仕事が終わらないときに開き直るのはアリ?

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開き直るサラリーマン

上司「おい部下!まだ仕事終わってないのか?何でもっと早く終わらせないんだ!?」

上司「終わるまで帰るのは許さんぞ!おい聞いてるのか?おい・・」

 

部下「終わらないけど、無理なもんは無理なんすよ!何か悪いんすか!?

 

「仕事が終わらない」という事情はよく、会社員を悩ませるものです。

私自身、サラリーマン時代は多すぎる仕事に忙殺されていましたし・・

もしかしたらあなたも今まさに、悩まされているかもしれません。

 

そして仕事が終わらないけど、開き直る!という選択肢があります。

残業しまくって何とか終わらせることも、頭を下げて謝ることもせず・・

「終わらなかったけど、それが何か?」みたいなスタンスで行ってしまうわけですね。

 

もちろん開き直ると、上司にメチャクチャ怒られる可能性は高いですが・・

しかしもともと無茶な量の仕事を押し付けられていたりと、開き直るのが妥当なんていう状況もあり得ます。

 

さらにはもし自分ではなく、部下や同僚が開き直りはじめたら・・

それはそれで、その対応はなかなか難しいものだったりします。

なので、一体これどうすればいいの??と、途方に暮れてしまうかもしれません。

 

なのでこの記事では、仕事が終わらないときに開き直るのはアリ?ナシ?

ここを、いろいろな視点から考えてみます。

開き直ると、ヤバいことになるか?

どうがんばっても、仕事が終わらない!

もういっそ、開き直っちまうか?と思ったとき・・

開き直ると、その後どうなるのか?は気になるところです。

 

開き直るとあまりにもヤバいのなら、その選択は取れませんし・・

意外と大丈夫なら、体壊すくらいなら開き直るほうがいい!となります。

なので、このどっちなのか?は方針を変えるくらい大事なポイントです。

 

じゃあ、仕事が終わらないとき開き直ると・・何が起きるの?

  • 上司からの評価が激減する
  • 同僚からの評価が激減する
  • 「業務命令違反」といった、ルール違反に問われる

こういったことは残念ながら、起きる可能性があると思われます。

 

仕事が終わらないのに開き直ると、まず上司からの評価が激減します。

上司は与えた仕事を、部下がソツなくこなすことを期待するもので・・

うまく終わらせない場合、上司はそのフォローに奔走することになったりしますので、もちろん良い印象は与えません。

 

さらには開き直りは「上司への反逆」といった要素も含んでしまいます。

「部下は上司に従うべき」というのは程度の差はあれ、どこの会社でも同じだと思われ・・

それに完全に反することになるので、「なんだコイツ」みたいな目は避けられないでしょう。

 

上司だけではなく同僚からの評価も激減するのが普通です。

なぜなら仕事が終わらないのに開き直ると、終わらない仕事はすべて同僚に行くのが普通だからです。

そして仕事が流れた同僚からのヘイトは、凄いことになってしまうかもしれません。。

 

さらに仕事が終わらないのに開き直ると、「業務命令違反」などでペナルティを受ける可能性があります。

社員には会社や上司が出す「業務命令」に、従う義務がありますので・・

終わってないぶんの仕事をやれ!と言われても従わなければ、それはもちろん違反となる可能性がでてきます。

具体的には「就業規則」といったルールに沿って、減給などの罰則を与えられるかもしれないわけですね。

 

 

仕事が終わらないとき開き直るデメリットを、いろいろ書いてはみましたが・・

じゃあ開き直り続けると、デメリットは際限なく大きくなっていくのか?

