今の仕事が、合わない感じがするけど・・
このまま今の仕事を続けても、幸せになれない気がするけど・・
今の仕事、続けるべき?
「仕事選び」は人生における、一大事です。
そしていま現在、何の仕事をしているとしても・・
今の仕事を続けるかどうか?も人生を変えるポイントです。
そしてもし、今まさにあなたが「今の仕事を続けるべきか?」と迷っているとするなら・・
- これがあるなら続けてはいけない、という「条件」はある?
- 微妙なラインで迷ったときの判断法は?
- 続けるべきではない、と判断したらどうすればいい?
こういったところが気になるのでは、と思います。
なのでこの記事では、上記の視点もふまえて・・
今の仕事を続けるべきか?と迷ったときの、判断法を解説していきます。
目次
「理不尽だらけ」なら、続けるべきではない
こういった要素があるなら、今の仕事を続けるべきではない!
まずは、こっちの目線から解説していきます。
そしてまず、ひとつめを挙げてみると・・
今の仕事が、「理不尽なことだらけ!」
これが今の仕事を続けるべきではない、筆頭の理由となってきます。
仕事の理不尽というのは、具体的には、
- なぜか自分だけが、面倒なクレーマー対応を押し付けられる
- 無能上司のフォローを、報酬ナシで強制される
- 何も悪いことをしていないのに、悪者に仕立て上げられる
こんな感じのことです。
どれが起きたとしても一発で、ストレスがピークになるようなことですよね。
そしてこういった理不尽は残念ながら、日本じゅうの会社に蔓延しています。
どのくらい理不尽に晒されるか?はもちろん、人によって違うのですが・・
私はたくさんの理不尽を経験してきましたし、もしかしたらあなたもそうかもしれません。
そして理不尽は「働くモチベーション」を叩き潰すものです。
理不尽じゃない仕事なら多少ハードでも、頑張ろう!と思えるものですが・・
しょーもない上司のフォローに、毎日何時間も費やす・・なんて正直、やってられなくなりますよね。
なので、理不尽だらけの仕事をずーっと続けてしまうと・・
モチベーションが完全にすり潰され、メンタルがもう持たなくなってしまった!
でも、毎日会社には出勤しなければならない・・みたいな状況になります。
もちろんそれは最終的に、ヒドい結果を生みかねない流れですので・・
なので仕事が理不尽だらけだと思うのなら、今の仕事は続けるべきではない!
これが仕事を続けるべきか?を考えるときの、第一の視点となります。
「拒絶反応」が強いなら、続けるべきではない
今の仕事を毎日、続けていくなかで・・
まるでアレルギーのように、その仕事に対する「拒絶反応」が出る!
これも今の仕事を続けるべきではないと思う、ひとつのケースです。
仕事に対する拒絶反応って、どんなもの?については、
上の記事で解説しているのですが・・
具体的には、
- 朝の出勤前に気分が悪くなる
- 仕事中、会社に居るだけでイライラしてくる
- 会社からの帰宅後、異常なくらいドッと疲れてしまう
こういった状態になるなら、それは仕事への拒絶反応が出ている可能性があります。
そして拒絶反応が出ている中で働くのは、つらいものです。
「もうここで働きたくない!もう嫌だ・・」と思いながら仕事するのは、キツいものですよね。
私自身それを経験しているので、気持ちはある程度分かります。
さらには拒絶反応を我慢しながら仕事をすると、心や体を壊す可能性すらあります。
アレルギーの出る食べ物を我慢して食べ続けると、もちろんヤバいことになりますよね。
イメージ的にはそんな感じで、アレルギーの出る仕事を我慢して続けると、心も体も蝕まれてしまいます。
ひとことでまとめるなら、拒絶反応が出る仕事を続けるのはリスクが高すぎるので・・
拒絶反応が出るなら、今の仕事を続けるべきではない!と言えると思います。
「将来性」が見込めないなら、続けるべきではない
今の仕事を続けても、「将来性」が見込めない!
これも、今の仕事を続けるべきではない理由になり得ます。
仕事に将来性が無いというのは、
- 会社がダメになっていき、潰れてしまう
- 業界がしぼんでいき、仕事そのものが消えていく
- 何年働いても、出世やスキルアップにつながらない
具体的には、こういったケースのことです。
そういった状況の中で踏ん張っても、正直、将来はありませんよね。
中でも会社がダメになっていくというのは、定番です。
会社の業績がどんどん落ちていき、優秀な人が減り、利益がなくなっていくなら・・
その中で仕事を続けたとしても、沈没する船に乗り続けるのと同じで、身を滅ぼすだけでしょう。
何年もかけて少しずつ出世していたとしても、会社が倒産してしまえば意味がなくなりますし・・
会社の中で積んでいた人間関係とか、信頼とかいった目に見えない資産も、すべて消えてしまいます。
少しずつ給料が増えていたとしても、もちろん完全リセットされます。。
会社がダメになってしまうとき、どんなことが起きるか?は、
上の記事で詳しく解説しているのですが・・
たとえば「優秀な人が退職していく」というのは、定番です。
優秀な人は判断力が高く、離れて生きていく能力もあるので、さっさと見限り逃げていくわけですね。
なのでその動きは、ダメになっていく会社を映す「鏡」になります。
と、こういう感じで今の仕事に「将来性」が期待できないのなら・・
それはもう、今の仕事を続けるべきではない!と言えてしまうでしょう。
「働く目的」を果たせないなら、続けるべきではない
今の仕事を続けたとしても、あなたの「働く目的」を果たすことができない!
