上司が怖いので報告できないときの考え方

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怒る上司

仕事で、上司に報告するべきことがでてきたけど・・

今から上司のところに行って、伝えなければいけないんだけど・・

上司が怖いので、報告できない!

 

怖い上司というのは、どこの会社にも居るものです。

そして例えば自分のミスや、上司にとって不都合な出来事を報告しなければいけない場合・・

怒られるのが怖くて、なかなか足が進まない・・となるのは無理もないことでしょう。

 

しかし、報告の怖さは「工夫」によって、ある程度マシにすることができます。

私自身、サラリーマンをやっていた頃は「怖い上司に報告する」イベントをそれなりに経験していますが・・

その都度なんとか工夫しながら、上司の脅威をかいくぐってきたものです。

 

そしてあなたが今まさに、怖くて何とかしたい!という状況にあるかもしれませんので・・

早速ですがこの記事では、上司に怖いので報告できないときはどう工夫すればいい?

ここを解説していきます。

「報告書」を作る

口頭ではなく「報告書」を使って、報告する。

というのが上司が怖くて報告できないときの、工夫その1です。

 

報告するときは、口で言うのが一般的ななずです。

上司が座るデスクまで、スタスタ歩いていって・・

「失礼します、ご報告があるのですが・・」と、切り出すものですよね。

 

しかし特に報告内容が、ミスや悪いイベントだったりする場合・・

さらにその上司が「怖いタイプ」だったりする場合・・

実際に報告するのは、汗だくになるほど緊張することのはずです。

 

緊張しすぎて、大事なことをわかりやすく説明できなかったり・・

頭が真っ白になって、言うべきことを言うことさえできなかったりして・・

それ自体を怒られてしまう!なんてこともあるでしょう。

そしてそういうのは、報告したくない!と思うくらいのプレッシャーになりますよね。

 

 

一方で、報告内容をあらかじめ書面にまとめておくことができれば・・

やるべきことは基本的に報告書を渡すだけになります。

なので報告における精神的なプレッシャーを、かなり軽減することができます。

 

実際には、ポイと渡して「読んどいてください」とは行かないはずで・・

読んでいる上司を待つ時間は、それなりに緊張はするはずです。

しかしすべてを口頭で報告するのに比べれば、相当に軽いと言えるでしょう。

 

さらには、報告書をまとめておく方法には・・

  • 報告内容をじっくり考えられる
  • 正確に報告できる
  • 報告したことが記録としてちゃんと残る

プレッシャーをやわらげる以外にも、こういったメリットがあります。

 

あらかじめ報告書を作るなら、何時間でも掛けて報告内容をじっくり考えることができます。

さらに上司に伝わりやすいよう、文面をしっかり整理することもできますし・・

予想される上司からのツッコミポイントを、先回りして潰しておくこともできますね。

 

さらには書面とすることで、報告がより正確になるというのもポイントです。

口頭だとプレッシャーに負けて、間違ったことを口走ったりしかねませんが・・

書面に内容をまとめるのなら、それはあり得なくなりますよね。

 

そして報告したことを記録として残せる、というのもメリットです。

言った・言ってないでトラブルになることは、会社ではとても多いもので・・

しかし書面に残してしまえば、それはほぼ完全に予防できます。

 

 

報告書は、会社で採用されている書式があるならそのまま使えばいいですし・・

無いなら「報告書 雛形」でグーグル検索でもすれば、いくらでも見つかると思います。

書き方が分からなければ、そういうのに詳しい人に相談してもいいでしょう。

 

という感じで、上司が怖いので報告できない場合は、書面にまとめておく方法が使えないか?

ここが、まず最初の検討のしどころになってきます。

「タイミング」を見極める

上司が怖いので、なかなか報告ができないときは・・

上司が怒ったり、プレッシャーを掛けたりしにくい「タイミング」を見極める!

これも上司からの攻撃をあらかじめ防ぐため、できる工夫になってきます。

 

報告というものは基本的に、1回すればそれで済みます。

なのでその1回を、どのタイミングに持ってくるか?

