終わってる会社って、どんな会社?
世の中には、いろいろな会社があります。
メキメキ伸びている順調な会社、可もなく不可もない普通の会社があり・・
そしてどこからどう見てもダメな「終わっている会社」もあります。
そしてもしあなたが現在、就職活動をして会社を選ぼうとしているなら・・
終わってる会社は、何としても避けたい!
そう思われるのではと思います。
もしくは、いま自分が勤めている会社はダメな会社だ!と思う場合・・
この会社はもう将来性なんて無い、終わってる会社なのか?
もし終わってる会社なら、今のうちに抜け出しておきたい!
そういった考えをするのも、自然なことだと思います。
なのでこの記事では、終わってる会社の特徴とは?
避けるためには、どんなことに気をつければいい?
ここを解説していきます。
目次
終わってる会社は「雰囲気」が終わってる
終わってる会社の、いちばんの特徴・・
それは会社の「雰囲気」が終わってる、ということです。
満足できるような会社であるほど、雰囲気も良くなるものです。
働けばちゃんとリターンがある!将来性がある!理不尽なことが起きない!
そんなプラス要素ばかりの会社なら当然、みんなの雰囲気は良くなりますよね。
そして逆に、マイナス要素だらけの終わってる会社だと・・
それを反映するように、社員たちの雰囲気も悪いものになります。
会社に対して不満だらけなら、もちろんそうなるはずですね。
具体的に、どんな雰囲気になるの?
- ギスギスした近寄りがたい感じ
- ドロドロした不快な感じ
- ピリピリしたストレスフルな感じ
ざっくりとしたイメージだと、こんな感じになってきます。
中でも、とてもよくあるパターンの「ギスギスした職場」について、
上の記事で解説しているのですが・・
そういった感じの、この会社は避けておきたい!と感じさせるような雰囲気があるわけですね。
そして大事なのは、この雰囲気は感じ取れるということです。
なのでその会社に入る前に、ギスギス・ピリピリした雰囲気を感じ取ることができれば・・
ここは終わってる会社なのかも?と判断し、あらかじめ避けられるかもしれません。
じゃあ・・雰囲気って具体的に、どんなところで感じ取れるの?
例えば「会社説明会」とか、「職場見学の最中」とかが狙い目でしょう。
そういった「社員を直接見ることができる機会」を、逃してはいけません。
会社のホームページとか偉い人のスピーチとかは、良い印象を与えるためコテコテに塗り固められるものなので・・
実際の職場を見るほうがはるかに、活きた情報を得やすいからですね。
だからこそ就職先を選んだりするときは、自分の足で歩き回るのが大事!と言えます。
たとえば私自身、新卒で就職しようとするときに、いくつかの職場を見学して回ったのですが・・
その中のひとつの職場で、明らかにギスギスした雰囲気を感じたところがありました。
何というか、職員みんなの表情がやたら固まっていて、んん?と感じるような感覚があったものです。
なのでその会社はひょっとして、ダメな会社なのでは?と考えてスルーしたのですが・・
後日友人から聞いたところ、そこは上司に絶対服従・労基法無視が当たり前みたいな、なかなかのブラック職場だと分かりました。
なので、あの時ちゃんと雰囲気を感じられて良かった・・と胸を撫でおろしたものです。
という感じで、終わってる会社には独特の雰囲気がありますので・・
いろいろな機会を使って、その雰囲気を鋭敏に感じ取る!
これが終わってる会社を避ける、なかなか有効な対処法になってくると思います。
終わってる会社は「仕事レベル」が終わってる
会社の「仕事レベル」が、終わってる・・
これも終わってる会社の、とても大事な特徴となります。
会社は「仕事のレベル」が高いほど良いものです。
会社は仕事レベルが高いほど、多くの利益を上げられるのが基本ですので・・
仕事レベルが高いほど、より有利に会社を回していけるようになるからです。
そして仕事レベルが終わっていて、社員たちの目的意識も向上心も無いような会社では・・
利益が出ないので給料も安くなりますし、設備投資もできず労働環境も悪くなりがちです。
そしてそれが続けば、終わってる会社まっしぐら・・ですよね。
レベルの低い会社というのは、具体的にどんなもの?といったところは、
上の記事で、詳しく解説しているのですが・・
仕事レベルの水準が低く、ビジネスとしてまともに成り立たなくなっている!
これも終わってる会社の、注目すべき特徴となってきます。
終わってる会社は「評価が理不尽」
頑張っても正当に評価されず、理不尽に悩まされる!
これも終わってる会社の、よくある事情です。
会社では貢献すればするほど、評価されるのが基本です。
評価というのは給料アップだったり、出世だったりいろいろですが・・
会社の求めるものをたくさん提供したら、そのぶん報酬は増えるのが筋ですよね。
しかし終わってる会社では、頑張って成果をあげても評価されないどころか・・
成果をあげる優秀な人が潰されるなんていう、とてつもなく理不尽なこともよく起きます。
このあたりの事情については、上の記事で解説しているのですが・・
頑張ってちゃんと仕事をすればするほど、むしろ割を食ってしまう!