この場合も、今の仕事を続けるべきではないと思います。
働く目的は、人それぞれです。
- お金
- 社会的地位
- 能力アップ
- やりがい
- 自由な立場を得る
- 人間関係を広げる
代表的な目的を挙げても、こんな感じで幅がありますし・・
もちろん、これら以外の目的を持つ人も居るでしょう。
そして、自分の働く目的が何であれ・・
何年そこで働いても、その目的に向かって進むことができない
その場合は、今の仕事を続けるべきではない!となってきます。
例えば出世によって社会的地位を得たくて、会社で頑張ってきたけど・・
重役のポジションが完全に埋まっていて、今後10年以上は空きそうにない!
そんな場合はそこで頑張っても目的を果たせませんので、そこで頑張る意味はなくなってきます。
仕事をする中では忙しすぎて、目的を見失ってしまうことも多いですし・・
そもそも目的をあまり考えず、みんな働いてるから自分も働く!みたいな感じになることも多いです。
しかし目的に近づけない中で働き続けると、時間の無駄になりがちです。
なので「自分の目的」を再確認し、ここで踏ん張ってもそれは果たせない!と思えるなら・・
今の仕事を続けるべきではない、と言えてしまうでしょう。
「辞めると生活できない」なら、今は続けるしかない
「続けるべき」となってしまう例のほうも、ひとつ紹介しておきます。
「辞めると生活できない」状況なら、今はその仕事を続けるしかない。。
これが現実になってくると思います。
現代で人が生きていくためには、お金が必要です。
ここはもう、詳しく説明する必要もありませんよね。
衣食住どれも、お金なしで手に入れるのは不可能に近いはずです。
そして辞めたあとも生活していくには、
- 次の就職先
- しばらく生活するための、生活防衛資金
- 失業保険といった保障
- 不労所得
こういった要素のどれかが、十分なレベルで必要になるもので・・
これらがひとつも用意できないなら、そもそも「続けるべきか?」という選択の余地が作れなくなります。
強制的に、続ける一択になってしまいますよね。
もちろん「辞めたあとの生活の保証」なんて、そう簡単に作れるものではないと思いますが・・
実際に「今の仕事を続けない」という選択をするためには、どうしてもそれが必要になる!
これも、動かしようのない現実になるのではと思います。
なのでもし今現在、辞めると生活できない状況で・・
さらに、今の仕事を続けるべきではないのでは?と気づいてしまっている。。
そんな場合は、まずはいろいろな手段で「辞めたあとの準備」が必要!
話はそれから!ということになってしまう。。と思います。
ギリギリのところで迷ったら
今の仕事を続けるべきか?の判断要素を、いろいろ挙げてみました。
そしてひとつひとつをチェックしていけば、続けるべきか?は分かってくると思うのですが・・
しかしギリギリのところで迷うことも、あると思います。
たとえば、今の仕事は理不尽なことが多いけど・・
でもスキルアップにつながるし、好きな業務も結構ある・・!
そんな感じでプラス要素とマイナス要素が、バランスを取ってしまっているような状況ですね。
そしてギリギリで迷ったときでも、続けるべきか?をちゃんと判断するには・・
「自分にとっていちばん大切なこと」を基準にする!
この視点がとても有効だと思います。
これは仕事がどうこう言うより、自分の人生にとってのことです。
もちろん何がいちばん大切か?は人それぞれですが・・
- 安定した生活
- 余裕のある時間
- 仕事のスキル
- 家族とのつながり
- 今後に向けての貯金
- 楽しさや刺激
例えば、こういったものがあり得るでしょう。
そして自分の内面についてじっくりと考え、何がいちばん大切か?が浮かび上がってきたら・・
それを最優先する!という目線で、ものを考えてみましょう。
そうすれば「今の仕事を続けるべきか?」なんてところでは、そうそう迷わなくなるはずです。
何が大切か?を見失い、どうでもいいことに捉われる!というのは、よくあることです。
たとえば家族との時間が大事なのに、ついつい仕事だけに囚われて台無しにしてしまう・・なんてのは典型でしょう。
特に日常があまりに忙しかったりすると、何が大切か?といった視点は押し流されてしまうものです。
なので今の仕事を続けるべきか?を、ギリギリのところで判断したいときは・・
いちど冷静になり、自分にとっていちばん大切なものをキッチリ見極める!
この視点が有効だと思います。
「続けるべきではない」と判断したら
今の仕事を続けるべきか?を、じっくりと考え・・
最終的に「続けるべきではない」と判断した!
その場合は、どうすればいい?
仕事を続けるべきではないと判断したら・・
いちばん基本的な選択肢は「転職」となるでしょう。
働かなくても生きていける特殊な事情でもない限り、それがいちばん自然な流れとなるはずです。
私自身、今の仕事を辞めるとしたらそうすると思います。
しかし転職は知識が必要な、なかなか難しい行動です。
そして十分な情報収集なく、勢いで動いてしまった場合・・
また「今の仕事を続けるべきではない」と思う仕事に転職してしまう可能性は、高くなってしまいます。
なのでそういった方向に進まず、うまいこと転職する方法について・・
上の記事で、分かる限りのことを書いてみました。
続けるべきではない!と判断し・・
しかも何も行動をしなかった場合は、その仕事を何年も続けることになります。
なので・・簡単なことではないかもしれませんが、その場合は職場を「離れる」方向に向かって動く!
これが大事なことになってくるのでは・・と思います。
今回は今の仕事を続けるべきか迷ったときの判断法をテーマに解説しました。