となると、そこまでではないと思われます。

 

たとえば「いきなり辞めさせられる」みたいなレベルのペナルティは、まず起きないでしょう。

社員を辞めさせるとなると、扱いとしては「懲戒解雇」になるわけですが・・

懲戒解雇が認められる条件はかなり限られていて、「仕事力が低い」くらいの理由ではとても適用できないからですね。

 

と、仕事が終わらないのに開き直った場合・・

起きてくるデメリットの全体像は、そんな感じになってくると思われます。

開き直ると得られるメリットとは

仕事が終わらないのに開き直ってしまうと、デメリットが発生します。

しかし逆に、開き直ることによる「メリット」もあります。

だからこそ、開き直るという選択肢が浮上するわけですよね。

 

仕事が終わらないときに開き直って、得られるメリットは・・

ひとことでまとめると「潰されずに済む」、ということでしょう。

 

どうしても仕事が終わらないのに、何とか終わらせようとするなら・・

限界を越えた忙しさとか、違法スレスレの長時間労働とかに突っ込まざるを得ません。

 

そしてそういったヤバい状況が、長く続いてしまえば・・

心と体を壊して潰れてしまう、というのは常識のはずです。

具体的にはうつ病とか脳卒中とか、いろいろな病気のリスクが上がったりですね。

 

「会社で働く」ということにどのくらい力を込めるのか?というのは、人それぞれでしょうが・・

自分の体を犠牲にしてでも、会社の仕事をたくさん終わらせたい!

心の底からそこまで考える人は、おそらく稀でしょう。

 

なので、そこまで会社や仕事に粉骨砕身するつもりも無いのなら・・

心や体を壊してしまう前に、さっさと開き直ってしまう!

これが場合によっては、賢い選択肢になってくるのです。

開き直ってもいい状況とは

仕事が終わらないときに開き直る!というのは・・

一般的には「悪いこと」とされやすいものです。

少なくとも「終わらない仕事も、開き直って放置していい!」なんて価値観はまず無いはずです。

 

しかし現実には「開き直ってもいい」と言えるケースも、確かにあります。

そんな状況なら、開き直るのも仕方がないのでは?と言えるような状況ですね。

 

開き直ってもいい状況って、具体的には?

ひとことで言うと仕事が終わらない「原因」が本人に無い場合です。

 

例えばもし、「本人の能力不足」が原因で仕事が終わらないなら・・

それで「終わらないけど悪いっすか!?」と開き直るのは、ちょっと違うでしょう。

 

能力不足で仕事が終わらないって、どんなケース?

どうしても仕事が追いつかなくて、キャパオーバーしてしまうのは・・自分の能力不足が原因なの?そんな疑問に答えています。

ここは上の記事で、詳しく解説していますが・・

能力不足の人の開き直りに対しては、たいていの人が顔をしかめると思います。

 

しかし例えば、

  • 会社上層部の采配ミスで、膨大な仕事が発生してしまった
  • 上司がパワハラ気質で、そもそも無理な量の仕事を投げてくる
  • 社員がいきなり大量辞職し、残った人たちに仕事が集中した

こういった場合は仕事が終わらないのは、社員本人が原因ではなく・・

挙げたようなケースだと会社や上司の責任となりますよね。

 

そして仕事が終わらない原因が、自分ではなく他者にあるなら・・

その「尻拭い」を、無理をしてまでやる必要なんて無い!

個人的な感覚からは、そう思えます。

 

しかしそれでも会社や上司は、やれよ!と仕事を押し付けてくるものです。

なのでその場合は、いーや、それはやりません!と堂々と開き直る!

というのも、わりと妥当な選択肢になるのではと思います。

リスクを覚悟で開き直る、という選択肢

とは言っても・・仕事が終わらないとき開き直ると、デメリットが発生します。

上で解説したように、「周囲からの評価が激減する」「ルール違反となる可能性がある」とかですね。

それぞれ、たとえ自分に非がない状況だったとしても発生はしてしまいます。。

 

なので仕事が終わらないけど開き直るときは、そういったリスクを覚悟で開き直る!

これが必要な考え方になってくると思います。

ある程度ダメージを受けるのを覚悟で、実行するわけですね。

 

周囲からの評価が激減したところで、給料がなくなるわけではありません。

そして給料さえ得られるのなら、生活はできます。

なので評価減を覚悟して動く!というのは、全然「いける」選択肢です。

 

ルール違反というのも、同じです。

たとえ開き直ったことを「命令違反だ!」とか言われたところで・・

基本的にはですが、解雇みたいなレベルのことはなかなか出来ないものです。

 

もちろん自分に非があるのに、開き直ってはいけません。

しかし自分に非があるとは思えない事情で、莫大な仕事量を振られてしまう・・

しかもそんな仕事が終わらないことに対し、早く終わらせろよ!とプレッシャーを掛けられる!

