。
キーボードの位置なんかを、じっくり考える・・・なんてことは、
普通はしないと思います。
おそらく、ふつうに机の上などに置いて、
そのあと、そこから変えることなど考えもしない・・・というのが、普通でしょう。
以前の、私自身もそうでした。
しかし・・・実は、肩こりを起こさないキーボードの位置、というものがあります。
詳しくは、下に、解説していくのですが・・・
その「正しいキーボード位置」からズレた状態で、何時間も、何日も作業を続けることで・・・
実は、肩こりがどんどん積み重なっていき、「頑固な肩こり」にまでなってしまう・・・
ということが、起きているのです。
そしてキーボードを、肩こりを起こさない「正しい位置」にセッティングすることさえできれば、
すくなくとも、タイピング中に起きる肩こりは、かなりのレベルで防ぐことができるのです。
それでは・・・具体的に、どう、キーボードをセッティングすればいいのか?
注意するべきポイントは、「高さ」と「遠さ」の2点です。
たとえば・・・
こういう状態だと、キーボードの位置は、
「遠すぎ」、かつ「低すぎ」ですね。
キーボードの位置まで、無理に、腕を出そうとしているので、
猫背になったり、頭が前に出てしまったりしているのが、見てとれると思います。
この、腕を出しすぎて猫背になっている姿勢は、「肩こりを起こす姿勢」です。
いつもは肩こりが特には無いのに、キーボードに手を伸ばした途端、肩こりが出現する・・・
という場合は、こういう姿勢になっているかもしれません。
深く考えずにキーボードを設置してしまうと、
いつの間にかこういう、良くないキーボード位置になっていることが、よくあります。
そしてこの状態で、何時間もタイピングを続けるうちに、
知らず知らずのうちに肩こりを積み重ね、いつの間にか、ガチガチの肩こりになってしまうのです。。。
では、キーボードは、どういう位置に置けばいいのか?
ある程度の個人差があるので、ここ!!とまでは言えないのですが・・・
基本的には、「高め」かつ「近め」のほうがいいです。
だいたい、上の画像の、オレンジ色のボックス部分くらいだと、
大きな間違いはないと思います。
このくらいの高さ・遠さだと、上のようなすっきりとした姿勢から、
無理に猫背になって手を伸ばしたりしなくても、自然に、手が届くと思います。
このくらいの位置を参考に、
ご自身が長時間手を伸ばしていても、肩こりを感じない場所に、
キーボードを設置するのが、おすすめです。
手を伸ばした状態で、ご自身の肩を握ってみて、
硬くなりにくいポジションを探す・・というのも、有効かもしれません。
違いは、センチ単位とか、ミリ単位とかでも出てくると思いますので、
納得のいくまで、微調整をされてみてください。
キーボードの位置を調整するとき、
「遠さ」は、簡単に変えられると思います。
キーボードを机の上で、手前にずらしたり奥にずらしたりすればいいだけですので。
しかし「高さ」は、少し難しいかもしれません。
机の高さ自体を、ひょいひょいと自由に変えたりは、基本的にできないはずですので・・・
なので私はたとえば、Amazonで、「机上台」とか「テーブル用継脚」とかいったものを調達し、
それらを駆使して、キーボードの高さを調整したりしています。
それ以外にもたとえば、椅子が高さを変えられるタイプであれば、
不自然にならない範囲で、高さを上下させれば、
そのぶん相対的なキーボードの高さも変わりますので、こちらも有効かもしれません。
いちおうの注意点としましては、キーボードは高め・近めのほうがいいと書きましたが、
高ければ高いほど、近ければ近いほどいい!というわけではないです。
あまりに高すぎたり、近すぎたりすると、
腕を縮こめてキーボードを叩くようになってしまい、それはそれで姿勢が崩れて、
肩こりの原因になってしまうからです。
あくまで自然な高さ・近さを、探していくようにしましょう。
また、キーボードを「左右」にずらしすぎない・・というのも、重要です。
よくあるのは、キーボードが身体のおもいっきり左側にきてしまって、
身体を左側にねじりながらタイピングしている・・といった状況です。
マウスとキーボードを一緒に使うので、そうなりやすいんですね。
たとえばタイピングのときには、からだの正中線上に「H」キーがくるのが良い・・と、
よく言われますが・・・
タイピングするときはキーボードが、からだの左右どちらかに極端にずれないように、
できるだけ正中線上でタイピングができるようにも、工夫しましょう。
実は、この記事を書いている私自身も、
昔、頑固な肩こりに悩まされていました。
特に、仕事で何時間もキーボードを打たなければいけないときなんかは、
肩こりがきつい・・もうやめたい・・でもやめちゃいけない・・という感じで、
なんとか耐えながら、仕事を続けていました。
肩こりというものは、タイピングなどのデスクワークが多い現代人にとって、
切っても切り離せない、「仕方がない」ものなのかな・・とか、
半ば、あきらめかけていたのですが・・・
上に書いたような「コツ」を、徹底的に実践するようにした結果、
いま現在、タイピング中に肩こりが起きてしまうことは、
ほぼゼロになりました。
肩こりといった身体のダメージは、この記事で紹介したような「身体の使い方」を工夫していくと、
今よりは、ちゃんと良くなる可能性が高いです。
なのでぜひ、いろいろと試行錯誤してみては・・と思います。
今回は「タイピング中の肩こり予防」をテーマにお話ししてみました。