それによって上司の反応といったものを、大きく変えられるわけですね。

 

具体的には、報告した人を怒ったり責めたりしにくいタイミングを狙えると、かなり有利です。

たとえば・・

  • まわりに他の社員がたくさん居る
  • 「パワハラを許さないタイプの重役」が近くに居る
  • 上司側が忙しくて、怒ったりできる余裕が無い

こういったタイミングですと、怒られたりのリスクはかなり軽減できると思います。

 

特に「1対1のときだけ暴言を吐いてくる」タイプの上司は、多いものです。

悪評を立てられたくはないので、おおっぴらにパワハラ言動はしないけれど・・

まわりに人が居ないタイミングを狙って、ネチネチと攻撃してくるわけですね。

 

そしてこのタイプの上司に1対1の状況で報告するのは、最悪の選択肢です。

まわりに人が居ないなら、ここぞとばかりに攻撃されてしまうからです。

なので他の人・・できれば「まともな重役」といったキーパーソン・・がまわりに居る状況を狙い、報告するのが賢い選択になってきます。

 

もしくは報告時間が長くなってしまうと、報告中に状況が変わってしまうかもしれませんので・・

上で解説した「報告書を作る」方法などで、報告時間を短くまとめるのも有効です。

口では要点だけ報告して「詳細は書面にあります」とすることで、サクッと終わらせるわけですね。

 

もちろん状況によっては、なかなか難しいこともあるでしょうが・・

タイミングや状況を味方につけることで、上司からの攻撃をあらかじめ封じてしまう!

上司が怖いのでなかなか報告できないときは、ここも考えどころになってきます。

「メール」での報告を検討

口頭でも書面でもなく、「メール」で報告する!

これも状況によっては、怖い上司対策に有効かもしれません。

 

報告をメールだけで済ませることができれば、いちばん怖い「上司との対面」をスキップできます。

そのため「報告が怖い」という問題を、根っこから解決できます。

なのでもしこれが選択できるのなら、真っ先に選択したいところになってきます。

 

しかしメールでの報告は、たとえば・・

  • 報告内容が複雑で、対面じゃないとうまく伝わらない
  • 重い報告なので、メールで済ませると「不義理」と思われそう
  • 上司がすべて対面で報告しろ!と言う「対面信者」タイプ

こういったケースですと、むしろ逆効果かもしれません。

 

特に「メールだけで済ませるのは不義理」、と思われてしまうケースは多いものです。

私の偏見かもしれませんが・・特に年功序列系の、古い価値観の組織にそういうのが多い気がします。

対面で話すことに価値がある!メールは手抜き!みたいな感じですね。

 

内容さえちゃんと伝わるのなら、対面でもメールでも変わりはないと感じますが・・

とはいえ会社や上司の価値観には、その会社に居るあいだは従わざるを得ない面があります。

そしてメールは不義理!と思われる状況であるなら、メールでの報告は得策とは言えなくなるでしょう。

 

もしくは内容によっては、もちろんメールが適切な方法とは言えないこともあります。

メールは細かいニュアンスが伝わりにくかったり、誤解を生みやすかったりするのも事実なので・・

報告の内容的に、メールじゃダメだ!となることもあると思います。

 

しかし、もしいろいろな要素を考えた上で、メールで大丈夫そうなのであれば・・

メール報告は「上司が怖いので報告できない」を、サクッと解決できる方法になります。

なので、一度検討してもいい方向性になるのではと思います。

「責任は上司にもある」と理解する

上司が怖いので報告できない!と思ってしまったとき・・

自分がミスをしてしまったので、それを責められるのが怖い

こう思ってしまう!という事情は多いと思います。

 

自分になんの非もない状況なら、報告は通常、そこまで怖いものにはなりませんが・・

報告内容に「引け目」がある場合、上司からなにか言われても何も返せなくなるものです。

なのでそんな空気感の中、報告するのが怖い!となるのは無理もないことでしょう。

 

そして、ここをある程度解決する考え方があります。

責任は自分だけではなく、上司にもある

これを理解する、ということです。

 

