人手不足なのになぜ雇わない?人件費削減?忙しすぎるんですけど!

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がらんとしたオフィス

職場が人手不足で、忙しすぎる!

みんなが1人で3人分働いてる感じで、あきらかに人数が足りてない!

なのに・・なぜか会社が、人を雇わない!!

 

人手不足なのに人を増やさない会社というのは、よくあるものです。

世の中で、これに苦しんでいる人はたくさん居ると思いますし・・

私自身、サラリーマンとして働いていた頃は大いに悩まされたものです。

 

会社には、どうしようもない問題というのもいろいろあります。

しかし人手不足に限っては、人さえ増えれば解決するものです。

なのにそれをしてくれない!というのは、そりゃ、会社に文句のひとつも言いたくなりますよね。

 

そして会社がどうしても必要にも関わらず、人を雇おうとしない!という場合は・・

なぜ雇おうとしないの?人を雇わない会社にはどんな特徴があるの?

会社がかたくなに人を増やそうとしない場合は、どうすればいい?

こういったことが気になるのではと思います。

 

なのでこの記事では、人手不足なのに人を雇わない会社にはどう対処する?

ここを解説していきます。

理由①:負担を減らそうとしていない

人手不足なのに、追加の人員を雇おうとしない理由・・

ひとつめは、そもそも社員の負担を減らそうとしていないケースです。

 

会社が人手不足で、キツい状況なことは理解しているけど・・

追加雇用をすれば、それが解消されることも分かっているけど・・

社員のためにそれをする気が、そもそも無い!ということです。

 

社員にとって働きやすい職場を作るのは、会社のやるべきことではあります。

それを義務とするような法律も、ちゃんと有ります。

 

しかし現実には、それをどのくらいやるか?は会社によって差がある!

そして働きやすい環境をつくる努力を一切やらないような会社も、残念ながらある・・

というのは、社会人経験のある方ならおそらく肌で感じてきたことなのではと思います。

 

そういう会社は正直、それだけで「ブラック企業」と言ってしまえると思います。

その会社の管理者や上層部といった人たちが、そういう方針で会社を運営しているわけで・・

その時点でその会社が「働きやすい会社」である確率は、ゼロに近いところまで落ちるでしょう。。

 

そして運悪くそんな、社員のことをまったく気にしないような会社に当たってしまうと・・

人手不足で潰れそう?そんなん知るか!今いる人員で何とかしろ!

そんな感じの扱いをされてしまい、重すぎる負担にどんどんすり減らされる羽目になってしまいます。。

理由②:状況を理解していない

人手が足りなくて潰れそうということを、そもそも理解していない・・

これも人手不足なのに人を雇おうとしないときの、原因のひとつです。

 

職場や部下に対する理解が浅い上司というのも、これまた残念ながら多いものです。

「うちの職場そんなプロジェクトやってたっけ?まあ、いい感じにやっちゃってよ」

そんな感じで部下への采配もほとんどせず、責任も持とうとしない、いわゆる「お飾り上司」みたいな感じですね。

 

そしてそんな上司が、人を雇うか?を判断するような立場に立ってしまうと・・

そもそも追加雇用したほうがいいか?を判断できないことになります。

現場がどのくらいの忙しさで、最低何人は必要で・・とかが分からないわけで、当然ですよね。

 

そんな上司、本当に居るの?と思えたとしたら、あなたは幸運な人なのかもしれません。

こういったタイプの上司に悩まされた経験は、おそらく多くの人にあるはずですので。

私自身、まったく職場を理解しようとしない上司に「この野郎・・!」と思ったことは数知れません。笑

 

なぜそういう上司は、職場の状況を理解しようとしないの?

  • 能力が無さすぎて、できない
  • 仕事へのモチベーションがきわめて低い
  • 出世のための上層部ウケといった、他のところだけに関心がある

このあたりが理由になってくるでしょう。

 

とはいえまあ、どういう理由であるにせよ・・

上司が職場の状況に無理解で、雇う必要があると分かっていない!

