仕事は頑張るだけ損だけど、じゃあどうすればいい?

このブログは広告リンクを含みます

がんばるサラリーマンのイラスト

仕事をいくら頑張っても、給料が変わらないけど・・

それどころか頑張れば頑張るほど、さらに多くの仕事を押しつけられるけど・・

ぶっちゃけ仕事って、頑張るだけ損なの?

 

はい、そうです

仕事はたいていの場合で、頑張るだけ損です。

そしてこの記事を訪れた方ならおそらく、薄々結論を知っていたのでは・・と思います。

 

なぜ、仕事は頑張るだけ損なの?

ほとんどの場合で、頑張りはビジネスオーナーを肥えさせるだけだからですね。

そして給料は頑張りで変わらないのが基本なので、時間や体力をつぎ込むほど損!と言えるでしょう。

 

しかし現実にはおそらく、それでも頑張らなければいけないはずです。

もし頑張るだけ損だと知っていて、そしてべつに頑張る必要は無い状況なら・・

「仕事は頑張るだけ損」なんてところに、悩みようが無いからですね。

 

実際のところサラリーマンは、頑張るしか無いのが普通です。

頑張っていないと、上司から怒られるでしょうし・・

深刻なレベルで頑張っていないと、ペナルティを受けることさえあり得ます。

 

頑張るだけ損だけど、頑張るしか無い・・

じゃあ「損」を最小限にするにはどうすればいいの?

この記事では、この視点から解説していきます。

「適度に」頑張る

頑張るだけ損だけど、頑張らないのは許されない・・

じゃあ、どうするのがいちばん合理的か?

まず思いつくのは「適度に」頑張る、ということです。

 

まったく頑張らないのは許されず、しかし頑張るだけ損・・

だったら「頑張る量」を、適度なレベルに調整しよう!

これは、とても自然にたどり着く考え方だと思います。

 

じゃあ、適度に頑張ろう!とすればそれで問題解決?

残念ながら、そういうわけではありません。

なぜなら適度に頑張るというのは、難易度が高いことだからです。

 

「やる損」「やらない損」の両方を最小化するには、どのくらいの頑張りをすればいいのか?

適度な頑張りをするためにはここを考え、ベストバランスを実現しなければいけません。

そしてベストバランスは状況によっても、自分の能力によっても違ってきます。

 

そして、このベストバランスの見極めをミスってしまうと・・

  • 頑張りすぎて体を壊し、損をした。。
  • 頑張らなさすぎて上司から目をつけられ、損をした。。

この両方が起こり得るわけですね。

 

さらには仕事の中には、「絶対に手を抜いてはいけないところ」とかもあります。

たとえば、手抜きが顧客の損害に直結するようなところですね。

そしてそこでの手抜きが発覚すれば、怒られるなんて事態では済まないことになるはずです。

 

何十年も社会人をやっている人とかは、どのくらい頑張るか?の見極めが職人芸レベルですごかったりします。

逆に新社会人とかだと、うまい手の抜き方といったものがまだ分からないので・・

とにかく頑張ろう!としてしまい、頑張りに頑張った結果、心を病んでしまったりしやすいです。

 

という感じで、適度に頑張るのは難しいものですが・・

「頑張るだけ損」を回避するには、何とかしてこの適度な頑張りバランスを実現する!

これがまず第一に、試行錯誤できるところだと思います。

「頑張らない人」から離れる

世の中には「まったく頑張らない人」が居ます。

そしてまわりにそういう人が居たら、そこからできるだけ離れる!

これも「頑張るだけ損」を防ぐための、もうひとつの方法です。

 

「職場における仕事の総量」といったものは、あらかじめ決まっています。

なのでもしあなたの職場に、まったく頑張らない人が居た場合・・

そのぶんの仕事があなたに投げられる!というのは残念ながら、よくあることです。

 

まったく頑張らない人が、「頑張ることによる損」を完全に回避する一方で・・

その「損」があなたを含む、まわりの人に飛び散っているような状況ですね。

理不尽ではありますが、会社という組織は現実にそういうことがよく起きます。

 

それは最終的に、まったく頑張らない人が損することになるんじゃないの?

