仕事できない人に優しくできないのは仕方がない?

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草原で落ち込むサラリーマン

他人にツラく当たるのは駄目だって、分かってはいるけど・・

だから特定の人には優しくしない!がNGなのも分かるけど・・

・・仕事ができない人に、優しくできない!

 

「仕事ができない人」はどの会社にも、一定数居るものです。

そして特にその上司だったりすると、そのフォローに奔走することになり・・

さんざん悩まされてしまう!となることも少なくないものです。

 

そしてそうやって忙しい中で、余分な仕事を作られてしまったりすると・・

この仕事ができない人には、もうどうしても優しくすることができない!

そうなってしまうのも、無理もないことかもしれません。

 

そして、仕事ができない人に優しくできないのは、もう仕方がないの?

それともやっぱりダメで、何とかして優しく接したほうがいいの・・?

最終的には、このせめぎ合いになって結論が出なくなるかもしれません。

 

なのでこの記事では、仕事できない人に優しくできないのはもう仕方がないの?

そういう感情になってしまったときは、具体的にどう対応すればいいの?

といったところを解説していきます。

「特別扱い」は、必要ない

仕事ができない人に、優しくできないのは仕方がない?

ここを考えるときの、いちばん基本的な考え方は・・

仕事ができない人の「特別扱い」は必要ない、ということです。

 

つまりは仕事ができない人に対してだけ、普通の何倍もしっかりフォローしたり・・

仕事ができない人に対してだけ、メンタル的な落ち込みに過剰に配慮したり・・

そんな感じで仕事ができない人だけ、特別に優しくフォローする必要は無いという意味ですね。

 

仕事ができない人に「特別扱い」が求められることは、本当に多いです。

Aさんは仕事力がちょっと・・だから、あなたフォローしてあげてね!

上司にそう言われ、何の得も無い苦労をする羽目になった・・というのは、私自身も経験したことがあります。

 

もちろん会社員同士、助け合うこと自体は当然です。

会社というものは、全体がひとつのまとまりになって成果を出すものなので・・

個人プレーではなく、まわりと協力した働きが求められるからです。

 

しかし、そういった協力を誰かひとりだけに、過剰にしなければならない道理は無いはずです。

ちゃんとした労働力の提供というのは、社員ひとりひとりが自分でやることのはずで・・

なので「仕事ができない」というのは、たくさん助けてもらう道理にはならないはずだからです。

 

もちろん、仕事ができない人に特別に優しくするのが「ダメ」という意味ではありません。

仕事ができない人により大きなフォローをしたほうが、仕事がうまく回る!というケースもありますし・・

そもそも上司に「Aさんのフォローをしてあげてね」と言われたら、それは業務命令ですので従うのが自然です。

 

しかし、仕事ができない人には無理に優しくする「必要」があるわけではなく・・

あなたの心情や上司の意向などを考え、状況によって優しく「してもいい

と、そういう意味になってきます。

 

と、ここまでをまとめると・・仕事ができない人に対しては、

  • 「基本的な」優しさは必要
  • 「特別に」優しくする必要は無い
  • 状況によっては、特別な優しさの発揮を「してもいい」

こういう扱いになっていくのが妥当なのでは、と思います。

「悪く扱う」は、さすがにダメ

仕事ができない人に、特別に優しくする必要はありませんが・・

だからといって「悪く扱う」は、さすがにダメ!

というのも、ここに付け加えておきます。

 

悪く扱うというのは具体的には、

  • 仕事ができないことをけなす
  • 雑用など本人が望まない仕事を、他の社員より多く押しつける
  • 他の社員たちの面前で「仕事ができない奴」扱いする

こういったことです。

まあ、さすがに普通に「それはダメだろ」と思われることかもしれません。笑

 

特に仕事ができる人からの、仕事ができない人へのパワハラは残念ながら、よく見られるものです。

仕事力による立場の高低差を使って、パワハラするわけですね。

そして仕事ができない人は立場が低くなりがちで、なかなか反論できなかったりします。

 

仕事ができない人には、悩まされてしまうことも多いものです。

そして優しくできないこと自体には、仕方がない要素もありますが・・

だからといって逆に、悪く扱うことが正当化されるわけではありません。

ここは混同してはいけない!ということですね。

 

もちろん分かっている人には、あえて言うまでもないことなのかもしれませんが・・

現実にはよく起きてしまうことだと思うので、あえて書いてみました。

「できる人を良く扱う」は、基本的に問題ない

仕事ができない人を「悪く扱う」のは、NG・・

じゃあ、仕事ができるできないに関わらず、すべての人を平等に扱うべきなの?