自分がミスしてしまったなら、責任は自分なんじゃないの?と思われるかもしれません。

しかし仕事の責任は、最終的に「責任者」が引き受けるものです。

この場合は上司や、最終的には会社そのものですね。

 

そもそもサラリーマンという働き方は、会社の命令に従わなければいけないかわりに・・

自分が「ビジネスの主体」とはならなくていい、という特徴があります。

なので、たとえ自分の不手際というものがあったとしても、その責任は上司や会社にも分散されるものです。

 

例外として「故意または重過失」があるような場合は、サラリーマン個人だけの責任となることはあります。

わざとミスを誘発させたり、初歩的で致命的なチェック不足でミスを起こしたり、といったことですね。

しかしさすがに、そういう要素があることは稀になってくるはずです。

 

なので、たとえ自分がミスをしたとしても・・

その責任をすべて、たったひとりで抱えこむ必要までは無いんだ!

こう理解するだけで、報告の怖さは軽減できるかもしれません。

 

まあ、確かに現実には「私のミスですが、上司のあなたにも責任があります」なんてなかなか言えないものです。

なので、問題を完全に解決するような考え方でもないのですが・・

プレッシャーを少しでもやわらげることくらいなら、できる可能性はあるでしょう。

理不尽に怒られるのが怖いなら

べつに、自分になにか非があることを報告したわけではないのに・・

どんな視点から見ても、自分が責められる要素は無いはずなのに・・

報告した上司から、なぜか理不尽に怒られる!

 

現実にはけっこう、あることだと思います。

私自身、これまでにかなり経験しました。。笑

 

そして・・理不尽に怒られてしまうのが怖いから、報告に行きたくない!

そうなるケースも結構、あるのではと思います。

 

意味もなく理不尽に怒る上司に、どう対抗すればいいのか?については、

ミスをしたわけでもないのに、上司に理不尽に怒られる。。何とかしたい!そんなときの対処法を解説しています。

上の記事で解説しているのですが・・

 

理不尽に怒る上司と真っ向勝負しても、良いことはないです。

なので無難な報告だったのに、なぜか怒られてしまう場合は・・

たとえば「さらに上の上司」に相談する、といった方法が使えるかもしれません。

理不尽上司よりも権力で勝る人に、対処をお願いするわけですね。

 

もちろん「職場に理不尽上司しか居ない」みたいな最悪のケースでは、そういった対処法が通用しないこともあります。

なので状況をみながら、臨機応変に対応していくしかないのですが・・

 

報告して理不尽に怒られるのが、怖い!

そんな状況で「でも、何とか我慢しよう」といった方向は、ストレスを積み重ねてしまいますので・・

大ダメージを受けないよう、何とかうまく立ち回りたいところです。

いろいろ言われるのが怖いなら

報告しよう!と意を決して、上司のところに向かおうとするけれど・・

いろいろ言われて、追い詰められてしまうのが怖い!

そうなることも、あると思います。

 

部下が上司に、報告をした場合・・

意地悪な上司は、部下にいろいろ言ってくるものです。

「なんで、もっと早く報告しなかったの?」

「報告すれば済むと思ってんの?これ取り返しつかないんだけど、どーすんの?」

みたいな感じですね。

 

そして真面目で繊細な人であるほど、こういった言葉を真に受けてしまいます。

上司の発したひと言ひと言が、グサッ!と胸に突き刺さり・・

それが積み重なると、ダメージで働けないレベルまで落ち込んでしまう・・となるケースも多いものです。

 

そして報告する前から、言葉で追い詰めてくるのが予想できるので・・

そんなことなら、報告になんて行きたくない!!

この場合はそうなってしまうのも、無理もないことだと思います。

 

そしてそんな感じで、言葉にダメージを受けてしまう場合は・・

言われたことをすぐ気にして、ストレスが溜まってしまう・・という悩みを持つ方向けに「気にしない方法」を解説しています。

上の記事で解説した「何を言われても気にしない方法」といったものが、役に立つかもしれません。

 

内容からひとつ抜粋するなら、その言葉に価値はあるか?を考える、というのは有効かもしれません。

しょーもないパワハラ上司の言葉なんぞに、真正面から受け止めるほどの価値はあるのか?

