自分、性格が真面目すぎる気がするんだけど・・
同僚や友人によく、真面目すぎるよ!と言われるんだけど・・
真面目すぎる人に向いてる仕事って、何?
真面目であることは基本的に、良いことです。
しかし真面目も「過ぎる」と、逆効果になってしまうことがあります。
なので真面目すぎる人は「生真面目」「堅物」とか言われ、揶揄されてしまうことも多いものです。
しかし真面目すぎるというのは、その人の持つ特性のひとつです。
なのでもし真面目すぎると自認するのなら、真面目すぎる性格を活かした「向いてる仕事」を選びたい!
そう考えるのは、自然なことなのではと思います。
なのでこの記事では、真面目すぎる人に向いてる仕事の条件は?
具体的な職種には、どんなものがある?
といったところを解説していきます。
目次
真面目さが高く評価される仕事
真面目すぎる人に、向いてる仕事の条件・・
ひとつめは「真面目さが高く評価される」ということです。
仕事でまわりから高く評価されるというのは、もちろん大事なことです。
高く評価されることができれば、社内における「立場」を上げて快適な仕事生活を送れますし・・
場合によっては「出世」「給料アップ」といった、実利につながる場合もあります。
しかし仕事の評価には、いろいろな軸があります。
仕事によっては、たとえばガンガン前に出て働く「積極性」が高く評価されたり・・
顧客や同僚たちとスムーズなコミュニケーションが取れる「コミュ力」が高く評価されたりという感じです。
そしてもちろん、やるべきことをちゃんとやる「真面目さ」を評価軸のひとつです。
そしてもちろん真面目すぎる人が有利になるのは、真面目さが評価される仕事です。
真面目さが評価される仕事なら、一番の強みである真面目さを発揮し続けるだけで・・
自動的にどんどん有利になっていけますので、もしそれが出来るなら最高なはずです。
じゃあ、真面目さが評価されるって具体的にどんな仕事?
- 正攻法が通用しやすい
- 細かく正確なチェックが必要
- コミュ力や要領といった、他の要素があまり必要ない
こういった条件を満たす仕事なら、真面目さが評価されやすいと言えるでしょう。
「真面目に長時間頑張る」といった正攻法が通用しやすい仕事なら、真面目さは高い効果を発揮しますし・・
細かいチェックが必要な仕事は、手を抜かず真面目にやれる人の独壇場ですし・・
コミュ力や要領の良さといった他の要素があまり必要ないなら、それらが足を引っ張ることがなくなります。
という感じで、真面目すぎるという特性を活かしていくためには・・
真面目さが評価される仕事を選ぶ!が、まず有効な視点になると思います。
真面目さを利用されない仕事
真面目な性格を、上司や会社に「利用」されにくい・・
ここも真面目すぎる人に向いてる仕事を探すときの、見逃してはいけないポイントです。
真面目さというものは残念ながら、うまいこと利用されやすいものです。
仕事で利用されてしまいやすい人の特徴は、
上の記事で解説しているのですが・・
真面目すぎる人は例えば、
- 自分にあまり利益が来ない仕事だけど、真面目にがんばる
- 理不尽に押し付けられた仕事だけど、真面目にがんばる
- クリアさせる気が無いような無茶なノルマだけど、真面目にがんばる
こんな感じで無理・無茶・理不尽な仕事であっても、真面目に頑張ってしまうものです。
そしてそれは上司や経営者といった人たちからすると、とても都合のいい存在となります。
社員たちも無理や無茶を言ってしまえば、普通はやる気をなくしたり辞めたりするものですが・・
真面目すぎる人はそんなことをしても変わらず、一生懸命に踏ん張ってくれるからですね。
なので社員の真面目さや純粋さをうまく活用し、無茶な働き方をさせてガッポリ儲けてやろう!
こう考える上司や管理者が多い仕事、こういう考え方がまかり通る仕事にコマを進めてしまうと・・
真面目すぎる人はどんどん搾取され、奈落に落とされてしまうかもしれないのです。。
なので真面目すぎると自認するのなら、真面目さをうまく利用されたりしない仕事を選ぶ!
この考え方は身を守るためにも、必須になってくると思います。
特に「理不尽なことが多い仕事」だと、真面目すぎる人は「理不尽対策」に使い潰されてしまいますので・・
上の記事も参考に、理不尽が少ない仕事を探す!というのも有効でしょう。
真面目さが裏目に出ない仕事
真面目さというものは、仕事においてプラスに働くことも多いのですが・・
真面目さが「裏目に出る」、というのも少なからず起きることだったりします。
真面目すぎるがゆえに、リスクやデメリットが発生してしまうわけですね。
なので「真面目さが裏目に出ない」仕事、というのも必要な条件のひとつです。
真面目さが裏目に出るって、具体的には?
- 真面目すぎてミスをする
- 真面目すぎてストレスに潰される
- 真面目すぎて軋轢を生んでしまう
こんな感じです。
まず・・真面目すぎる人は、真面目な人ならではのミスをしてしまうことがあります。
真面目なら、ミスは少なくなるものでは?と思われるかもしれませんが・・
上の記事で書くように「真面目な人ならではのミスの原因」というのは、意外に多いものだったりします。
たとえば「真面目な人特有の要領の悪さ」といったものが、足を引っ張ったりするわけですね。
そして、真面目すぎる人はストレスに潰されやすいものです。
ここはもう、イメージの通りとなるでしょう。
仕事にあまりに几帳面に取り組みすぎて余裕がなくなり、ダメージを受けてしまう感じです。
職場のメンタル系の病気は、真面目な性格の人によく起きる・・というのも、常識のようになっていると思います。
もしくは・・真面目すぎる人は、真面目さを原因としたまわりとの軋轢を生んでしまうことがあります。
例えば、手を抜こうとした人をズバズバ指摘しすぎて、鬱陶しいと思わせてしまう感じですね。
真面目すぎる学級委員長が、クラスのみんなに嫌われてしまうようなイメージです。
真面目すぎる性格というものは多少なりとも、裏目に出てはしまうものですが・・
どのくらい裏目に出るのか?は仕事によって、まったく違ってくるものです。
なので裏目に出る程度が小さい!というのも、真面目すぎる人に向いてる仕事の条件となってきます。
真面目すぎる人に向いてる具体的な仕事は?
真面目すぎる人に向いてる仕事の条件は、
- 真面目さが高く評価される
- 真面目さを利用されない
- 真面目さが裏目に出ない
この記事で書いてきたと通り、こんな感じです。
じゃあ、これらの条件を満たす「真面目すぎる人に向く具体的な仕事」って、何?
- 医療職
- 警察官
- 弁護士
- 研究者
- 銀行員
- システムエンジニア
- 食品などの品質管理者
- 航空管制官
ほんの一部にはなりますし、必ずしもすべての条件を満たすわけではありませんが・・
挙げたような仕事は真面目すぎる人にとって、検討する価値のある選択肢になるのではと思います。
逆に、その仕事に「向いていない」時には、
上の記事で解説したような「仕事に向いてないときに出るサイン」がみられるものです。
なので今の仕事や試しに就いてみた仕事で、そういったサインが出るのなら・・
それはおそらく「真面目すぎる人に向かない仕事」になってくるので、離れたほうがいい・・となるでしょう。
今回は真面目すぎる人に向いてる仕事について解説しました。