職場で、どうしても孤立してしまうんだけど・・
話せる人が居なくて、メンタルがつらいんだけど・・
孤立を割り切る考え方って、有効?
職場で孤立すると、とてつもなく働きにくくなるものです。
私自身、孤立していた時期があるので、よく分かります。
「孤立しているのが恥ずかしい・・!」みたいな、いても立ってもいられない気持ちになりますよね。
しかし、孤立してても別にいいじゃん!と「割り切る」ことで・・
孤立によるメンタルへのダメージとか、恥ずかしさとかを無効化する!
もしこれができれば、一気に楽になれるものです。
しかし割り切るというのは、そう簡単にできることでもありません。
なのでこの記事では、職場での孤立を割り切るコツはある?
割り切ることで、本当にラクになれるもの?
といったところを解説していきます。
目次
狭い世界のこと、と割り切る
たとえその職場で、完全に孤立していたとしても・・
「しょせんは、狭い世界の出来事だ!」
こう考えることができれば、うまく割り切れると思います。
職場での孤立は、大きな問題に思えるものです。
社内で困ったときに、声を掛けられる相手がいない・・
昼休みも一人で過ごすしか無い・・この状況、ヤバくね!?みたいな感じですね。
これが例えば高校生とかだと、確かにヤバいかもしれません。
高校生が「高校」という閉鎖空間から逃れることは、まず出来ませんので・・
自分の世界の大半を、孤立という問題が埋め尽くす感じになるからです。
しかし大人であれば本来、世界は広いもののはずです。
その職場だけに勤める義務など、どこにもありませんので・・
- いきなり全く別の会社に転職する
- いきなり辞めて、世界一周の旅に出る
- いきなりYouTuberになる
今から現実的にできるか?は別として・・
潜在的には、これらあらゆる選択肢がとれるはずです。
われわれ大人が生きる世界は本来、とても広いわけですね。
そして、これだけ広い世界の中で生きているのに・・
たったひとつの職場での孤立に悩むなんて、あほらしい
こういう考え方ができるのでは、と思います。
そんな小さなこと、気にしなくていいわけです。
しかしひとつの職場だけに、深く関わってきた人ほど・・
「自分にはこの職場しか無い」みたいな感じで、視野が狭くなりがちです。
そしてひとつの職場での孤立を、まるで世界からの孤立のように捉えてしまうわけです。
なのでそんな時は、それはあくまで狭い世界での話!
孤立していると見られたところで、気にするほどのことでは無い!
こう考えることができれば、うまく割り切れるのではと思います。
「孤立は悪」を解除する
職場での孤立を気にしてしまうとき・・
「孤立は悪」という考え方が、その根底にあるかもしれません。
職場での孤立に、悪い要素なんてなにひとつ無い!
もし、心の底からそう納得できているとしたら・・
そもそも職場で孤立していることに、悩むことさえ無いはずです。
しかし、孤立しているのはダメなことだ!悪だ!という意識があると・・
何とかして職場に友人を作らなきゃ!派閥に入らなきゃ!
こういう思考になってきて、割り切るなんてとても無理になっていきます。
しかし冷静に考えてみて、「孤立 = 悪いこと」とは言えません。
会社は仲良しクラブではなく、ビジネスの場ですので・・
会社員として必要なことさえ果たしていれば、孤立していようが別にいいはずだからです。
なのになぜ、「孤立は悪」という考え方は根強いの?
学校教育がいちばんの原因だと、個人的には思います。
特に小・中・高校の、12年間の教育ですね。
日本の学校教育では、孤立は悪だ!と叩き込まれるものです。
- クラス分け
- 班行動
- 運動会などの集団行事
これらすべてが、「反孤立」と言えるような教育のしかたですよね。
たとえば班行動は「孤立すれば不利になる」状況を生み出してしまいます。
なぜ、そういう反孤立教育をするのか?
集団で働く「兵隊」として、国や社会のため働いて欲しいから
学校の方針を決める人たちの、そういう欲が見え隠れしていると感じます。
そして孤立はダメ!友だちを作りなさい!みたいな空気の中に、どっぷり12年間も漬かって過ごすと・・
「孤立は悪」という考え方が、心の奥底にこびり付くんだと思います。
その状態で職場で孤立してしまうと、「孤立してる・・ヤバい!何とかしないと!」という思考になりやすくなります。
しかし社会人は「孤立は悪」なんて考え方に縛られる必要は無いはずです。
もうとっくに、学校教育の影響なんてものは終わっていますので・・
そこから先は自分の頭で考え、自分の価値観をつくって良いわけですね。
なので職場で孤立してるけど、これって悪いか?問題あるか?
ここをじっくり考えてみて、問題ないという結論になった!
そうなれば職場での孤立は、自然な形で割り切ってしまえるのではと思います。
孤立のデメリットをフォローする
そうは言っても・・職場での孤立は「デメリット」を生むこともあるものです。
たとえば会社の計画書を作るのに、特定のテンプレートがあればすんなり通るけど・・
孤立しているゆえに、それを持っている人から入手できなかった!みたいなやつですね。
なので孤立を割り切って、孤立したまま働いていこう!と思うなら・・
孤立によるデメリットのフォローは、必須になってきます。
孤立しているけど不利にはならないよう、うまく立ち回っていくわけです。
孤立デメリットのフォローって・・具体的にどうすればいいの?
- 個人としての仕事力を、徹底的に鍛える
- 職場外から情報を得る力を高める
- 孤立が問題ない職場を選ぶ
このあたりが上手くできれば、達成できると思います。
まず個人としての仕事力は、高めておくほうがいいです。
仕事がうまく出来ない上に、孤立し味方が居ない状況になれば・・
どうなるか?は、想像に難くないはずです。
次に職場外から情報を得る力も、必須です。
孤立していると、社内のランチタイムなどで仕事上の価値ある情報を手に入れられませんので・・
それをフォローするべく、外部から情報を得ていきたいからですね。
そしてネットが発達した現代、それはじゅうぶん達成できるはずです。
孤立が問題ない職場を選ぶ、も大事なポイントです。
たとえばチームではなく、個人の能力や成果が重視される職場を選べば・・
孤立していても、大きなデメリットなく働いていくことができます。
職場で孤立してしまうと、デメリットが発生し得るものです。
なのでそのデメリットに潰されずに済むよう、うまいこと立ち回っていくことで・・
孤立していても問題ない!と言えるような、強い立場が手に入ると思います。
職場人間関係を割り切ってしまう考え方は、
上の記事たちも参考になるのではと思います。
今回は職場での孤立を割り切る考え方を解説しました。