 

もし、そんなやってられない状況に置かれるなら・・

リスクがあることを覚悟で、完全に開き直ってしまう!

それによって、理不尽に壊される心と体を守る・・

というのは、合理的な選択肢のひとつになってくると思います。

開き直る「部下」への対処法

ここまで、仕事が終わらないときに「自分が」開き直ることについて書いてきましたが・・

自分の「部下」が開き直ってしまうときは、どう対処すればいい?

 

もし自分が上司として、部下を抱えている場合・・

仕事が終わってない部下が「終わらないっす!帰るっす!」と開き直ると、とても困ります。

なのでもちろん、なんらかの対策が必要です。

 

ちなみにここでは、本人のサボりや能力不足といった「悪い開き直り」を前提にします。

上司がパワハラレベルに仕事を投げすぎといった、理不尽な状況での開き直りなら・・

正すべきは開き直る部下ではなく、仕事を投げすぎな上司側!となるからです。

 

じゃあ、サボりで仕事が終わらない部下が「もうやりませーん」と開き直るときは、どうすればいい?

まあ正直、そういう部下にはいっそ離れて欲しい!という気持ちも分かりますが・・

しかし上にも書いたように、社員をサボったくらいで解雇することはまず無理です。

 

なので、現実的には・・

  • 与える仕事を削っていく
  • 「そういうところ」に異動させる

このふたつが、対応の2トップになってくるでしょう。

与える仕事を削っていく

不真面目な部下が開き直って、与えられた仕事をやらない!と言う場合は・・

次に与える仕事を削る、が第一の対処法となります。

仕事を終わらせることができないなら、渡す仕事を減らすよ。という対応ですね。

 

もちろん理由もなく仕事を与えないのは、「過小な要求」といった種類のパワハラになり得ます。

しかし部下が与えられた仕事を終わらせず、しかも終わらせようと努力する気も無いのなら・・

それは次の仕事量を削る、正当な理由となるのが普通でしょう。

そして部下が「終わらないっす」と開き直るたびに、与える仕事を減らしていくことになります。

 

そしてそれが続くと、その部下は何の仕事も与えてもらえない状況になります。

いわゆる「干される」「窓際族」とか言われる状況ですね。

そしてそれが開き直り続けた社員の、行き着く先ということになります。

 

もちろんその状態の社員にも、会社は給料を払わなければいけません。

解雇はなかなかできない以上、当然ですね。

なので給料もらってるのに仕事しなくて良いなんて、不公平になるのでは?と思われるかもしれません。

 

しかし何の仕事もしない社員を一定数抱えるのは、「企業」というものの宿命だったりします。

正社員雇用・・つまり無期限雇用は、そういった状況になる可能性も含むわけですね。

なので現代社会で企業は、そう簡単には正社員雇用しないものだったりするわけです。

 

そしてそういった状況になった社員は、

  • 出世の道が断たれ、給料を伸ばせない
  • 実力が伸びないので「次」に行けなくなる
  • 「左遷」させられてしまう可能性がある

こんな感じでデメリットも増えるので、良いことばかりではありません。

 

上司の立場からすると、仕事しない部下を抱えるのはイヤなものかもしれません。

私自身、これまでに「上司」の立場で働いていた時期もありますので、気持ちはある程度わかります。

 

しかし例えば「ミスを連発される」なんて状況に比べれば、はるかにマシですので・・

仕事が終わらないのに開き直る部下には、与える仕事を削っていく!