そう考えるとほとんどの場合で、「無い」という結論になるはずです。

 

もちろん現実には、そう一筋縄でいかない場合もありますが・・

報告するたびに上司にいろいろ言われてしまうので、それが怖い!

そんな場合は言葉の「受け止め方」といったところで試行錯誤すると、解決に向かうかもしれません。

報告「しない」は、絶対NG

上司が怖いので、どうしても報告できない・・

なのでいっそ、報告しないまま済ませよう!

こう思われるケースが稀にあるようですが・・これは完全NGなので、ここで注意喚起として書いておきます。

 

なぜ、報告しないのは完全NGなの?

あなた1人の責任になりかねないから、です。

 

上で書いたように・・会社で起きてしまったことは、社員1人の責任にはならないのが普通です。

社員というものは、ビジネスを運営する主体ではありませんので・・

あくまで最終的な責任は、会社の運営者といったところに行くからですね。

 

しかし、ここに「故意」の要素が入ると、話は違ってきます。

わざと、その出来事を引き起こしてしまったのなら・・

その「わざと部分」はその人自身の責任、となる可能性が出てくるわけですね。

 

そしてミスやトラブルは、たとえ落ち度があったとしても「故意」とかにはなりませんが・・

「報告を怠った」というのは、その人の故意と取られてしまう可能性があります。

報告するのが当然で、それをしないのは本人の意図なので、そうなってしまうのは自然なことですよね。

 

なので報告するべきことを、怖いからと報告しなかった場合・・

自分ひとりが責任を引き受ける!という、最悪のケースを生む可能性が出てくるのです。

 

と、そういった理由で・・

報告は怖かったとしても、何らかの形でしなければならない!

残念かもしれませんが、そういうことになってきます。

あまりにもヤバいなら、離れるしかない

上司が怖いので、報告ができない!という場合でも・・

いろいろ工夫していけば、ダメージを最小限にできる!

というのは、この記事で書いてきた通りです。

 

しかしながら・・それには限度がある、というのも事実です。

たとえば・・報告しただけで、理不尽に暴力を振るわれる!

そんな異常なレベルの職場なら正直、それはどうしようもないでしょう。

 

もちろんそんなのは、違法どころじゃないレベルの話なのですが・・

そういうのが現実には、あり得ないわけじゃない!

というのは、社会人経験のある方なら分かっていることかな・・と思います。

 

そしてそういったヤバすぎる状況では、コツくらいではどうにもなりませんので・・

職場を離れるしか無い、というのが現実になってしまうと思います。

基本的には、転職するということですね。

 

さすがにそういうレベルのヤバい職場は、世の中に多くはありませんので・・

他の会社に移ることができれば、それで解決する可能性は高いです。

そして基本的に、それ以外の選択肢はなかなか無いと言えるでしょう。

 

もちろん転職には「転職先探し」などなど、必要なことがいろいろあります。

そして難易度的にも、かなり難しいことですので・・

理不尽まみれの職場を脱出し、理不尽フリーな職場で働きたい!を叶えるための「転職のコツ」を解説しています。

別記事にはなりますが・・転職のコツについては、上の記事にまとめてあります。

 

いずれにせよ、報告に行くのが「身の危険を感じる」レベルで怖いような状況なら・・

それはもう対抗しようなどとはせず、さっさと離れるのが一番!

そしてそのためにも、日頃から「転職する能力」を養っておくべきだ・・と、個人的にはそう思います。

 

 

今回は上司が怖いので報告できないときの考え方、をテーマにお話ししました。

運営者:りふりーびと

 

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「理不尽な仕事から自由になる」を目指し試行錯誤を続ける人です。

ブラック病院勤務でボロボロにされた経験から、そこを目指すようになりました。

「転職と副業」を追求した結果、すでにある程度は達成済み。

理不尽な仕事から抜け出す方法を発信するため、このブログを運営中。

【年齢・性別】30歳台後半、男性

【本業】
◇現在:フリーランス
◇元:ブラック病院の下っ端医療職

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◇姿勢改善で頭痛が治った経験あり
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