もちろん懲戒を受けたりして、そうなるケースもあるのですが・・

上手く立ち回ったりして、のらりくらり損を回避するようなタイプも居たりします。

 

そして「頑張らない人をフォローするための頑張り」は、やるだけ損です。

やっても得られるものなんてありませんので、労力を無駄に垂れ流すことになりますよね。

さらには普通に考えて、そんなことをやらなければならない道理もありません。

 

なので近くに頑張らない人が居て、そのとばっちりを受けそうになったら・・

仕事ができない人のフォローに悩まされるんだけど・・もう関わらなくて良くなる方法はある?ここを解説しています。

上の記事で書いたような方法を使ってでも、「関わらない」を何とか実現するのをおすすめします。

方法を抜粋すると、

  • 「仕事力が必要な部署」を狙う
  • 「レベルの低い職場」を避ける
  • 「ハイクラス転職」を果たす

「まったく頑張らない人」を避けていくためには、こういったやり方があるわけですね。

 

私自身、サラリーマン時代に一時期、何もしない先輩の穴埋めのためにキツい現場に入れられていたことがあり・・

それはもう明らかに「頑張り損」な状況だと思ったので、私の場合はさっさと転職してしまいました。

そしてそれは大正解だった!と、今になってもしみじみ思います。

「頑張るだけ得する会社」に転職する

日本の多くの会社は、「頑張るだけ損する構造」になっています。

しかし・・頑張るだけ「」する会社も少数派ですが、あります。

そしてそういう会社に転職すれば、頑張るだけ損!は防げます。

 

頑張るだけ得する会社って、どんな会社?

  • 成果で報酬が変わる会社
  • 実力が出世に直結する会社
  • 個人プレーが重要な会社

こんな感じになってきます。

 

まず成果で報酬が変わる会社では、頑張るだけ得です。

頑張れば頑張るほど、そのぶん成果は大きくなるのが普通で・・

それで得られる報酬を増やすことができるなら、それは頑張り得ですよね。

 

成果で報酬が変わる会社は、外資系企業とかに多いものです。

もしくは業種だと営業とかの、セールス系に多いでしょう。

そしてめちゃくちゃ頑張るタイプの人は、こういうところで荒稼ぎしていることも多いものです。

 

実力が出世に直結する会社も、頑張るだけ得だと言えます。

出世は上司への好印象を作ったり、社内の人間関係をうまくやったりで拓かれることも多いですが・・

中には「実力ある人に地位を!」という考え方・雰囲気の会社もあるものです。

 

もちろん本人が、出世を望んでいる場合に限りますが・・

そういった会社なら、頑張って実力を示す価値はじゅうぶんにあるでしょう。

 

個人プレーが重要な会社も、頑張りはプラスになりやすいです。

まず、社員はみんな一蓮托生!みたいな、チームプレイ重視の会社だと・・

頑張らない「足を引っ張るタイプの人」が出てきて、そのフォローのために頑張るのは損!となりやすいものです。

 

しかし仕事の割り振りも、仕事の評価も「個人」が軸になるような会社なら・・

自分が頑張れば自分の仕事が早く終わったり、自分の成果が大きくなったりします。

そしてそういう会社なら、頑張るだけ得!と言えるでしょう。

 

 

転職先に探しのコツといったものは、

理不尽まみれの職場を脱出し、理不尽フリーな職場で働きたい!を叶えるための「転職のコツ」を解説しています。

このブログでは、上の記事で解説しているのですが・・

 

頑張るだけ損!となっている状況がイヤなら、「頑張るだけ得な会社」を探し転職してしまう!

わりと大きな行動にはなりますが、これは選択肢のひとつになると思います。

「独立」すれば、頑張るだけ得になる

頑張るだけ損をする状況で、頑張りたくないのなら・・

いっそのこと、思い切って「独立」してしまう!

これもひとつの解決策になってきます。

 

独立とはつまり、フリーランス化するということですね。

会社に雇用され、賃金をもらって働くのではなく・・

個人事業を作ったりして、自分で企業などと契約を結んで業務委託料を得る・・といった働き方です。

 

そしてこのスタイルも「頑張るだけ得」を実現できる、定番の方法となります。

独立していれば、頑張ってたくさん契約を得て、頑張ってたくさんこなしていけば・・

それに正比例して、得られる報酬額も上がっていくからですね。

ここは「どれだけ働いても給料は定額」の会社員とは、真逆になってきます。

 

頑張って仕事の質を上げる、というのも有利に働きます。

独立して仕事を得るためには、その業界における「信用」がとても大事で・・

質の高い仕事をすればもちろん、そのぶん信用はレベルアップしていくからです。

 

逆にフリーランス化した上で、「まったく頑張らない」なんてムーブをかますと・・

契約する価値なしと見なされ、さっさと契約解除されてしまいます。

そして最終的には業界における信用を失い、2度とやっていけなくなるでしょう。

 

会社員の中でも正社員は、頑張りを問わず定額の給料がもらえて、簡単にはクビにされないものですが・・

これはある意味でとても恵まれた、特殊な状況だったわけですね。

 

私自身、現在は独立しフリーランスとして働いているのですが・・

「頑張るだけ損」とは無縁の状況が、ちゃんと手に入っています。

頑張れば頑張るほど、契約数も収入も実際に上がっていくわけですね。

そして頑張らない他人のとばっちりを受けることなど皆無で、とても快適です。

 

なので頑張るだけ損の状況を抜け出し、「頑張るだけ得」の中で頑張りたい!