そんな状況ではもちろん、モチベーションなんて湧くものではありませんよね。
評価が理不尽になる理由は、たとえば会社が儲かっていなくてまともな報酬を用意できないとか・・
もしくは「出る杭を打つ」みたいな、いびつな組織構造になっているとか、が多いでしょう。
という感じで、会社における「頑張り」が正当に評価されず・・
それによって社員のモチベーションが終わってしまい、あとは潰れる方向に一直線・・
これも終わってる会社の、よくある進み方となっています。
終わってる会社は「求心力」が終わってる
人を会社に維持するための「求心力」が、終わってるレベルで低い・・
これも終わってる会社の特徴としては見逃せません。
会社には人を集める力・・求心力が必要です。
会社というものは、社員が離れていなくなればそれで終わりですので・・
社員にこの会社で働いていこう!と思わせる力が無いと、終わってしまうわけですね。
しかし終わってる会社に、求心力はありません。
なので人がどんどん見限って、どんどん離れていき・・
さらにさらに追い込まれていき、終焉を迎える・・という流れになりやすいです。
求心力が無いって、具体的にどんな会社なの?といったところは、
上の記事で解説していますが・・
特に「理不尽だらけの職場」は、社員たちに見放されていきやすいものです。
あなた自身もおそらく「終わってる会社」は、何としても避けたいと思うはずです。
そしてそれは誰でも同じで、みんな血眼になって会社を評価しています。
会社選びは自分の将来を大きく左右しますので、当然ですね。
会社の側が、社員を入社試験などでシビアに振るい落とすのと同じように・・
社員も会社の質をシビアに評価し、関わりを持つか?といったことを判断しています。
なので「終わってる会社」なんてものは、すぐさま見捨てられ・・
ほとんどの人が残らない、きわめて求心力が低い状態になる!
これも自然で基本的な流れになってきます。
終わってる会社は「激落ち」から終わる
収益、評判、雰囲気といったものが「激落ち」している!
これも終わってる会社が持つ、よくある特徴となります。
終わってる会社は長期間、存在し続けられるものではありません。
会社の経営というのは、競争だらけのシビアなもののはずですので・・
「終わってる状態」で長期間生き続けるなんて無理だからですね。
なので終わってる会社は急降下みたいな、すごいスピードで激落ちして・・
そして地面にぶち当たって火だるまになって、一瞬で終わる!
そんな感じのイメージで、短期間で終わるものになってきます。
なので終わってる会社を見極めたいときは「激落ちしているところ」を見極めるのがコツになってきます。
激落ちしている会社はほどなく「終わってる会社」になる可能性が高いからですね。
激落ちしている時点で、もう半分終わってる!という見方もできるでしょう。
じゃあ、会社が激落ちするときの兆候ってどんなもの?
ここは、
上の記事で解説しています。
そして会社が落ちていくところに「巻き込まれる」と、たくさん理不尽な思いをすることになります。
社員が減りまくって負担が集中したり、業績が悪いので給料がカットされたり・・ですね。
なのでそんな目に遭わないためにも、会社の激落ちは見逃さない!
激落ちの予兆はどんなものか?を知り、それを確実に見切る!
これも終わってる会社を避ける、大事なコツになってきます。
終わってる会社を「終わらせる原因」とは
終わってる会社の特徴は、そんな感じなのですが・・
会社を終わらせていく「原因」って、具体的にどんなもの?
ここも解説しておきます。
もちろん、いろいろな原因があるのですが・・
インパクトが大きい原因をひとつ挙げるなら、やはり「上層部の質」でしょう。
社長・取締役・本部長といった上の人たちの質、ということですね。
会社の質は、そこで働く人の質をそのまま反映します。
会社は人が動かすものですので、それはそうですよね。
優れた人ばかりが集まってダメな会社が出来ることも、その逆もまず起きないはずです。
そして会社において影響力が大きいのは、圧倒的に上層部です。
一般社員に理不尽な人が居たとしても、まあ何とかできるものですが・・
たとえば社長がやりたい放題の理不尽人間だったりすると、それをどうにかするのはなかなか難しいですよね。
なので上層部に能力があまりに低いとか、性格が最悪とかの終わってる人が多い場合・・
その組織はもうどうしようもなく、終わっていくことが多いのです。
組織は頭から腐る・・とは、よく言ったものだと思います。
そしてもし、上層部の質が低いタイプの「終わってる会社」に就職してしまった場合・・
それを「改善する」のは、まず無理ということになってしまいます。
普通の社員に、上層部の首をすげ替える権力なんて無いからですね。
なので終わってる会社を「終わってない状態」に変える!なんてのはまず無理で・・
何とかしたいのなら退職・転職といった形で、自分側が離れるしか無い!
残念ではありますが、たいていの場合でこれが現実になってくるでしょう。
自分自身の機動性を上げ、「終わってない会社」に転職できる力をつける方法は、
上の記事で解説しているのですが・・
終わってる会社に巻き込まれ、ひたすら理不尽な目に遭わされたりしないためにも・・
ぜひとも日頃から、終わってる会社に入らない・離れるための力を養っておきたいものだと思います。
今回は終わってる会社の特徴をテーマにお話ししました。