これも人手不足なのに雇わないときの、よくある理由になってきます。

理由③:人件費を削減したい

人件費を削減したいから、人手が足りなくても雇わない!

これも会社が人を雇わないときの、定番の理由です。

ぱっと思いつく、いちばん自然な理由かもしれません。

 

「人件費」は会社が払うお金の中でも、トップクラスに大きいものです。

なのでこれを節約したい!それによって会社の儲けを確保したい!

これは会社を運営していく人が、ふつうに考えることではあります。

 

しかし人件費を削減したいという思いが「行きすぎる」と・・

本来は3人雇わないと無理な仕事だけど、人件費がもったいない!

1人だけ雇って、すべて押しつけてしまえ!ということになってしまいます。

 

そしてこの場合に割を食うのは、くだんの社員だけです。

そういった状況で無理して3人ぶんの仕事を何とかこなしても、支払われる給料は1人ぶんにしかならないからですね。

そもそも給料は契約書で決まっていて、どのくらい働いたか?で変わらないのが普通です。。

 

人件費削減をしたいケースには、2パターンがあります。

  • 本当にお金が無い。カツカツでとても新しい人など雇えない
  • お金はそれなりにあるけど、出したくない。浮かせたい。

このふたつですね。

 

そして本当にお金が無いパターンなら、まあ仕方がないと言える余地もありますが・・

お金があるけど雇わないパターンだと、それに付き合って過重労働するのは本当にアホらしいことになるはずです。

会社の「無茶をしてでも儲けたい」という欲望を、あなたが体を張ってかなえてあげる形になるからですね。

 

という感じで・・会社がより利益を出したいがために、無理な人件費削減に走っている!

これも忙しすぎるのに人が雇われないときの、よくある理由だったりします。

対処法①:人手不足であることを伝える

人手不足なのに雇わない会社は、残念ながらよくあります。

そしてそれに巻き込まれると、相当な苦労をすることになります。。

じゃあ、それに「対処」するにはどうすればいいの?

 

いちばん簡単にできるのは、まず管理者に人手不足だと伝えることです。

「現場の人手が足りなすぎてヤバいです。人を雇って増やせませんか?」

シンプルにストレートに、こう申し出てみるわけです。

 

それ、本当に意味ある?ともしかしたら思われるかもしれません。

しかしもし雇わない理由が、上で解説した「状況を理解していない」だった場合なら・・

伝えて状況を知ってもらうことで、「じゃあ雇おう」と思ってもらえる可能性はあります。

 

もちろん上で解説した「社員の負担を減らそうとしていない」ケースなら、この方法は無効です。

そもそも人手が足りてないことを、知りながらも放置しているのなら・・

いくら頑張って状況を伝えたところで、もちろん意味がありません。

 

しかし人手不足であることを伝えるだけなら、労力がほとんど必要ありません。

なので会社が人手不足なのに雇ってくれない!に悩んだ場合は・・

一度やってみる価値くらいはあるのでは、と感じます。

対処法②:「効率化」を、少しずつ進める

会社が人手不足なのに、会社がどうしても人を雇ってくれない場合は・・

部署における仕事の「効率化」を少しずつ進める、が対策となります。

少ない人数でもなんとか回るよう、工夫していくわけです。

 

人が少なくて忙しいのに、今後増える見込みが無くて・・

それでも状況を改善したいなら、効率化はいちばんの正攻法になるはずです。

それによって「1人あたりの仕事量」を減らし、何とかするわけですね。

 

具体的にどんな効率化が有効か?は、職種などでぜんぜん違ってきますが・・

例えば無駄な書類仕事を減らすとかは、どんな仕事でも鉄板となる対処法でしょう。

そうやって「無くても問題ない仕事」を見つけ出し、徹底的に削ってスリム化していくわけですね。

 

もし、職場の効率化が理想的にうまくいった場合は・・

これまで3の仕事量が必要だったところが、たとえば1の仕事量で終わるようになります。

そしてもしそうなれば、人手不足という問題は解消するはずです。

 