ここは、私はそうではないと考えます。

つまり「仕事できる人を良く扱う」ほうは問題ない、ということですね。

 

他人をむやみにマイナスに扱うのは、明らかに問題があります。

しかしプラスに扱うことには、基本的に問題は無いはずです。

たとえば学校でも成績のいい人を褒めるのは、特に問題ないですよね。

 

そして会社だと、たとえば仕事ができる人に対する優遇措置として、

  • 出世
  • 昇給
  • 成果報酬

こういった要素を設けることも多いです。

いわゆる「インセンティブ設計」ですね。

 

そしてこういうのも見方によっては、「仕事ができる人に優しくする」ということになります。

しかし高い成果をあげる人を優遇するのは、営利企業として当然のことで・・

こういった好待遇をやってはいけない!なんて意見は、まあどこからも出ないものでしょう。

 

もちろん、あまりに差別的になったりするとマズいという面はあります。

仕事できない人の前で見せびらかすように、仕事ができる人を褒め称える・・

こういうのは間接的に仕事ができない人を悪く扱うような行動で、良くないでしょう。

なので仕事ができる人だけ無制限に良く扱う!というのではなく、バランス感覚が必要なところではあります。

 

しかし会社というところはそもそも、学校とは違う「営利企業」で・・

その営利に強く貢献してくれる人を優遇するのは、正直、当然なのではと思います。

なので仕事できる人を良く扱う!という要素のほうは、ある程度出ても問題ないと感じます。

「関わらない」も選択肢

仕事できない人に、優しくできない!

しかし優しくしないと、カドが立つ状況になってきた。。

などなど、優しくしないことにデメリットが発生してくる可能性もあります。

 

そしてそういった状況で、自分へのリスクを最小限にしたいなら・・

いっそ、仕事ができない人とは「できるだけ関わらない」ようにする!

こういう動きも選択肢になってきます。

 

関わらない!なんてひどいのでは?と思われるかもしれませんが・・

上で書いたように、仕事ができない人に対する「特別扱い」までは必要ないと考えます。

 

さらには仕事ができない人といっても、いろいろなタイプが居るわけですが・・

中には「仕事ができない上に、それを誰かにフォローしてもらって当然と考えている」なんてタイプも居ます。

そしてそういうタイプが相手なら、フォローなんてしたくない!関わりたくない!と思うのは自然なことになってきます。

 

そして同じ職場で働く人とは、仕事で必要なら関わる必要がありますが・・

その上で、誰と深く関わるか?を調整するのは基本的に、個人の自由です。

なので仕事ができない人とはできるだけ関わらない!というのも、個人の自由の範疇だと言えるでしょう。

 

仕事ができない人と、できるだけ関わらず働いていく方法は、

仕事ができない人のフォローに悩まされるんだけど・・もう関わらなくて良くなる方法はある?ここを解説しています。

上の記事に書いたのですが・・

 

仕事ができないこの人には優しくなんてできないし、その穴埋めのために使われるなんてのもまっぴらだ!

そう思うような状況なら、できるかぎり関わらない!という方向で動くのも選択肢になると思います。

「新人」なら、優しくするのが基本

仕事ができない人が相手でも、特別に優しくする必要はない!と書いてきましたが・・

例外的に、仕事できない相手が「新人」の場合は、優しく接するのが基本となる!

と、個人的にはそう思います。

 

なぜ、新人には優しくするのが基本なの?