もしそう思うなら「独立」も、良い選択になってくるのかもしれません。

なぜ「頑張れ!」がまかり通るのか?

サラリーマンの世界は「頑張るだけ損」が基本です。

しかしそれなのに、上司も会社も政府も・・

こぞって「頑張れ!頑張れ!」と、頑張りの大事さを主張してきます。

 

さらに言うと・・日本社会全体にも「頑張り崇拝」みたいな雰囲気はあります。

例えば学校では子どもたちに、限界ギリギリまで頑張ることを教えますし・・

一般的な人間関係でも「頑張ってる人ほど偉い!」みたいな価値観はよくあるはずです。

 

なぜ頑張るだけ損なのに、そんなに頑張りが奨められるの?

本人が損をしたぶん、得をする人が居るから

これが理由のひとつでしょう。

 

サラリーマンは給料が同じなら、頑張るだけ損をするわけですが・・

頑張ったぶんの成果はもちろん、消えてなくなるわけではありません。

そしてほとんどの場合で、成果は「上」に吸い上げられることになります。

会社とか政府とか、そういったところに利益が行ってしまうわけですね。

 

なので「頑張るだけ損だけど頑張る」社員が多ければ多いほど・・

会社や政府といった「上」は、労せずして利益を得られることになります。

そしてそうなら「頑張れ!頑張れ!」と言うのは、合理的となってきますよね。

 

しかしそれが前提であるなら、「頑張り崇拝」なんて普及しないのでは?

そう思われるかもしれませんが・・

しかしサラリーマンには「承認欲求を利用される」という、厄介な性質があったりします。

 

人間には誰しも、承認欲求があるものです。

サラリーマンなら「良い仕事をした」と認められたいわけですね。

そして承認される・・つまり褒められるために、仕事をもっと頑張る!となる人も多いものです。

 

そして会社や国の運営者といった人たちはもちろん、そこを熟知しています。

なので頑張った人をみんなの前で褒めたり、表彰したりすることで・・

お金といった実物を返さずして、人をもっと頑張らせる!という仕組みを作るのです。

 

この「報酬を増やさず頑張らせる仕組み」が広がれば広がるほど、いわゆる上は得をしますので・・

もちろん全力で、この仕組みを社会に浸透させようとします。

そして浸透してしまった社会が、今の日本社会の姿・・ということになるんだと思います。

 

こういった社会は「適度に頑張っていきたい」と思う人には、わりと生きやすいと思います。

しかし何かに限界まで打ち込みたい!レベルを上げたい!と思うタイプの人は・・

「損に耐えながら」やるしかないという、割に合わないことになってしまいます。

 

なので頑張るだけ損な社会の中で、損をせずに頑張っていきたいのなら・・

「頑張るだけ損エリア」を抜け出し、頑張るだけ得をするエリアで頑張る!

この記事に書いてきたことも参考に、それを目指していくのがいいのではと思います。

 

 

今回は仕事は頑張るだけ損だけど、じゃあどうすればいい?をテーマにお話ししました。

運営者:りふりーびと

 

プロフィール画像

 
「理不尽な仕事から自由になる」を目指し試行錯誤を続ける人です。

ブラック病院勤務でボロボロにされた経験から、そこを目指すようになりました。

「転職と副業」を追求した結果、すでにある程度は達成済み。

理不尽な仕事から抜け出す方法を発信するため、このブログを運営中。

【年齢・性別】30歳台後半、男性

【本業】
◇現在:フリーランス
◇元:ブラック病院の下っ端医療職

【副業】
ブログ運営
(10万円/月の半自動収益を達成)
インデックス投資
(歴8年、投資額の約4割ぶんの利益を獲得)

【その他の特徴】
◇姿勢改善で頭痛が治った経験あり
◇趣味は自転車
◇海外移住に興味あり
 
詳しいプロフィール

TwitterPinterest
 

サイト内検索
カテゴリー
特殊ページ
最近の投稿
最終更新日ごと

ページの先頭へ