自分に仕事を管理する権利がそこそこあるなら、効率化は自分の手でやってもいいですし・・

もしそういった権限を持たないなら、持つ人に依頼することになるでしょう。

人手不足を何とかしたいのはみんな同じのはずなので、受けてもらえる見込みはあると思います。

 

とはいえ職場の効率化というのは、そう簡単なことではありません。

  • 難易度が高い
  • 長い時間がかかる
  • そもそも、そこまでする義理が無い

このあたりが壁になってくるからですね。

 

仕事の効率化というのはもちろん、難易度が高いことです。

その職場のことを熟知していないと、とてもできませんし・・

たとえ出来るとしても、効率を倍とかいうレベルまで高めるのは、神業みたいな采配レベルじゃないと無理でしょう。

 

職場の効率化は時間がかかる、というのも壁です。

仕事のやり方を変えていくには、やるべきことが山ほどありますので・・

普通はヶ月単位、年単位の気が長い作業となってしまいます。

 

さらにはそこまでする義理が無い、というのも事実です。

立場が管理職ならまだしも、その職場でふつうに働く一般社員が・・

忙しい中さらに奮発して、職場を良くするために動く!

給料も変わらない中、そこまで身を粉にする必要は無いものでしょう。

 

という感じで人手不足に「効率化」で対処するのは正直、なかなか難しいことではあるのですが・・

もしうまくいくなら、確実にメリットのある方法ではあります。

なので出来ないだろうか?と検討してみる価値はあるのではと思います。

対処法③:正当な対価を要求する

人手不足で、荷重すぎる仕事を押し付けられる場合には・・

正当な対価の要求」も、とりうる手段のひとつとなります。

そこまで大きなものを求めるなら、それに見合ったリターンを用意せんかい!と主張するわけですね。

 

対価というのは具体的には、

  • 給料アップ
  • 出世
  • 人事における優遇

こういった、実利的なもののことですね。

 

会社員がやっている仕事は、「その会社員の仕事」ではありません。

会社員がやる仕事はすべて、最終的には「会社」がやるべき仕事であり・・

会社員はあくまで契約により、給料をもらうかわりにその仕事を肩代わりしている立場です。

なので会社員が一般的な必要レベルを越え、身を粉にして取り組む道理は無かったりします。

 

そしてそれでも人手不足のハードな状況を、体を壊しながらでも何とかしろ!と主張するのなら・・

それに見合った対価を用意するのは当然でしょう。

少なくとも私自身は、そういう価値観です。

 

もちろん、これは社員側が「高い対価」を求める場合に限ります。

社員が高い給料とか出世とかは別にいいから、平穏な仕事生活を送らせてくれ・・

そう望んでいる場合はどうやっても、人手不足状態を納得させることはできないはずです。

 

しかしもし社員が、より高い給料や出世といったものを求めていて・・

会社がハードな働きをさせるかわりに、そういったものを提供できる!

その場合は人手不足の中であっても、社員と会社とのあいだに良いWin-Winの関係が出来るかもしれません。

対処法④:「鍛える」は限界がある

人手不足で、あまりにも忙しすぎるなら・・

もっと頑張って、仕事力を「鍛える」ことで解決すればいい!

これも、考え方のひとつとしては挙げられるでしょう。

 

確かに仕事能力が鍛えられれば、仕事の状況は改善します。

たとえば2倍のスピードで仕事が出来るようになれば、掛かる時間は半分になりますので・・

単純に考えると必要な人員数も半分になり、人手不足は解決するはずです。

 

しかし仕事力を鍛えるというのは、そう簡単なことではない!