これが第一の選択肢になると思います。

「そういうところ」に異動させる

サボりなどの悪い動機で、仕事が終わらないのに開き直る部下は・・

そういう職場や部署に、異動させてしまう

これが、第二の選択肢になってきます。

これは「与える仕事を削る」よりも、かなり重い対応になってきます。笑

 

社員を強制的に解雇するのは、とてつもなく難しいわけですが・・

「人事異動」は基本的に会社の自由というのは実際に働いている方なら、知っての通りだと思います。

会社から一方的に命令されますし、断ることは基本的にできませんよね。

無理に断ると「業務命令違反」となり、それこそ懲戒の対象となるはずです。

 

なのでもし仕事をサボる部下が、開き直り続けるなら・・

会社側からすると「そういうところに異動させてしまう」というのが、選択肢になります。

 

「そういうところ」というのが、どういうところか?はここでは詳しく言いづらいですが・・

まあ、あまり条件の良い職場や部署ではないということで、あとはお察しください。笑

あなたの会社でも、いくつか思い当たるでしょう。

 

もちろんそういった場所に異動させられても、給料はもらえます。

しかし例えば異動先が「仕事終わらないのに開き直るタイプの人が、とても許容されないような雰囲気」の場所だったりすれば・・

異動先の生活はまあ、相当に大変なものになるはずです。

 

もちろん仕事が終わらない状況を何とか改善しようとしている部下に、こんな対応をしてはいけないでしょう。

しかしサボりが原因で仕事が終わらない上に、何が悪いんすか?と開き直る!

そんなタイプの部下に対する会社側の「強力な対応」は、こんな感じになってくると思います。

開き直る「同僚」への対処法

自分の「同僚」が仕事終わらないけど開き直るときは、どうればいい?

ここについても解説しておきます。

「同じプロジェクトを扱う、同年代のチームメイト」といった相手の場合はどうすれば?ということですね。

 

仕事が終わらない同僚が、もうしません!と開き直った場合・・

その分の負担は、同僚であるあなたに割り当てられる可能性があります。

そしてそれは割に合わない、何とか対処したい!と思うようなことですよね。

 

じゃあ、そんな状況での対処法は?

仕事の「分担」をあらかじめはっきりさせる

というのが、まず考えられる選択肢となります。

 

つまりは同僚本人や上司を巻き込んで、どの仕事は誰が分担するか?をあらかじめ話し合っておき・・

その分担ぶんの仕事以外は、絶対にやらないというスタンスを取るわけですね。

そしてこのスタンスを取るのなら、同僚が「その同僚ぶんの仕事」ができなかろうが開き直ろうが、もはや関係ありません。

 

逆にこの分担がうまくできていないと、「AさんやらないからBさんやってよ」みたいな理不尽な投げつけが横行してしまうものです。

上司の目線からすると、誰が仕事をこなしたか?は特に重要ではなく・・

ただただ「仕事が終わってること」だけが重要だったりするからですね。

 

 

もしくは、仕事できない上に開き直るようなタイプの同僚とは・・

最初から関わらない!もとれる選択肢になります。

仕事ができない人のフォローに悩まされるんだけど・・もう関わらなくて良くなる方法はある?ここを解説しています。

仕事ができないタイプの人と関わらずに済ませる方法は、上の記事で解説したのですが・・

もしあなたが仕事ができる人で、まわりが仕事できない人ばかりのの場合・・

「仕事ができない人の尻拭いに回される」ことは、残念ながら多くなるはずです。

 

なのでそういうのを根っこから防ぐためには、たとえばハイクラス系の仕事を狙ったりしてでも・・

「仕事できない上に開き直るような同僚」が、入ってこられないような状況を作る!

難しくはありますが、これも選択肢のひとつになってきます。

 

 

今回は仕事が終わらないときに開き直るのはアリ?をテーマにお話ししました。

運営者:りふりーびと

 

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「理不尽な仕事から自由になる」を目指し試行錯誤を続ける人です。

ブラック病院勤務でボロボロにされた経験から、そこを目指すようになりました。

「転職と副業」を追求した結果、すでにある程度は達成済み。

理不尽な仕事から抜け出す方法を発信するため、このブログを運営中。

【年齢・性別】30歳台後半、男性

【本業】
◇現在:フリーランス
◇元:ブラック病院の下っ端医療職

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◇姿勢改善で頭痛が治った経験あり
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