新人は仕事ができないのが当たり前だから、です。

 

会社に入ったばかりで、いきなり仕事ができる人なんて居ないはずです。

私自身、社会人になったばかりの頃は右も左もわからない状態でしたし・・

あなたも最初のうちは、そうだったのではと思います。

 

なので仕事できないのが当たり前の新人に、優しくしない!優しくできない!というのは・・

あまりに酷なのではないか、と個人的には思います。

新人であるという時点で、ある程度優しくするべき!ということですね。

 

さらには新人は厳しくされるとすぐ辞めるから、という実利的な理由もあります。

自分の職場、どんどん新人が辞めていくんだけど・・これってヤバい状況なの?対策法はある?ここを解説していきます。

新人はどんなときに辞めていくのか?について、上の記事で書いたのですが・・

 

新人は「辞めたくなる原因となるような厳しい人」が居るとき、かなりの確率で辞めることになります。

なので仕事ができないのが当たり前の時期に、まったく優しく接しない!スパルタ式に尻を叩きまくる!みたいなことをすると・・

やってられなくなった新人は、さっさと職場から離れてしまう・・なんてことになりかねないです。

 

そして新人が辞めると、会社は致命的なダメージを受けるものです。

新人がどんどん辞めてしまうなら、会社にはいつまでたっても社員が増えませんし・・

それは最終的に、会社を潰してしまうほどの戦力ダウンを招くはずです。

 

さらには新人がどんどん辞めるというのは「ずっと後輩が居ない」という、現実的に厳しい状況を生みます。

たとえば入社2年目の社員は、入社1年目の社員を「後輩」として扱うことができますが・・

もし新人がすべて辞めるとするなら、入社3年目になろうが4年目になろうが「いちばん下っ端」ということになってしまいます。

 

そして会社で下っ端として働くのは、大変なものです。

仕事における雑用とか、飲み会での注文取りとか、ぶっちゃけいろいろキツいものですよね。

なのでその苦労を長いものにしてしまう「新人がすぐ辞める」という状況は、何としても避けたいものとなるのです。

 

と、ちょっと実利的な理由も含んでしまいましたが・・

優しくできないと思っても、その相手がも「新人」なら・・

少なくとも新人ではなくなるまでは、優しく扱うのが基本!となってくるでしょう。

「向上心がある」なら、優しくしてもいい

仕事できない人であっても、今後成長しようとする「向上心」がある!

この場合も、優しく扱うのが基本になってくるでしょう。

 

いま現在は、仕事ができない人であっても・・

向上心があるのなら今後、できる人になる可能性は見込めます。

そしてそうであれば、優しくできない!となる理由も半減するでしょうし・・

だったらそもそも、むやみに厳しく接する必要は無くなってくるのではと思います。

 

さらには向上心がある人は、将来のレベルアップに向けて頑張っている人であり・・

普通に考えて、頑張ってる人にツラく当たるのはNGとなるはずです。

本気で頑張っているのなら、多少問題となる面があるとしても、そう簡単には見捨てたりしないのが基本ですよね。

 

逆に、仕事ができない上に向上心も無いというタイプももちろん居ますが・・

こっちの場合には正直、優しくできないのも仕方がないかもしれません。

仕事ができないとまわりに負担をかけてしまいますが、それを解決する気が無い!ということだからですね。

 

もちろん向上心があるからといって、必ずしもレベルアップが果たせるとは限りません。

しかし少しでも自分を伸ばすため、日々自分なりの努力をしている!

そんな人に対してはやはり、優しく接するのが基本となってくるのでは・・と思います。

 

 

今回は仕事できない人に優しくできないのは仕方がない?をテーマにお話ししました。

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「理不尽な仕事から自由になる」を目指し試行錯誤を続ける人です。

ブラック病院勤務でボロボロにされた経験から、そこを目指すようになりました。

「転職と副業」を追求した結果、すでにある程度は達成済み。

理不尽な仕事から抜け出す方法を発信するため、このブログを運営中。

【年齢・性別】30歳台後半、男性

【本業】
◇現在:フリーランス
◇元:ブラック病院の下っ端医療職

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