というのは実際にいろいろ試行錯誤をしてきた方であれば、嫌というほど分かっていることなのではと思います。

 

仕事力をレベルアップするには普通は、何年も掛かります。

これはスポーツでも勉強でも、そして仕事でも同じところですね。

なので「経験年数」といったものが重視され、年数が長いと能力も高いと期待されるものです。

 

さらには忙しすぎる環境に居る人は、プラスで勉強する余裕はなかなかありません。

朝出社し、夜中に帰宅するような生活を送っている人に・・

たとえば1日2時間くらいスキルアップの勉強したら?と言っても、それは物理的に無理なことです。

 

さらには、人手不足の現場でてんてこ舞いになって働いているような人たちは・・

そもそも、この上なく「鍛えられる」環境に居るものです。

なので特別に鍛えるまでもなく、そもそもその仕事においては鍛え上げられているはずで・・

それを「さらに鍛えてレベルアップ」なんて、なかなか無理のあることになってきます。

 

そして、たとえ鍛え上げられた人であっても・・

状況的にあまりにも不利な場合は、どうしようもなくなってしまうものです。

実戦をたくさん経験したベテラン兵士でも、戦車10台が突っ込んできたらどうしようもありませんよね。

 

状況が悪いなら、もっと鍛えて対処すればいい!

窮地に陥ってしまうのは、鍛え方が足りないせいだ!

そういった考え方が、特に体育会系な企業ではよく振るわれるものなのですが・・

 

個人が鍛えて何とかしようとする方向性には、限界がある!

なので人手不足の解決には根本的には、人を雇うしか無い・・

というのが、この章で言いたいことになってきます。

対処法⑤:本当にひどいなら、離れるしか無い

人手不足を訴えても、会社はまったく対応してくれない・・!

それ以外のところで何とか対応しようとしたけど、もうどうにもならない!

そんな場合は正直、その会社を離れるしか無いと思います。

 

いくら人手不足を叫んでも、雇うべき状況だと説得しようとしても・・

それを主張する側には「人を雇う権利」そのものは、もちろんありません。

なのでその権利を持つ会社側が、雇わない!と決めるのなら、もうどうしようもなかったりします。

 

そしてそうなればもちろん、状況はいつまでも改善しないわけで・・

その職場で働く時間が長くなればなるほど、社員は潰されていくことになります。

長すぎる労働時間や理不尽すぎる環境に、身体やメンタルが壊されていくわけですね。

 

そして身体の負担が強すぎると、脳卒中や心筋梗塞といった病気につながりますし・・

メンタルの負担がありすぎるところで踏ん張っていると、うつ病といったところに追い込まれるかもしれません。

それぞれ仕事の負担と関係があることは、医学的にも証明されています。

 

そして例え金銭的メリットや、出世といった待遇アップがぶら下がっていたとしても・・

いちばん大事な体や心を犠牲にしてまで求めるものではないと、私の価値観からはそう思います。

なので会社がそういう状況をどうしても改善しないなら、もうさっさと離れてしまうしか無いのです。

 

とはいえ・・離れるなら「次の職場」が必要、というのもまた現実です。

現代人が生活していくのは、どうしてもお金が必要ですので・・

「次の開拓」ができていないと、どんな状況に追い込まれても辞めることができない!となってしまいます。。

 

そして転職するときに「職場選び」をミスると、また人手不足に追い込まれ、また同じように悩むことになります。

なのでそういったところも含め、転職先を開拓していく方法については、

理不尽まみれの職場を脱出し、理不尽フリーな職場で働きたい!を叶えるための「転職のコツ」を解説しています。

上の記事で書いていますので、必要であればご覧ください。

 

今回は人手不足なのに会社が人を雇わないときの対処法をテーマにお話ししました。

運営者:りふりーびと

 

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「理不尽な仕事から自由になる」を目指し試行錯誤を続ける人です。

ブラック病院勤務でボロボロにされた経験から、そこを目指すようになりました。

「転職と副業」を追求した結果、すでにある程度は達成済み。

理不尽な仕事から抜け出す方法を発信するため、このブログを運営中。

【年齢・性別】30歳台後半、男性

【本業】
◇現在:フリーランス
◇元:ブラック病院の下っ端医療職

【副業】
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(10万円/月の半自動収益を達成)
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(歴8年、投資額の約4割ぶんの利益を獲得)

【その他の特徴】
◇姿勢改善で頭痛が治った経験あり
◇趣味は自転車
◇海外移住に興味あり
 
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